アゲハチョウ総合@ ウィキ
http://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/
アゲハチョウ総合@ ウィキ
ja
2014-06-06T15:13:19+09:00
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ミカン科植物
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/39.html
・柑橘類(柚子、ミカン、オレンジ、金柑など)
・カラタチ
・山椒、イヌザンショウなど山椒類
・カラスザンショウ
・キハダ
・ルー(ヘンルーダ、猫寄らずとも言う)
・ハマセンダン
2014-06-06T15:13:19+09:00
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トップページ
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/1.html
*まず最初に
ここはアゲハチョウの生態や種類、飼い方などの情報を集めるwikiです。
新しく発見された情報は、本スレでよく吟味のうえ、どんどん記載しちゃってください。
また、一部アゲハチョウ科に属さない種類も扱います。
*現行スレッド
2ちゃんねる、昆虫・節足動物板の現行スレッドです。わからない事はここで聞いてみよう!
アゲハの幼虫はキモ可愛い 10
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/insect/1402034011/l50
*アゲハチョウってどんな蝶?
アゲハチョウは、チョウ目(鱗翅目)、アゲハチョウ上科、アゲハチョウ科に属する蝶類の事です。一般的には、我々が良く知っている黄色と黒の縞の蝶、ナミアゲハを示す事もあります。アゲハチョウは南極を除く全ての大陸に生息し、その数は550種類程度と言われており、日本でもそのうちいくつかの種類を見たり触れたりする事が出来ます。アゲハチョウは他の蝶類に比べて特に身体が大きく、その優雅な姿と温厚な習性から、日本でもたくさんの人が趣味で飼い育てています。
*アゲハチョウの生態
アゲハチョウは卵→幼虫→蛹→成虫と姿を変える、完全変態生物です。
その中でも最も期間の長い幼虫と成虫では、特徴も全く違い、まるで別種の生物のようでもあります。
日本ではおおよそ5月~11月の間発生し、寒い日や時期になると活動が鈍ります。
・卵 エサとなる草木の各所に粘着性物質で産み付けられます。他の昆虫の卵同様、無防備そのもので、物理的な力にはとても弱いですが、熱や乾燥には非常に強いです。卵を食べる生物や、卵に寄生するハチなどの天敵が存在します。おおよそ産卵後3日~10日程度で孵化します。
・幼虫 飼育をする場合はほとんどがこの期間の世話になります。卵から這い出た幼虫は、まず栄養分の豊富な卵の殻を食べます。(食べない場合もある)その後はエサとなる草木の葉をひたすら食べ続け、ある程度大きくなる毎に約1日の休眠状態になり、脱皮を行ってさらに大きく成長します。この時脱いだ皮もやはり栄養分が多く、自分で食べてしまいます。(この行動は敵に見つかりにくいようにするためという意見もある)このサイクルをおおよそ4回繰り返し、5つ目の姿で我々が良く知っている青虫になります。アゲハチョウの幼虫に共通する特徴として、万能の糸(身体を固定するのが主な役割)を吐く器官、臭角と呼ばれる威嚇のための器官を持っている事が共通します。臭角は天敵に狙われた際や、大きな振動などに反応して頭部から突きだされますが、字の通り凄まじい臭いを放っており、人によっては不快感をもたらします。しかしハチやクモなどに対しての有効性はあまり無いようです。幼虫は小さいながらも栄養の塊であるために、天敵の数が非常に多く、また農家などにとっては害虫以外の何物でもないため、防除の対象となり、野生の個体は最終的には、ほとんどが何らかの形で死んでしまいます。
・蛹 十分に大きくなった青虫は、食べるのをやめてまる1日ほど休眠状態になります。種類にもよりますが、背中の中心に脈打つ血管が透けて見えるようになるのがこの合図です。しばらくすると大量のフン(水っぽく、下痢と呼ばれる)をして、猛烈な速度で育った食草から脱走を開始します。(脱走しないものもいる)このフンは成虫になるにあたって、不要になった消化器官を捨てているのだと言われています。脱走が始まるとみるみる身体は縮んでいき、青虫の時の半分くらいになってしまいます。脱走をするのは蛹になるにあたって、天敵に狙われない、環境がいい、羽が伸ばせるなど条件のいい場所を探すためと言われています。場所が定まると、幼虫は蛹の身体を支える為の糸作りを始めます。まず尻尾の先端を固定するための糸の台座を作り、その次に背中を固定するための強靭な糸を作ります。この糸は極めて頑丈で、何かがぶつかったくらいで切れる事はそうそうありません。糸がきっちり出来あがると、幼虫はその中に身体を通して、完全な固定状態になります。こうなると後は蛹になるための最後の脱皮を待つだけで、この状態を前蛹(ぜんよう)と呼びます。まる1日ほどの休眠の後、最後の皮を脱ぎすてて、中から蛹が現れます。しばらくは柔らかいですが、3日ほどすると非常に頑丈な外殻が出来上がります。また、蛹はある程度保護色を得る事ができ、状況によってオレンジ、茶色、アイボリーなど実に様々な色になります。蛹は基本的には全く動けませんし、ものも食べません。また、蛹以外の形態では寒さに抵抗できないため、この形態で越冬を行います。越冬した蛹は温度や環境の変化には非常に強く、きちんと春の訪れを感知してから羽化します。
・成虫 蛹になってから約7日~15日ほどで、正常な状態であれば羽化が始まります。身体が出来上がると蛹の身体は透き通り始め、中の蝶の色が見えるようになってきます。こうなるとおおよそ1日中には羽化になります。羽化の際には蛹の上部が割れ、中からしわくちゃに折りたたまれた成虫が這い出てきます。この際には必ず成虫が捕まる事ができ、なおかつ羽を伸ばせる場所がある事が大事です。這い出た成虫は、広い空間で約半日をかけて、羽に体液を送りこみ、飛翔の準備を行います。この時に地面に落ちてしまったり、強い衝撃が加わったりすると、羽は一生伸びず、羽化不全になります。もちろん大空を舞う事もできません。また、同時に蜜を吸うための伸び縮みする口、ストローも同時に作ります。ストローは羽化したてでは左右対象に分かれたひも状の状態になっており、これを貼り合わせる事でストローの完成となります。当然ですがこのストロー作りも、上手くいかないとモノが食べれず餓死を待つのみとなってしまいます。身体の調子が整うと、成虫はゆっくりと飛び立っていきます。以後は約2週間、花の蜜を吸い、交尾と産卵を死ぬまで繰り返します。メスは幼虫のエサとなる草木をつま先で感じる器官を持っており、きちんと探し当てて産卵を行います。ただし農薬などがかかっている所には近づきません。
*日本のアゲハチョウ
日本で見る事のできる代表的なアゲハチョウです。
名前をクリックで詳細のページへジャンプします。
・[[ナミアゲハ]]
・[[クロアゲハ]]
・[[カラスアゲハ]]
・[[オキナワカラスアゲハ]]
・[[ヤエヤマカラスアゲハ]]
・[[オナシアゲハ]]
・[[ミヤマカラスアゲハ]]
・[[シロオビアゲハ]]
・[[オナガアゲハ]]
・[[モンキアゲハ]]
・[[ナガサキアゲハ]]
・[[キアゲハ]]
・[[アオスジアゲハ]]
*アゲハチョウを育ててみよう!
アゲハチョウを育てるのはそんなに難しい事ではありません。
何しろ日本中にいますし、主な食草となる柑橘類も本州以南はそこら中に生えています。
しかしやはり生き物です。飼育のうえで注意すべき事も多く、気をつけないと悲惨な思いをする事になってしまいます。
ここではいくつかの項目に、大まかな飼育のコツと生態をまとめますが、
成虫は空を飛びまわって子孫を残すのが目的なので、飼育の対象外とします。
・[[まずは探してみよう]]
・[[どんな所で飼えばいいの?]]
・[[エサはどうしたらいい?]]
・[[天敵に気をつけろ!]]
・[[蛹と越冬について]]
・[[成虫と産卵について]]
・[[成虫を呼んでみよう]]
2014-06-06T15:11:22+09:00
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寄生虫
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/34.html
・タマゴバチ 卵に寄生する、見えないような小さな小さなハチの仲間です。
このハチに寄生された卵は黒く変色し、幼虫が生まれる事はありません。
何しろいるかどうかもわからないような小さな生き物ですので、あまり気にしないでもいいでしょう。
寄生する期間は「卵の間のみ」です。
・ヤドリバエ 普通のイエバエよりも一回り大きい、ハエの仲間です。
ある程度育った幼虫の身体か、幼虫が食べそうな葉に白い卵を産み付け、そこから卵ごと寄生します。
身体に付いた場合は、幼虫が取れないような位置を狙い、強力な接着剤で固定されます。
生まれた幼虫はアゲハチョウの幼虫の表皮を食い破り、直接体内に侵入、寄生します。
葉についた場合は、幼虫が食べる事で体内に侵入し、消化される事なく体内で孵化、そのまま寄生します。
人間が見つける事は難しくないので、もし見つけたら急いで取り除きましょう。
不幸にも寄生されてしまった場合には、チョウが蛹になって少ししてから殻を食い破って現れます。
出現が近くなると、蛹には異常な色や、真っ黒い影などが現れるようになり、蛹がもがき苦しんで暴れる事もあります。
ヤドリバエは[[アオスジアゲハ]]の幼虫にとって、特に天敵となる存在です。
寄生する期間は「幼虫の間のみ」です。
・アゲハヒメバチ 他の寄生虫よりも大きな、寄生バチの仲間です。
あまり数は多くありません。幼虫の身体に直接産卵管を刺し、体内に産卵するという特徴がありますので、
寄生された幼虫は青虫になると、刺された傷痕が真っ黒い点になって残る事もあります。
寄生されていた場合は、蛹の中を自身のゆりかご代わりに使い、そのうち殻を食い破って羽化します。
ヤドリバエは複数出現する事がありますが、このハチは複数寄生しても必ず1匹しか現れません。
成虫はかなり大きいのでネットでの防御などが効果的です。
寄生する期間は「幼虫の間(3令以上くらいの大きさ)」のみです。
・アオムシコバチ アゲハチョウの成長と飼育、そして他の鱗翅目においても最大の天敵です。
体長5ミリにも満たないような非常に小さな寄生バチの仲間で、非常に数が多く、狙われる危険性が高いです。
優れた触角のセンサーを使って、寄生する対象がいる所を正確に見つけ出し、しつこくしつこく狙ってきます。
アオムシコバチは鱗翅目の蛹に大量に産卵し、その後15日ほどで死んだ蛹から大量のアオムシコバチが出現します。
一度に発生する数はとてつもなく多く、1つの蛹から200匹以上が現れたという報告もあります。
アゲハチョウを飼育する上でも最も対処の難しい天敵となります。
というのも、アオムシコバチは非常に小さく、虫かごの通気口などは平気で通り抜けてしまうからです。
さらにアオムシコバチは、幼虫の唾液と、[[食草]]の汁が反応してできる臭いを狙ってくるため、隠してもすぐに見つかってしまいます。
幸いな事に狙われるのは「前蛹から蛹になって4日目くらい」と言われていますので、その時期に対処が出来れば以後は大丈夫です。
何しろ小さいので、目の細かい洗濯ネットや、完全に屋内の奥まった所に蛹や幼虫を隠してしまうのが有効です。
こいつに寄生された蛹には、シャーペンで突いたような黒い点が残ります。
屋内で大量発生されたりしたら地獄ですので、蛹がおかしいな、と思ったら気をつけましょう。
こいつの寄生を完璧に防ぐ事が出来るようになれば、かなりの確率で成虫に出会えるようになる事でしょう。
寄生する期間は「前蛹から、蛹になって4日目くらいまで」と言われています。
2011-08-05T22:26:06+09:00
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人間
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/40.html
このwikiをわざわざ見に来たような人は生き物が大好きで、可愛いと思えるような優しい心の持ち主だと思います。
しかし悲しい事に、人間の中にも面白半分でアゲハチョウを殺したり、園芸の敵として嫌う人もいます。
むしろアゲハチョウの飼育は、趣味としてはマイノリティに分類されると言わざるをえません。
それもまた人間社会におけるアゲハチョウの宿命です。そんな場面に遭ってもどうか怒らないでください・・・。
人はわかりあえないのです。
2011-08-05T21:50:31+09:00
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毒物
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/35.html
・農薬全般 農薬、と言う事ですので使うのはもっぱら農家や、大きな園芸店などになります。
ヨトウムシやウリハムシと言った害虫に有効と書かれる成分も、アゲハチョウには十分毒物となります。
基本的に農薬のかかったものは使用はNGですが、使用後1年ほどが経過したものは大丈夫とも言われます。
・消毒・殺菌剤 農薬と異なり、こちらは植物自体のカビや細菌を防ぐための薬です。
アゲハチョウの仲間には有効なものとそうでないものがあるようですが、もちろん使わないにこした事はありません。
・一般殺虫剤 どこの家庭にもある、殺虫スプレーやベープマット、蚊取り線香などです。
これも明確に効き目のあるものとそうでないものがあります。もちろん使わないのがベターです。
庭の蚊を殺すついでに幼虫も殺してしまった、などという後悔をしないためにも気をつけましょう。
2011-08-05T21:49:10+09:00
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捕食者
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/33.html
・鳥 その辺にいる鳥の仲間は、チョウの形態問わず、見つけると食べてしまいます。
しかしアゲハチョウの幼虫は、毒物であるアルカロイドを含む植物を食べる事が多く、これを鳥が食べると中毒を起こすため、
鳥はよほど空腹にならないと食べる事はしません。また、幼虫の白黒擬態は鳥の目を欺くのに大きな効果を発揮します。
鳥に関しては家の中まで入ってきたりしないので、あまり気にしないでもいいでしょう。
・ハチ ここでは肉食のハチを指します。アシナガバチやスズメバチと言った肉食バチは、
幼虫を見つけるとしつこく攻撃して殺し、肉団子にしてしまいます。幼虫は無力なので一度攻撃されたらまず助かりません。
ハチは非常に賢く、一度幼虫を捕まえた場所には再びやってくる可能性が高いので、襲撃の場面を見たら次の来襲に備えましょう。
ハチは屋内には入ってきませんし、大きいので何かで覆ってしまうのも有効です。
・カマキリ どこにでもいるカマキリ全てです。非常に獰猛で、自分より小さいものであれば何でも食べてしまうので、
こいつに襲われたら絶対に助かりません。ハチと違って人間には無力なので、カマキリ自体をどこかへ放り投げてしまいましょう。
ただしカマキリは益虫害虫問わず、庭の様々な昆虫やクモも食べてくれるので、園芸家などには益虫となります。
・クモ ここでは巣を張る大型のクモと、庭を走り回るハエトリグモなどを指します。
ご存知の通りクモの巣は成虫にとっては強力な罠となります。少し引っかかったくらいなら振りほどけますが、
真ん中に突っ込んでしまったりするともう逃げる術はなく、生きたままクモの餌となります。
動き回るタイプのクモに関しては、小さい時期の幼虫を食べます。彼らは柑橘類の葉上などで休んでいる事も多く、
卵から生まれたばかりの幼虫がクモのアゴに挟まっていた、などというのは珍しい光景ではありません。
ある程度育った幼虫は重くてかじれないので狙われません。
・アリ さまざまな種類のアリです。彼らは基本的にはアゲハチョウを狙う事はありませんが、
土の上に落っこちた幼虫や、弱って体液を漏らしている幼虫はエサと認識して攻撃します。
また、柑橘類の新芽にはアブラムシが多く湧くので、枝の上でアリと幼虫が衝突する事がしばしばあります。
この場合は幼虫が弱っていない限り、お互いに無視して通るのであまり気にしないでいいでしょう。
2011-08-05T21:46:58+09:00
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天敵に気をつけろ!
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/29.html
アゲハチョウの幼虫は栄養の塊であるため、自然界ではさまざまな生き物に狙われます。
飼育をする場合は常に彼らに狙われないよう、場所や環境に気を付ける必要があります。
また、みかん農家や園芸店にとっては害虫以外の何物でもないため、専用の薬品で殺されてしまいます。
こういった薬品には幼虫も成虫も敏感で、意地でも食べたがりませんが、
あまりにも空腹で我慢できずにかじったりすると、死んでしまうので気をつけましょう。
・[[捕食者]] アゲハチョウを直接のエサとする生き物たち
・[[寄生虫]] アゲハチョウを自分が成長するための苗床とする生き物たち
・[[毒物]] 害虫を殺すための薬の数々
・[[人間]] 最大の味方にして敵
2011-08-05T21:42:49+09:00
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食草
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/36.html
[[ミカン科植物]]
[[セリ科植物]]
[[クスノキ科植物]]
2011-08-05T01:29:07+09:00
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セリ科植物
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/37.html
・パセリ
・アシタバ
・ニンジン
・三つ葉
・フェンネル
・ディル
・その他多数
2011-08-05T01:21:13+09:00
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クスノキ科植物
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/pages/38.html
・クスノキ
・タブノキ
2011-08-05T01:19:02+09:00
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