真城華代(ましろ・かよ)


華代ちゃん(シリーズ)の主人公にして狂言回し。「人間災害(ヒューマノイド・タイフーン)」の異名をとる災厄の元凶。
どこからともなく現れて「セールスレディ」を名乗り、「悩みを解決する」と言って「名刺」を渡して話を聞く。
ところが、どの様な悩みを聞こうが最後にはほぼ必ず依頼者は性転換されて放り出される、という末路を迎えることになる。
複数存在していて、それぞれ微妙に性格と服装が異なるらしい。事実、通称「まとも華代」と呼ばれる性格が(比較的)まともな華代も存在する。実際何人居るのかは不明。
「他人を性転換(変身)させる」という特殊能力を持ち、のみならず着ている服までも女性ものに変えてしまう「超能力」(?)を持つ。なお、華代ごとになんらかの不得意分野が存在するが、大抵は自分の得意分野だけで解決しようとする上、いざとなれば別の華代がカバーできるためあまり気にされていない。

別の華代
別世界の華代
88947110(ハヤクシナイト)番
NO.HNT63GO

シリーズ設定


華代ちゃんの設定

小学校低学年程度の日本人の少女、という他は特に決まっていない。作品によって「10歳くらい」と書かれることもあるようだ。
概(おおむ)ね「7~10歳程度」と考えて間違いないだろう。

名刺

「ココロとカラダの悩み、お受けいたします 真城華代」
と書かれた名刺を常に差し出す。
これはインスパイアされた「笑うせぇるすまん」の喪黒福三が名刺を出していたことから真似しただけで特に深い意味は無かった。
ところが「華代ちゃんといえば名刺、名刺と言えば華代ちゃん」みたいなことにいつの間にかなっており、「名刺」に引っ掛けた怪談作品まであったりする。

華代ちゃんの外観(イラスト)

これだけ広く親しまれているにも拘らず「特定の外観」を持たない。イラストレイターさんそれぞれの解釈の「華代ちゃん」を自由に
想起してもらって構わない、という設定はこの作品に相応(ふさわ)しいであろう。
とはいうものの「少年少女文庫」に最初に掲載されたみかん飴さんのイラストが現在も非常に強い影響力を持っており、
小説の本文内で見かけを描写される際にはこのイラストを元にしたものと考えられていることも多い様だ。

名前の由来

 後述する「笑うせぇるすまん」にインスパイアされた作品なので、そこから引用。
 最初は「喪黒福三」の「喪黒」(もぐろ)正反対ということで「真っ白」から「真白」としたが、ちょっと間抜けなので発音を残して「真城」とした。
 名前の「華代」は何となくで最初からイメージとしてあった。「ましろかよ」という響きもいいので決定。特に引用した作品などはない。
 ふりがなが無いと若干読みにくい名前となってしまった。
 しかし、そのために副産物として「まじょう・かよちゃん?」などと依頼者が名前を読み間違えるところからコミュニケーションがスタートするなどもあったので怪我の巧妙であろう。


  • 生まれたきっかけ(text:真城 悠)

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最終更新:2015年03月24日 15:25