(番外)プライベート・ライアン


プライベートライアン並みの戦闘描写も入れてくれ

するとその時、ティーガー重戦車の主砲が火を噴いた。
瞬間、その轟音は世界を引きちぎり、熱波と弾丸の破片があたり一面に飛び散った。
上田大尉の隣では、山田奈緒子二等兵が、ブローニング自動小銃を抱えて息をひそめていた。
「来ます。橋に向かって来ます。」



「ガス! 状況ガス!」「ハインドです!」「畜生!」
上田3尉は叫んだ。「座間102、爆破しろ!」応答はない。「座間102、応答しろ!」
『2時に敵戦車!』 BAOM! BAOM! T-80が遠距離から撃ってきた。
『3号車炎上!』「畜生! 山田、全力で橋を渡れ」90式戦車は全力で疾駆した。
ミグ-29が超低空で突っ込んできた。その翼から、ナパームが落とされた。炎の壁が立ち上った。
『ワああナパームだ!』「焼き殺される!」山田奈緒子2曹が悲鳴を上げた。
「落ち着け、直撃されてない。山田、車体を正面に向けろ! 矢部、目標は正面の戦車だ。
戦闘照準、弾種徹甲、距離800。撃て!」
BAM! 「命中!」だがソヴィエト軍は後から後から沸くように押し寄せてくる。
「4号車車長戦死。まだ戦えます」「2号車損傷し砲操作不能。機動は可能」上田次郎3尉は歯噛みした。
「任務達成は不可能。撤収する! 1号が支援する。行け!」
最終更新:2006年09月12日 23:12