菊池愛(菊×山)リレー作品・エロ無

過疎ってるのでリレーのお誘いでも。

とある居酒屋にて。酒を楽しむ矢部と菊池。

矢「菊池の頭ん中はまるっとお見通しやー!!」
菊「…なんですかぁ急に」
矢「知ってるんやー!!」
菊「何をでしょう」
矢「お前な…貧乳好きやろ」
菊「!?…いえ、別に?」
矢「嘘や!俺は見ました~、菊池の鞄の中の~、エロ本を~」
菊「なに勝手に見てるんですか!?」
矢「そこで俺は気付いてしまったんや…。菊池は山田に惚れてるんちゃうか?と」
菊「そんなことありません」
矢「ほんまかぁ?あいつは華奢で色白、顔だけは綺麗、何より胸がない。
お前の本にはそんなんばっか載ってたなぁ?なぁ?」
菊「…はぁ…。そうですよ、僕は山田奈緒子が好きですよ」
矢「んなにぃっ!?…ほんまやったんか」
菊「釣り合わないでしょう?
父にも母にも言えませんよ、エリートの僕が貧乏庶民に片思いなんて…
それに山田さんのそばにはいつも上田先生がいらっしゃるし」
矢「そんなもん気にせんと、正直に言えばええやろ。…その貧乳に惚れましたぁ!って」
菊・山『貧乳貧乳って連呼しないでくださいっ!』
菊「…山田さんっ!!」
矢「おまえっ、何でここに…」


山「それはこっちの台詞ですぅ…。私は、ここで!手品を披露して…
でもショーがうけなくて…店長に同情されちゃって、えへへ…っ
ギャラの代わりに好きなだけ飲んでいーって言われたんでぇ…にゃはっ」
矢「酒クサッ!!…山田、今の話聞いとったか?」
菊「矢部さん!!」
山「…いまの、はなしぃ?……。んと、菊池が私に惚れてるんだって、ゆってました」
菊「聞いてたんですか!?」
矢「なぁ山田、お前に惚れる奇特な男や。つかまえとかな損するぞ」
山「…失礼、ですね…。私恋人くらいいますからぁ!!…にゃ~…」
菊「山田さん、大丈夫ですか!?」
矢「…寝とるわ…菊池、お前んちに連れて帰れ」
菊「だっ…駄目ですよ!!警察が強姦なんて許されませんよ!!」
矢「お前一足飛びやな!…まぁそれでもええわ。
俺は先輩としてお前に山田を譲る!!上田センセに負けるなー!!」
菊「…ど、どうしよう…」

(バトンタッチ)


「う、上田…! 誰か逃げたぞ」
「ん~む、なぜか激しく既視感が……。まあいい、リレーか。だが俺はお呼びじゃないようだな」
「え?そうなんですか」
「菊池が今回のyouの相手らしいぞ。ははは、よかったな」
「なにが良かったんだ。人並みの一物の持ち主だからか」
「い、い、いち…露骨な! そうじゃあ無い。まあエリートだし若いし二枚目だしな」
「二枚目……か?」
「エヌエチケイでさわやかな朝の顔やってたじゃないか」
「あれは別に菊地と違うだろ。まあいいけど……、上田さんもホントにいいんですね? 後で飛び込んでくるの無しですよ」
「ははは、youが誰と何をしようと、俺が気にするとでも?ははは」
「じゃあ、矢部さんと絡もう」
「それは駄目」
「は?今、誰と何をしようとって……」
「駄目ぜったい駄目。俺のいない所で二人きりになっちゃ駄目」
「なんでそんなに必死なんだ?……??」
「とにかくリレーだ。話を繋げなくては、な」
「わ、わかりましたよ」
「というわけでyouは今、酔って前後不覚になり、菊地のマンションで眠っている、と。ほら話進んだぞ」
「無理やり…。しょうがないなぐーぐーぐー」
「スレもラスト間近、頑張れ山田!ふぁいと~」
「ファイト~」
「ふぁいと~」
「ファイト~」
「ふぁい…」
「上田、おまえ絶対途中で邪魔に入るつもりだろ」

(バトンタッチ)

「にゃ~お待ちください将軍様ぁぁぁ!!!……はっ。う…?…う~頭痛い…」
「びっくりした、変な寝言言わないでくださいよ…;大丈夫ですか?」
「…へ?」

…東大だ。なんでこんなとこにいる?っていうかここどこだ?
私また上田さんに拉致られたんだっけ?…あれ?あれ??

「何ぼーっとしてるんですか?早く手を放してくださいよ、動けません」
放してって…あれ?
私がベッドに寝てて…東大がいて…。!?

「な、な…なんで裸なんだお前っ!?」
裸の東大が私の上に…!私が東大に抱き着いてる!?なんだこれなんだこれなんで!?
…まさか、まさか…私…?上田さんともまだなのに…
やばい。泣きそうだ。なんで東大と私がこんなことに?
「………なんで…?」
「な、泣いてるんですか?勘違いしないでくださいよ。
酔った山田さんが倒れたからとりあえず僕の家に運んだだけですよ。
さっき山田さんに水を渡したら思いっきりコップを落としたんで服が濡れて、
着替えてたら山田さんが変な寝言とともに僕に抱き着いた、それだけです!」
「…なるほど。そっか、なんだ~、あぁ良かった!」

なんだ、何もなかったのか。安心した。
東大はなぜか不満そうな顔だけど。



「…上田先生に迎えにきてもらいますか?」
「…上田さんは大事な学会があるから、しばらく大学を出られないって言ってました」

そうだ、だからやけ酒したんだ。そしたら近くの席に矢部さんと東大がいて…
何か大事なことを聞いた気がするんだけど。

「…と、泊まっていいですよ。今夜」
「え…そんな、いいです帰れますから」
「…泊まってください。お願いします」

…なんでそんなに真剣な顔するんだ。ちょっとだけ動揺するじゃないか。
東大…。菊池愛介。こいつのことはあまり知らない。
たまには話してみるのもいいか…。

「…わかりました。今日は泊まらせてもらいます」


ホントに
最終更新:2006年09月06日 04:21