すいません、エロないです。今までの流れに萌えたので・・・

by 66さん


「youのそのいかんともしがたい場末感は、もちろん一見しただけで分かる貧しい乳と
ひねこびた心根を如実に語る表情と予算と芸不足故に華やかさに欠けるクソ奇術のせいなのだろうが、
問題はその衣装にもあるのではないかと思うんだが」
「私のステージを見たことも無いくせに何を言う。あーあ、ラスベガスツアーの様子を
見せてやりたかったなー大金持ちやら石油王から毎日のようにファンレターと差し入れが……」
「家賃の督促状とパンの耳か」
「違う!私の神秘的なトリックと美貌と巨乳のとりこになったどっかの王様に、君の瞳と
同じ大きさの宝石をあげるなんて言われてこんな、こーぉんっな!に!見開いてやりましたよっ」
「ほほう、そして玩具メーカーから永遠の25歳としてアニメキャラクター作る許可でも求められたか?ん?」
「うっ」
「ネタを拝借するならもっと身近なところからにしたらどうだ。プリンセス・テン●ー舐めんなよ。
彼女は通販でヘリコプターをお買い上げだぞ、you。パンの耳など何年も見たことがないに違いない」
「私は実力派だからああいうアイドル的な売り方はしないんです。孤高の天才マジシャンなので」
「孤独だな、たしかに。友達も恋人も雇い主も客もいないもんな」
「……コチンダさんにはいつも大ウケだ。つまり私も愛媛に行けばうひゃひゃひゃ……なんだが
あいにく花やしきがこの山田奈緒子を手放さ」
「愛媛舐めんなよ、you。へっぽこマジック見るよりましな娯楽なんていくらでもある」
「……愛媛行ったことあんのか」
「昔、世界みかん絞り大会の日本代表キャプテンを5期連続で務めたことがあってな。聞きたいか?」
「聞きたくない。とっとと帰れ!」


「ならそれは後にする。後でじっくりぶっつり話してやる。とにかく今はyouのその安っぽい衣装の話だ」
「完璧なわーどろーぶこれくしょんだろ」
「使い慣れない横文字を使っても無駄だ。ほら、お父さんの写真を見ろ!マジシャン特有の雰囲気とはいえ
ダンディないでたちじゃないか。こういう格好でいてこそインチキを暴くのにも説得力がある」
「お父さん言うな!……たしかに父はおしゃれにもこだわる方でしたけど。まあ元がいい男なんで何着ても
素敵なんですけどね!天才マジシャンだし!エヘヘヘヘッ」
「you、本当にファザコンだよな……」
「天才マジシャン同士としての当然の連帯感と尊敬です。美人奇術師協会の共同見解です」
「まったくもって縫製がなってない。配色も趣味が悪い。というかそもそもデザイン的にありえないだろう、これ。
こんな衣装着て誰が嬉しいんだ。こんな衣装見て誰が嬉しいんだ。唯一ましなチャイナドレスにしても
スリットの位置が下過ぎてなんの面白みもないじゃないか。太腿くらい見せろってんだ」
「勝手に触るな!放るな!」
「ええいこんなもの、すりすりすりっと……裂けてー!!」
「ちょっ……あああああっ!!裂いた!ほんとに裂いた!お気に入りだったのに!弁償しろこの馬鹿!馬鹿上田!!」
「もちろんだ」
「……え」
「なにがえ、だ。あまりに惨めなyouのステージ衣装を買い換えてやると言ってるんだ。ありがとうございます上田様は
どうした。このご恩を忘れず一生上田様に仕えますはどうした。土下座はしないのか」
「おまえが裂いたんだろ、人の一張羅」
「オーダーメイドだ」
「は?」
「youの体にぴったり合った、その貧しい乳もカバーできるような完璧な衣装をくれてやる」
「本気か上田、……さん」
「オーダーメイドのメイドさん、なんてな。フフ。マジックといえばバニーも忘れちゃいけないよな、やっぱり。
……ミニスカサンタ……ナース……亀甲縛り……」
「気持ちと現金だけいただいておいてやるから、さっさと金置いて帰れ」
「とにかくそんな感じの鼻血もんのスペシャルコスチュームをともに作り上げようじゃないか、なあ!だからとりあえず」
「なんだ」
「その貧乳測らせろよ、誰にも言わないでやるから」
「なに手をわきわきさせてるんだっ!じゃあその巨根も測らせろよ、言いふらしてやる」
「ゆ、youも素手で測るか?それなら考慮してもいいぞ」
「絶対に嫌だっ」




「髪型変えてイメチェンしたいんやったら腕のいい職人紹介してやってもええよ」 
「ねえちゃん、こうゆうんは言葉遣いから何からなりきる事が大切じゃけえのう!」 
「僕は東大理Ⅲを出ているのであらゆるサイズを舐めて測定することが出来ます!」 
「いや~それはまずいでしょう、ところで僕、萌え~なコス作らせたら天下一品のレイヤー知ってますが、よかったら奈緒子さん……萌え~」 
みたいなのしか思いつけないので続きは自分にはちょっと無理w 
最終更新:2007年12月14日 23:59