ノーラスの風に吹かれて

種族

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Wood Elf


森の民
Wood Elfは他のEld族と特徴を同じくする。細身の身体、魅了的な容貌、尖った耳。その黄褐色の肌は、微かな輝きを放つ。森での生活で鍛えられたその筋肉は、他の古代Elf族に比べて引き締まっている。殆どのWood Elfは髪を長く伸ばしている。着物には布や革を好むが、希少金属を使って製作された軽い鎖帷子や鱗鎧を身に着けることも知られる。また、共に暮らす動物を使って防具を作ることは稀である。


背景
Wood ElfまたはFeir'Dalは、High Elfの自由奔放な血縁である。高慢なHigh Elfよりはるかに他種族に寛容なWood Elfは、陽気で友好的だ。身長は5フィート(150cm)ほどで、黄金色の肌は住処とする森に自然に溶け込む。Greater Faydarkの荘厳な美しさに包まれ、樹上に築かれた建物や昇降機からなるKelethinの街を、Feir'Dalは故郷とする。

Wood Elfは祭りと歌を愛し、創造主Tunareを称えながら生活を営む。他人を受け入れる寛容な性格は、Humanのそれに近いものがある。性格的に近い彼らが、大部分のHalf Elfの親となっている。
信仰
Wood Elfはあらゆるものの母(the Mother of All) Tunareに忠実である。ドルイド信仰を長い間伝統とし、野生(Nature)と豊穣(Growth)の真の力に敬意を払う。彼らの女神を崇拝して心に道を見出そうとする、シャーマニズム信仰のFeir'Dalもいる。

開始都市 Qeynos Strength 14
属性 Good Agility 30
言語 Feir'Dal Stamina 16
生誕地 The Faydark on Faydwer Intelligence 17
創造主 Tunare Wisdom 23

伝統的な職業
Scout, Priest

高い敏捷性と森への献身から、Wood ElfはScoutとして優れ、その体格の割にはWarriorとしても秀でている。

開始都市 Qeynos



Troll



街に住む魔物
同種同士でさえ魅力的と思われないような醜悪な姿のTrollは、凹凸の顔に長く伸びた鼻、尖った耳が特徴である。身の丈はOgreと同じ位で、その破壊力と残忍さで知られている。Troll内でも争いが耐えないことは、彼らの体に刻まれたいくつもの傷から想像される。彼らは衛生には全く興味がなく、通常、その体は不潔である。鎧や着物にはよく血痕が残っている。自分で製作した防具の表面には、鋲などの傷つけるための飾りを取り付ける。

背景
Cazic-ThuleがNorrathに創造した最初の種族が、Trollである。身長はOgreほどもあるが、彼らほど太ってはおらず、緑色に近い肌が不吉さを漂わせている。Trollは何でも食べようとする。調理されていようとなかろうと、それが生きていた(あるいはまだ生きている)ものであれば何でも。肉を求め血に飢える本能を満たすことにのみ、彼らは興味があるのだ。他の種族は彼らを蔑むが、彼らの知性がここまで低くなければ、はるかに危険な存在となっていただろう。いずれにしろ、その凶暴さと残酷さ、力強さが組み合わさった彼らを敵に回すのは恐ろしいことである。

Innothule Swampの沼と泥の地に建設されたGrobbは、原始的で粗雑な街である。しかしその街は結局、古からの宿敵Froglokによって占領され、Guktaと名前を変えてしまった。追われたTrollは手を結ぶDark Elfの元へ避難し、さらにはTeir'Dalの支配下へ置かれてることとなった。

様々な制約はあるものの、彼らを見くびってはならない。とりわけ凶暴な一派がBroken Skull Rockに拠点を築き、憎悪(Hate)の教義に心酔していた。Innoruukを新たな主として仰ぎ、Grobbから古の秘宝、Grozmokの予言が刻まれた石を盗み出した。恐怖(Fear)と憎悪(Hate)の元で部族を再び統一するであろう伝説のGrozmokの再来を、Trollたちは待ち続けている。
信仰
創造主Cazic-Thuleを祭り上げるシャーマニズムがTrollの風習である。Broken Skull Clanからの影響でInnoruukの教えに感化され、より組織化された信仰篤いTrollたちは、Clericの一派を組織する。同種のほかのものより精神的な高みに到達することができるけれども、Priestの獰猛さと残忍さが和らぐことはない。

開始都市 Freeport Strength 25
属性 Evil Agility 18
言語 Trollic Stamina 30
生誕地 Innothule Swamp Intelligence 10
創造主 Cazic-Thule Wisdom 17

伝統的な職業
Fighter

恐るべきStrengthとStaminaを持つTrollは、いかなるタイプのFighterとしても秀でている。

開始都市 Freeport



Ratonga

秘密主義者
Ratongaとは人間型のげっ歯類で、身長はDwarfとほぼ同じである。
身体は濃い体毛で覆われ、毛の生えない尻尾を持つ。
小さな目はビーズのように輝き、闇夜を見通す。Ratongaはか弱い種族で、
彼らの鎧の多くは革製か、希少な合金で鍛えられた鎖帷子である。
陰に隠れ人目につかないことを好むため、物音を立てずにひそかに行動するのが常だ。

背景
Ratongaとは知性を持ったネズミの姿の種族で、身長はDwarf並み。
Ratongaの歴史背景は殆ど知られていない。
彼らが表舞台に最初に姿を現したのは、戦の時代(Age of War)だった。
Ratongaの案内人が、Ro砂漠(Desert of Ro)へと繋がる地下道の中で、
Freeport兵団(Freeport Militia)の兵士達を案内したのだ。
そのため、都市が激しい攻撃を受けている間にも、物資の供給や兵士の移動が可能だったのである。
その後Ratongaは、彼らの見つかった地底へと姿を消した。
分断(Rending)の巨大地震によってAntonicaの大陸が分断されるまで、幾年もの歳月が流れてもRatongaは姿を現すことがなかった。

Dragon Necropolisのネズミ族Chetariに関係があるという噂を、
Ratonga達自身も支持しているとの説が流れていたことがあった。
しかし、Chetariより高度な知性を有するこの種族の数が多いということは、すぐに判明した。
そして、地底界(Underfoot)から直接やってきたものだという推論も飛び始めた。
この点について、Ratongaは沈黙を守っている。

Ratongaは胸に印を飾ることが多い。
この印はいつも同じものだが、何を意味するかは分かっていない。
信仰
Ratongaは精神的に何かを支えにすることはないようで、既知の神を崇拝するということは知られていない。
闇の中に彼らが集まったとき、何が行われるかは知られていない。

開始都市 Freeport Strength 10
属性 Evil Agility 30
言語 Ratongan Stamina 15
生誕地 The Underfoot Intelligence 25
創造主 Brell Serilis Wisdom 20

伝統的な職業
Scout, Mage

腕力は欠けているが、素晴らしい敏捷性のためScoutとして優れている。また魔法を習得するのも早い。

開始都市 Freeport


Ogre

戦の化身
Ogreより肉体的強さを誇る種族はない。
太い体躯に逞しい筋肉を、無数の戦傷を受けた厚い皮膚が覆っている。
獰猛そうで見るからに凶悪。頭髪はまばらで鈍い頭は兜より硬い。
5インチ(13cm)に達する牙を生やすものもいる。手足はまるで木の幹のように強靭である。
捕まれば、簡単にへし折られてしまうだろう。

背景
OgreはRallos Zekにより創造された巨大な種族である。
戦争のために創造されたこの巨人は、はるか昔、Norrathの大半を支配する帝国を打ち立てた。
ついには地の界(Plane of Earth)のRathe Councilへ軍を進めるまでとなった。
Rallosは自らの創造物がそのような行動を取ったことを誇っていたが、
Ratheの呪いでOgreの知性が衰えたため、結局その帝国は崩壊した。
Ogreは他の種族の手先に成り下がり、諍いに関わっていない時には、Feerrottに建てられた未加工の石小屋に閉じこもるようになった。

神々が自身の領域を去ると、Ogreの知性を覆っていたヴェールが剥がれ落ちた。
Norrathの地上から他の全種族を一掃するため、
Rallosに生み出されたAvatar of Warが降臨したのは、彼らが文化を再び作り上げようとしていた時だった。
Ogreの将軍(General) Urduukは、Cazic-Thuleの寺院と恐怖の界(Plane of Fear)の入口をおさえ、
RallosがCazicと結んだ盟約を破ることとなった。
傲慢なその行いが再び神々への無礼となり、Avatar of Fearにより放たれた緑霧(Green Mist)によって、殆どのOgreを滅ぼした。
それは彼らが、QeynosとFreeportへまさに侵攻を開始しようとしていた頃だった。

信仰
創造主から受けた仕打ちにもかかわらず、OgreのRallos Zekへの信仰は、熱狂的ではないが変わっていない。
聖職者の一派も出現しているが、シャーマニズムの伝統は敬意を抱かれ受け継がれている。
戦の神々に捧げる儀式を行うかのように、あらゆる形で礼拝が行われている。

開始都市 Freeport Strength 30
属性 Evil Agility 15
言語 Oggish Stamina 25
生誕地 Oggok Intelligence 15
創造主 Rallos Zek Wisdom 15

伝統的な職業
Fighter

比類なき腕力の持ち主であるOgreは優れたFighterで、彼らの殆どがその道を進む。
しかし、Mageを目指すOgreが全くいないわけではない。

開始都市 Freeport


Iksar

鱗の暴君
Iksarは鋼のような肉体を持つ。
背が高く肩幅広く恐ろしい外見、そして強靭な尻尾の一撃で、彼らはNorrathの歴史上数多くの軍に恐怖を味あわせてきた。
また鎖帷子のように層を成す鱗が、身体中を覆っている。
鱗で覆われた口からは剃刀のように鋭い歯が覗き、残忍な目は怪しく輝いている。
全身から威圧感を放っているのだが、古き凶悪なIksarの時代はすでに終わったことを、多くの者が知り、彼らを避ける術を覚えた。
戦いに備え常に装備を整え、その暗色の鎧は物陰や闇夜での行動の助けとなる。

背景
IksarとはCazic-Thuleにより創造された大型の爬虫類種族である。
彼らの主な活動圏は常にKunark大陸にあり、原始的文明を持つ種として長らく栄えていた。
Iksarの歴史は栄光と苦難から成り立っている。
ある時期、彼らの帝国Sebilisan Empireは、その強権と暴政をもってKunark大陸を支配していた。
AntonicaにおけるRallosian Empireと同様である。
彼らはKunarkを支配していたが、強力なDragonによる介入を招き、その後は奴隷としての屈辱に耐える長い時代が続いた。
このような過去があるため、彼らは部外者を嫌い、力を求めて同種族でのみ助け合うようになった。

SebilisやCabilis、City of Mistなどで見られる彼らの建築から、
道場のような様式や無駄を省くことを好むことがうかがい知れる。
一種族としてのIksarは、悪というものが何かを、Norrathで最も純粋に示す種族であろう。
遠まわしの方法で邪悪を密かに愉しむのではなく、彼らは直接、悪を実行するのである。
本意を隠したり言い訳をすることはなく、全てのものを明白にそして平等に嫌悪するのである。

Iksarは実に強靭な種族で、Fighter系職業のように白兵戦に合っている。
内に秘めた知性により強力なMageとして闇の力を重視する魔法を使いこなすこともできる。
また、その生来の狡猾さはScoutとして腕を振るうことにも役立つ。
信仰
Kunark大陸で、Iksarは主Cazic-Thuleへ熱狂的に身を捧げる。
その文化に深く根ざしている恐怖(Fear)の教義は、彼らの生活様式、特に宗教とは密接な関係がある。

開始都市 Freeport Strength 18
属性 Evil Agility 22
言語 Sebilisian Stamina 18
生誕地 Kunark Intelligence 20
創造主 Cazic-Thule Wisdom 22

伝統的な職業
Fighter, Mage

その強靭さと冷血さによって、多くのIksarがFighterの道を行く。また、秘められた知性によりMageとしての腕を発揮することもできる。

開始都市 Freeport




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