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ある日のお茶会

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
  ペリドットを訪ねて、瑪瑙が来ています。姉妹のお茶会かと思ったら、瑪瑙の表情が暗いようです。
「瑪瑙、もう一杯いかが?」
「えっ、あ、うん。ありがと……」
「何を悩んでいるのかなぁ? 話してごらんなさい」
「うん……えっ」
  瑪瑙は不意にペリドットに抱きしめられました。
「あなたは優しい娘。自分のことより周りの人のことを大切にするの。それと、少し照れ屋さんかな。自分の思いを伝えることが人より少しヘタなの」
「……」
「何も心配することないのになぁ。あなたが思っているより、みんなあなたのことが好きなの。あなたのことを気にしていつも見ているのよ」
「マスターも? マスターも見てくれてるかな。ボクのこと、好きでいてくれてるかな?」
「もちろん。個性的な娘が多い中で、あなたのこともしっかり見てるわ。外から見てるとよくわかるの」
「そうかなぁ。でも、ボクなんて……」
  きゅっと抱きしめる力が強くなりました。瑪瑙はペリドットの胸に埋もれて、少し息苦しいくらいです。でも、とてもあたたかでした。
「マスターのこと、嫌い?」
「そんなことない……好き……ボク……マスターのこと好きだよ」
「大丈夫。自信を持って。あなたは自分が思うほど弱くない。あなたが願えば、叶わないことなんてないのだから」
「……ありがとう、姉さん。ボク、がんばってみるよ」

「……帰ったのかい?」
「はい。いい笑顔でした。食べてしまいたいくらい」
「……本気ですか?」
「さて、どうでしょう」

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