虎目石がノートに何か書いている……なーんか今までのパターンからしてロクなことじゃない気がするわぁ。
ここは華麗にスルーして……。
虎「置石」
いやーん、捕まっちゃったー。
置「何?」
虎「ムカデは漢字で百足と書く」
置「それがどうかした?」
虎「タコはなぜ八足と書かない?」
……いや、そんな事言われても……第一ムカデ100本も足あるのかな。
置「そ、それはほら、8本足があるといったらクモとかカニとか、色々いるからでしょ?」
お、我ながらいいこと言った。これなら虎目石の訳分からない会話からも逃げられ……。
虎「そうか、そういえばそうだ……じゃあイカはなぜ」
置「十足って書かないかって? 知らないわよそんなこと……」
虎「先に言われてしまったか」
言うと思った……。
虎「……あ、短足」
置「唐突にあんた何言うかー! 人を指差すなぁーっ!!」
それだったら虎目石だってそうじゃん。というかドールなんだから仕方ないでしょうが!
置「大体短足っていうのは雲母みたいなのを言うのよ! なんであたしが……」
雲「……」
……あー、やば。一番怒らせたらまずいのが殺気出してる。
置「……虎目石、後は任せた」
虎「私は何も言っていない」
虎目石の言葉など聞いている余裕はない。あたしは一目散に逃げる。
しかし背後からは雲母がっ、雲母がぁーっ!!
虎「南無三」
ここは華麗にスルーして……。
虎「置石」
いやーん、捕まっちゃったー。
置「何?」
虎「ムカデは漢字で百足と書く」
置「それがどうかした?」
虎「タコはなぜ八足と書かない?」
……いや、そんな事言われても……第一ムカデ100本も足あるのかな。
置「そ、それはほら、8本足があるといったらクモとかカニとか、色々いるからでしょ?」
お、我ながらいいこと言った。これなら虎目石の訳分からない会話からも逃げられ……。
虎「そうか、そういえばそうだ……じゃあイカはなぜ」
置「十足って書かないかって? 知らないわよそんなこと……」
虎「先に言われてしまったか」
言うと思った……。
虎「……あ、短足」
置「唐突にあんた何言うかー! 人を指差すなぁーっ!!」
それだったら虎目石だってそうじゃん。というかドールなんだから仕方ないでしょうが!
置「大体短足っていうのは雲母みたいなのを言うのよ! なんであたしが……」
雲「……」
……あー、やば。一番怒らせたらまずいのが殺気出してる。
置「……虎目石、後は任せた」
虎「私は何も言っていない」
虎目石の言葉など聞いている余裕はない。あたしは一目散に逃げる。
しかし背後からは雲母がっ、雲母がぁーっ!!
虎「南無三」