「ん‥‥‥」
朝、目が覚めるとそこは‥‥‥いや『目が覚めても』そこは夢の世界だと思えた。
朝、目が覚めるとそこは‥‥‥いや『目が覚めても』そこは夢の世界だと思えた。
「‥‥‥月長石いったい君は何をしでかしたんだ?」
なんと、月長石が機嫌良さげに鼻唄を歌いながら掃除をしていたのだ。
「べっつにぃー♪ちょっと機嫌が良いだけよ。フンフ~ン♪」
「ホ、ホープに何かしたのか!?」
ここまで機嫌が良いと何かイタズラ(いつもの事だが)でもして良からぬことがあったかなどと思ってしまう。
なんと、月長石が機嫌良さげに鼻唄を歌いながら掃除をしていたのだ。
「べっつにぃー♪ちょっと機嫌が良いだけよ。フンフ~ン♪」
「ホ、ホープに何かしたのか!?」
ここまで機嫌が良いと何かイタズラ(いつもの事だが)でもして良からぬことがあったかなどと思ってしまう。
「ふぁ‥‥あ、アメジストに月長石。おはようございます。」
「ホープは無事だったか。」
(あぁ、ホープ、おはよう。)
良かった‥‥‥ホープに何も異常は感じられない。
「あの‥‥‥アメジスト?無事って何かあったのですか?」
「‥‥‥アメジスト、アンタ何が言いたかったの?」
‥‥‥しくじった、言わんとしていることと、思っていたことが逆転してしまった。
「え?あ、い、いや、おはよう、ホープ‥‥‥」
「「‥‥‥?」」
「ホープは無事だったか。」
(あぁ、ホープ、おはよう。)
良かった‥‥‥ホープに何も異常は感じられない。
「あの‥‥‥アメジスト?無事って何かあったのですか?」
「‥‥‥アメジスト、アンタ何が言いたかったの?」
‥‥‥しくじった、言わんとしていることと、思っていたことが逆転してしまった。
「え?あ、い、いや、おはよう、ホープ‥‥‥」
「「‥‥‥?」」
掃除が終わったあと、月長石に掃除の理由を聞くと、月長石のマスターが「遊びに来る」、と自分で言い出したらしい。
月長石のマスターは元々、月長石に無理矢理連れてこられて(拉致されて)来ることが多かったので、それが嬉しかったようだ。
月長石のマスターは元々、月長石に無理矢理連れてこられて(拉致されて)来ることが多かったので、それが嬉しかったようだ。
その後、調子を取り戻した私はいつも通り、浮かれている月長石を存分にからかっておいた。
「何で今日来ないのよぉー!」
「来週来る、という約束を一人で進めていた君が悪いんだろう?
私もホープも、そして恐らく君のマスターも七回は寝ていないから期日にはまだ早いと思うが?」
「う、うるさい!うるさい!うるさい!」
「来週来る、という約束を一人で進めていた君が悪いんだろう?
私もホープも、そして恐らく君のマスターも七回は寝ていないから期日にはまだ早いと思うが?」
「う、うるさい!うるさい!うるさい!」