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マブダチ」(2006/09/22 (金) 14:19:07) の最新版変更点

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  人の価値は、外見などではないのだわ。 「うわあ、なんだあいつー」 「丸い……」   街に出かけたときのこと。マブダチの真ちゃんこと、真珠と歩いてたら、心ない通行人のささやきが聞こえて、アタシは拳を固めて振り返ろうとした。 「爆ちゃん、いいのよ」 「でも、真ちゃん! 腹が立つじゃない」 「あたしが丸いのは本当のことだし。気にしてないわよ」   穏やかに微笑む親友に、アタシは拳を下ろした。 「真ちゃん……」 「マスターも、姉妹みんなも、そして爆ちゃん、アナタもあたしを認めてくれているわ。これ以上なにを望むっていうのかしら」   仏さまのような微笑。これだから、アタシはこのマブダチにかなわないのだわ。 「アタシはわかってるわよ、真ちゃん! 真ちゃんこそ本物の淑女だわ、真の乙女よ! そんなこともわからないなんて、見る目がない奴らなんだわ」 「そんなに褒められると、いくら本当のことでも照れるじゃない」 「帰ったら新色の口紅試してみましょうね」 「ウフフ、きっと爆ちゃんに似合うわよぉ」 #ref(13890.gif)
  人の価値は、外見などではないのです。 「うわあ、なんだあいつー」 「丸い……」   街に出かけたときのこと。   マブダチの真ちゃんこと、真珠と歩いてたら、心ない通行人のささやきが聞こえて、アタシは拳を固めて振り返ろうとした。 「……爆ちゃん、いいのよ」 「でも、真ちゃん! 腹が立つじゃない」 「あたしが丸いのは本当のことだし。気にしてないわよ」   穏やかに微笑む親友に、アタシは拳を下ろした。 「真ちゃん……」 「マスターも、姉妹みんなも、そして爆ちゃん、アナタもあたしを認めてくれているわ。これ以上なにを望むっていうのかしら」   仏さまのような微笑。   これだから、アタシはこのマブダチにかなわないのだわ。 「アタシはわかってるわよ、真ちゃん! 真ちゃんこそ本物の淑女だわ、真の乙女よ! そんなこともわからないなんて、見る目がない奴らなんだわ」 「そんなに褒められると、いくら本当のことでも照れるじゃない」 「帰ったら新色の口紅試してみましょうね」 「ウフフ、きっと爆ちゃんに似合うわよぉ」 #ref(13890.gif)

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