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寝言」(2006/09/09 (土) 15:26:36) の最新版変更点

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  妙に胸焼けが酷い夜だった。寝つけない俺は天河石に声を掛けていた。 「……天河石、起きてるか?」 「……すぅ……すぅ」   天河石は規則的な寝息を立てている。嫌味なぐらい気持ちよさそうで、いくら俺が不快感に苛まれているとはいえ、起こすのははばかられた。 「よく寝てやがる……」   落胆にも似た感情が溜め息となって胸から零れ落ちた。 「……ますたー……」   すると不意に天河石が声を上げた。 「ん?」   だが目は閉じたままで、首もこちらを向いているワケじゃない。つまり、こいつは寝言を言っているのだ。 「……いっしょにあいすくりーむ食べようね……やくそくだよー」   俺と一緒に、か。怖がられてるとばかり思ってたけど、案外そうでもないのかもな……。 「分かった、明日買ってきてやるよ」   天河石は言葉を返さなかったが、その寝顔は嬉しそうだった。
妙に胸焼けが酷い夜だった 寝付けない俺は天河石に声を掛けていた 主「・・・天河石、起きてるか?」 天「・・すぅ・・・すぅ」 天河石は規則的な寝息を立てている 嫌味なぐらい気持ちよさそうで、 いくら俺が不快感に苛まれているとはいえ 起こすのははばかられた 主「良く寝てやがる・・」 落胆にも似た感情が溜め息となって胸から零れ落ちた 天「・・ますたー・・・」 すると不意に天河石が声を上げた 主「んあ・・・?」 だが目は閉じたままで、首もこちらを向いているワケじゃない つまり、こいつは寝言を言っているのだ 天「・・いっしょにあいすくりーむ食べようね・・やくそくだよー」 俺と一緒に、か 怖がられてるとばかり思ってたけど、 案外そうでもないのかもな・・ 主「分かった、明日買ってきてやるよ」 天河石は言葉を返さなかったが、その寝顔は嬉しそうだった

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