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*part4嫌傑集前半 **新魔王誕生 6 名前: イラストに騙された名無しさん 02/03/30 16:04 一人称のダーティーヒーローもので、主人公は魔王 父であった先代魔王が勇者に討伐され、魔王の力を継承してからの物語 序盤は魔界の即位式。 以降、玉座にじっと腰かけるだけの退屈な日々が延々と、一人称でグチられる **回復手段 12 名前: イラストに騙された名無しさん 02/03/30 19:24 舞台は中世ヨーロッパ風のファンタジー世界。 回復魔法が存在せずケガ・病気は医者が治療するのだが、 その医術は本物の中世ヨーロッパ式。 傷口に煮えたぎった油を注いで消毒したりする。 **善悪の区別 17 名前: イラストに騙された名無しさん 02/03/31 00:39 悪の超能力者を目指す主人公。 しかし、能力の発動条件は「善行」。 善い行いと引き換えにしなければ邪悪な用途に使えない。 些細な予知のために無償の町内清掃を一週間続け、 闇夜を飛び回るために100人の悩み相談に乗り、 他人を一時的に洗脳するために身を呈して子供を交通事故から救い、 建物を破壊するためにNGOに所属して必死に地雷を掘り出す。 やがて能力のゲージは最大に達するが、 度重なる善行によって主人公は悪しき行いができなくなる。 そして、彼の前に立ちはだかるライバル・・・ 地球に平和を齎す代償として悪しき行いをしなければならない男。 度重なる悪行によって骨の髄まで凶悪犯罪者と化した、主人公の弟だった。 **召喚勇者 27 名前: 名無しのオプ=アート 02/03/31 04:43 弱小魔法王国ではあるが、見目麗しき姫に召還される主人公。 東は巨大帝国、西に狂信的宗教、北が巨人系蛮族、南も魔王と亜人種連合軍団 と四面楚歌な上、諸君主国群も纏まりがなく、王国の内部では権力闘争。 最終的に一方の勢力に寝返り、魔法王国を領土に得る事を選んだ。 だが、この異世界の倫理観では、魔王ですら眉を顰める行為だった。 寝返った側からも恐れられた主人公は、姫に暗殺されるまで独り身を貫く。 遺言状には、領土の統治権を旧王家に委ねると記されていたが、数百年経ち再 評価をうけるまで蔑まれる主人公の日常を描いたライトノベル。 **逸れる 29 名前: イラストに騙された名無しさん 02/03/31 08:56  真っ当なRPG風勇者vs魔王。物語は大過なく進み最終局面、ついに魔王との決戦。 「貴様ら、傲慢な人間の科学が、この地球を滅ぼそうとしているのが分からんのか!」 「あほう、ここは魔法世界で地面は平らや!」(ぺしっ) 「おおう、出現する世界間違うたわ。ぐはははは!」 「あほやのう。ははははは」  和む空気。始まる漫才。残り10ページ、読者ハラハラの展開。 **病んでる 35 名前: イラストに騙された名無しさん 02/03/31 22:10 主人公が躁鬱。うつな時は何があっても戦わなかったりするけど 仲間に助けられながらラスボスを倒す。 病状も回復してきてヒロインが喜んでいると、 首を括って死んでいた。 36 名前: イラストに騙された名無しさん 02/03/31 23:52 「魔王をたおして、ぼくはもうやることがありません」 **スーパーロボット 54 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/02 18:01 巨大ロボットもの。 謎の侵略者から、青い地球を守るため、防衛組織が作り上げた巨大合体ロボ。 主人公の紅蓮寺京介(ぐれんじきょうすけ)はそのパイロットである。 むろん彼の正体は、世間には隠し通さねばならない。 ある日、紅蓮寺京介(41歳。最近頭がバーコード化)は上司から、 キック時の死亡事故が多発する、足メカへの転属を言い渡される。 それは事実上のリストラ通告だった…… 公園でたそがれる紅蓮寺京介の脳裏に去来するのは、 ヒーローロボットアニメの主人公のようだった、若き日日の思い出。 そして家族のこと。 かつてのヒロインは、今は自分の妻となっていたが、 おてんばで活発に見えた性格は、単なるわがままだと知れ、 職業が秘密ゆえ、自分のことをプーだと思い込んでいる娘からも 白いまなざしを投げかけられる日々…… 思い悩む紅蓮寺京介の耳に、出撃コールの音が響いた。 **萌えない萌って何だ? 58 名前: こういうのか? 02/04/02 23:02 >>50-51 『地獄殺法! 炸裂、萌え萌え拳』  萌えに興味のない硬派な主人公を襲う、十二人の刺客!  猫耳のにゃあ子! 眼鏡の椎! 委員長の綾! 貧乏の羽弥子! 幼なじみの由香!  妹のマリ! お姉さんの有枝! メイドの喜久子! スポコン娘の鉄子!  お嬢様の綺羅螺! 魔女っ子のル=ルルルルル・ラッカロ! 鉄砲玉の恵理!  十三人で生き残りを賭けた、血で血を洗う大激闘が開始される! 「お、お命、頂戴しますね……」 「ボクのラケット(卓球)はハイパースチール、カーボン芯仕込みだよっ!」 「わたいの毒の爪を食らうにゃーっ! (ズッコケ)……あにゃにゃ?」 「匕首、匕首のせいなのよ。ホホホ」 「ダメだぞ、えい」(←ボウガン射出) 「うわぁっ! こ、このピストル、た、た、弾が出ましたっ!」 「お金のためなんです。弟に買ってあげたいものが……すみませんっ!」 「メイドの仕事ってのは、タマ殺ってナンボじゃあーっ!」 「ア~クマ~、しょぉーおーくわぁーん」 「眼鏡びーむ」  魔手凶手! 拳法バズーカ乱れ打ち! 「地獄の沙汰は萌え次第」とは、これ如何!  主人公は使い手として覚醒するか、否か! はたまた激闘の果てに萌えつきるのか?  萌え萌え拳の奥義とは!? そして、百万弗の行方は! 好ご期待あれ! **人外萌え 60 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/02 23:59 ヒロインが人外(ファンタジーかオカルトかSFだと思いねぇ)。 外見は、まあ、萌えるのだが、その正体は人の皮を被ったザザムシの群体。 68 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/03 01:09 学園物で『ザザムシ子ちゃん』。 たったった… 「いっけねえ、遅刻遅刻! 早く来いよザザムシ子!」 「待ってよ、主人公ちゃーん! …あっ」  転倒するザザムシ子。その拍子に、体中の穴という穴からザザムシがこぼれる。 「(立ち上がって)いったぁ~。っと、いけない、本当に遅刻しちゃう!」 立ち上がったザザムシ子の脚を這い上がって、本体に合流するこぼれたザザムシたち。 「んなところで中身こぼしてないで、はやく来いって!」 「んもう、待っててくれてもいいじゃない!」 ほのぼのハートフルコメディ。 70 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/03 01:29 >>68 主人公の趣味は釣り。 「私を使っても……いいよ」 「ええっ!」 ゲテモノ食いバトルのために、主人公は特訓だ。 「私を……食べて」 「ええーっ!」 ラスボスもザザムシで倒します。 「私の力を貸すから……がんばって!」 「ええええええーっ!」 意外と萌えますね、ザザムシ。 71 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/03 01:48 それはない。 **機密予算による超兵器 77 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/03 04:16  不自然なまでに上乗せされる防衛予算。しかし自衛隊の最前線には全く影響しない。  その金はどこへ洩れているのか?  ジャーナリストの主人公が得た衝撃の真実! 開発中の合体ロボットの写真!  録音されたテープは語る……『いつかほら、侵略者とか来るかもしれんし』 「デスク、なんで公開しないんですか! 上からの圧力ですか!?」 「……巨大メイドロボしかも猫耳付きじゃぁなぁ……。」  こうして真相は闇に葬られるまでもなく廃れていくという徒労の物語。 **学徒動員 104 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/04 14:10 アニメ・SF・ライトノベルの永遠のテーマの一つである 『少年少女が戦う』を逆手にとって、 戦争に負けかけている国の中学校教師が、戦場に向かう教え子を見送るだけの物語。 「国民突撃師団なんて、名前だけは勇ましいけど…」 「大丈夫です、先生。生きて帰って見せますよ」 双方が嘘と理解しているやさしい言葉。 お互いが見えなくなるまで手を振って、火事風ではためくスカートを抑えながら、 先生は両手に顔をうずめた。 でもって敵は巨大化したザザムシの群体。 見目麗しい少年少女が醜悪な蟲どもにアレされる姿を堪能していただけたなら幸いです。 105 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/04 14:19 >>104 前半だけだとかなりオモシロそうなのに 後半はアンマリだーw **究極の萌え 123 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/05 00:32 「究極の萌えが、ここにある」 「ここまで萌えていいのか!?」 「君は本当の萌えを知る──」 と散々煽るだけ煽っておきながら、 春の温かい陽射しの中で植物の芽が伸びていく様子を ひたすらNHK教育口調で描写しただけの本。 **壮絶な海戦 130 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/05 06:21 戦いが白兵戦しかない海戦物。 抜けば玉散る氷のカットラス! 筋肉うねるサブミッション! 拳、拳、蹴り! 頭突き体当たり発勁掌打気功波暗殺術経絡秘孔禽拿、必殺技が目白押し! 拳銃ライフル大砲は、怒涛の波が押し流す!(←毎回このパターン) 作者「本当は……格闘小説が書きたかったんですっ」 **4000年 170 名前: 02/04/07 05:51 リアルな中国風ファンタジー。 ヒロインが纏足を施され、毎晩苦痛にうめきながら足に布を巻く。 常に蒸れているので非常に臭いが、三寸金蓮(足が10センチ前後)は美少女キャラの絶対条件。 乳よりも陰部よりも生足を見られることを恥ずかしがる。 逆にヒロインは同性であれば排泄行為を見られるのを全く恥じず、溝に美少女キャラたちが尻を並べて仲良く世間話しながら排便するシーンが描かれる。 戦乱の土地では怪しげな肉饅頭が出まわるだけでなく、市場には堂々と人肉が並ぶ。 幼児、若い女性の肉が高く、若い男の肉がそれに次ぎ、年寄りの肉は安い。 盗賊は金を奪うだけでなく、衣服を全て奪い取るのは当然。 それどころか腹を切り裂かれて肝臓を取られて漢方薬に売られてしまう。 盗賊が見逃したとしても、一般住民が怪我人や死体に襲いかかり衣服や肝臓を奪ってしまう。 **プリズナー・プリンセス 175 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/07 14:02 平凡な看守をやっている主人公のもとに、 ある日いきなり、いろんなタイプの12人の萌え囚人が収容される。 人斬りマニアの剣術使い、化学オタクで毒殺マンセーのボルジア女、 過失致死件数数十件のドジメガネっ娘 兄に陵辱され、手にかけて以来、気に入った男を「お兄ちゃん」と呼んで なついてから殺す妹タイプ 近所の少年を片っ端から監禁虐待していた近所のお姉さんタイプ…… 主人公のキメゼリフは「所長、辞めさせてください」 176 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/07 14:12 >>175 児童虐待美人ママがいない **ネコミミの語尾 185 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/08 10:30 >>182 いや、黒田硫黄は女なんだが。 と突っ込むだけなのはアレなのでネタ。ねこ耳メイドの台詞の語尾が常に「ギニャー!!」 何というか断末魔っぽい感じの声音で。 **馬鹿一(史実) 188 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/08 14:57 歴史ネタで。 帝政ロシア最大の反乱、プガーチョフ農民戦争をテーマにした戦争物。 主人公は権力闘争で処刑された皇太子を名乗り、大帝国への反乱を起こす(史実)。 ヒロインは成り行きから主人公の妻となり皇后と呼ばれた騎馬民族の美姫(史実)。 で、主人公は帝国のかなりの部分を支配下におくが、結局負けて死亡(史実)。 美貌でならしたヒロインは帝国に捕まり、 将兵に拷問と陵辱の限りを受けて見る影もなくなる(史実)。 **魔王の息子 292 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/14 23:07 統合してイヤ度をアップさせると、こんな感じか? 魔王が倒されて、平和になったファンタジー世界。 勇者たち武闘派は、職にあぶれて……ということはなかった! 平和に倦んだ人々、愚物凡俗に娯楽を与えるため、闘技場を運営する勇者! 頂点に立つのは、もちろん勇者。配下に並ぶは、かつての仲間たち。 そこに現れる、魔王の息子。 「無手で良いのか」 「父が残した魔王拳。剣刃ごときは何する物ぞ」 言葉の通り、剣を断ち割るその威力! 唸る拳が血煙散らし、これぞ無敵の魔王拳! そして、勇者に姫を奪われた貴族の策謀が蠢く! 「貴公、勇者を倒したい、そう言っておったな」 「違う。倒すのだ、魔王の名にかけて」 いざ戦場へ! だが、勇者に心を奪われた妹が! 「兄さん、やめて。あの人を倒しても、父さんは帰ってこないの!」 「元より承知。すでにこの身は、堕地獄の拳鬼――ただ一匹の魔王」 ついに実現、ドリームマッチ! 勇者対魔王の再戦だぁーッ! 「勇者というのは、存外に卑怯なことをするのだな」 「あたりまえだ。ただの人間が、どうやって魔王を倒したと思っているんだ」 勇者の剣が、魔王を貫く! 「これで……何っ!」 「ふははははぁーっ!」 己の体から勇者の剣を引き抜く、魔王の息子! いや違う、真・魔王誕生の瞬間だ! 「究極、魔王滅魂絶霊拳!」 「ぐはぁーっ!」 「すいません。本当は格闘物が書きたかったんです……」 またか! またそのパターンなのか、あんたは! **理想の計画 298 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/14 23:36 世界征服をはじめるに当たり、幻影を使って世界各地に デモンストレーションの演説をする魔王。 その結果、民衆から絶大な支持を受けてしまい、何の盛り上がりもなく世界を制覇。 王族、貴族は反発したが、魔王支持派の大衆が勝手に倒してくれ、 魔王討伐の命令を受けた勇者は、途中で泊まった、魔王支持派の宿屋で毒殺される。 「……違うんだよなぁ……この私が望んでいたのは……もっとこぉ……」 ぶつぶつ言いながら、徹夜で書類処理をこなす魔王の毎日 **天然素材 303 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/15 01:06 剣がない世界。 大根で戦い合う兵士たち。 「やや、あの大根は!」 「知ってるのかライディーン?」 「むぅ、間違いない・・・あれこそ守口大根!  岐阜県の(中略)秘訣は土壌の(中略)だトゥガーシ!」 「よほどの兵みたいだな・・・」 「俺のは太いぜ太いぜ太くて死ぬぜぇぇぇ」 「ふっ、そんな大根・・・こうしてくれるわ!」  ボグワァ ベキョブキョ メリッ 「なにぃぃぃ!? お、俺の大根がぁぁぁ!?」 「戦いは太さではないのだよ。硬さ、だ」 一大合戦ともなれば百万、いや千万単位の大根が消費される。 白く太い大根が、血の赤に染まり戦場に砕け散っていく・・・ 「そこに国家の威信なんてなかった。兵士の誇りなんてなかった。  あったのは、土嚢のように積み重なる屍と、噎せるような血の臭いと、  ・・・足の下でサクサクと鳴る、折れた大根ばかりだった」 各国が争い、互いに我が物にせんとしているモノ。 聖者の血が付着した、伝説の大根。 それを手にしたものは世界を征するという。 兵士たちは勝利を、明日を、凱旋を求めて今日も大根を手に握る・・・。 **しょうてん 312 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/16 08:32 >>311 人間達の大喜利に満足すると何もしない笑いにうるさい魔王。 世界を守るために命懸けで笑いを取る落語家達。 313 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/16 08:47 >>312 必死にネタを練る落語家達。 プレッシャーに耐え切れず、毎日のように仲間が倒れていく。 戦場のごとき緊迫感で張り詰めた楽屋と、 魔王と一般市民が歓談しながら開演を待つ客席とを、 見事な筆致で書き分けた問題作。 314 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/16 09:01 >>313 「準備はまだかッ!? このままでは世界が!」 「魔王が! 魔王がもう客席に! 待ちくたびれてイラつき始めています!」 「早くしろっ! ネタを! 誰か俺にネタをくれえっ!」 ……って感じか?  戦争モノか近未来科学モノのイメージで。 315 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/16 09:12 >>314 楽屋 「祐三さん、祐三さぁんっ!まだ逝っちゃダメだ! 一緒に高座にあがろうって、約束したじゃないか!」 「炎楽師匠を止めろ!C4身体に巻きつけて出ようとしてるぞ!」 「脚本は、脚本はまだかーーーーっ!」 「お囃子の人数が足りん!誰かかっさらって来い!」 客席 通ぶった老人「今日はどんなネタですかねぇ」 魔王「楽しみですなぁ・・・おや斎藤(仮名)さん、茶柱が立ってますよ」 斎藤(仮名)「おや、これはめでたい。爺の寿命も延びますかなぁ」 魔王「何をおっしゃいますか。まだまだお声もしっかりして、背筋も伸びてらして・・・」 斎藤(仮名)「はっはっはっ、お世辞がお上手ですなぁ」 会場の屋根で、三毛猫が欠伸をした。 ・・・とか。 316 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/16 11:37 ボーイズもの(BLじゃないよ。漫才の一形態だよ)が大好きな 魔王。現在関東に4組しかいないとされるボーイズが大活躍。 一躍救世主に。 **スーパー系だけどリアル 326 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/16 23:29 巨大ロボットもの いくつもの巨大企業が国家を支配し、覇権を争い戦争をくり返す世界。 広報課に入社したばかりの主人公は、巨大合体ロボのパイロットに抜擢され、 戦場へと駆り出される。 「この機獣神レガリオンは、確かに装甲と機動力では旧型戦車にも劣る。  しかし!  これも、キッズ事業部で新発売したオモチャを売るためだ。死ぬ気で大活躍してくれたまえ」 徹底的に不利な状況下で、なんとか生き残りの方法を模索し続ける主人公たちの物語 **見ている 333 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/17 18:35 謎の兵器システムに寄生されて、史上最強の兵器になってしまった主人公。 本人にはその気はないが、国際的に 「人類にとっての脅威」として認識されてしまったため、 安全保障上全私生活を公共放送で世界中に流される羽目に。 主人公いわく「人前でのマスターベーションにももう慣れました」 主人公の明日はどっちだ。 **間接民主主義魔王制 344 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/18 23:43 選挙で魔王を選ぶ魔物達。 「どーか! どーかこのリッチに清き……汚れてても良いから1票を!」 国会議事堂(地下のでかい部屋とか)では今、勇者対策法案に与党と野党がぶつかりあい。 349 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/19 01:19 >>344  魔界では、民衆(魔族)の政治離れが深刻化。  現大魔王の支持率は就任当初の80%から40%へと大下落。  政界は、人間界への侵攻を主張するハト派と、勇者を積極的に迎撃することを 主張するタカ派に分かれて激論を繰り広げるパフォーマンスを繰り返すのみ。  抜本的構造改革の波は「人類との共存」への道を模索することにあると主張する 第三勢力が台頭するが、それを恐れる現役幹部たちは勇者に根回しを行うという 暗躍を繰り広げる……。 351 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/19 02:47 >>349 ハトとタカが逆なところにワラタ 352 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/19 23:18 >>349  人間界への侵攻は、魔族の価値観では穏健なわけやね(笑)。 **聖なる勇者 366 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/20 23:50 魔王から世界を救う聖戦士としてファンタジー世界に召還された男が 実は本当に聖戦士(ムジャヒディン)で世にはびこる邪教を滅ぼし 正しいイスラムの教えを広めるために聖戦(ジハード)を始めたりするラノベ。 数年後、魔王のみならず国王や神々までをも自爆テロで倒し、 原理主義国家を樹立してその指導者となった男の名は「びn(以下削除) 367 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/21 00:20 >>366 それはひょっとして「勇者ラ(以下自主規制) というベタネタですか **外交努力 369 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/21 11:03 魔王に侵攻された人間世界。劣勢に立ちながらも勇者の登場で戦況は好転。 だが、今は亡き前国王によって設立されたロイヤルシンクタンクのメンバーは、 現在の優勢が一時的なものに過ぎず、いずれ王国が破綻する事を予測。 有利な立場にある今が最後のチャンスと、極秘に魔王軍との休戦条約締結に動き始める。 好戦的な勇者、前国王の後を継いだDQN王女(勇者に惚れてる)、 権力拡大をねらう教会勢力に軍部、ギルド複合体(鍛冶・魔法・冒険者ギルド) そして勝利できると熱狂する国民達。 逆風吹く中、権謀術数を駆使して、ついに魔王との会談を成功させた伝説の外交官の物語。 最終的に条約締結寸前で主人公の外交官は暗殺、 シンクタンクのメンバーは逆賊として全員公開処刑。 魔王軍の再侵攻のまえに王国敗北、人類滅亡。 **精鋭 400 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/25 00:57 数を持って魔王軍団を攻める、卑劣な勇者たち――人間の武器は『繁殖力』なのかっ!? そこで魔王は精鋭を集め、人間たちに対抗する! 量より質だ、魔界の使い手たち! 『一刀両断、魔剣使い』“剣なのに「一刀」だ!” 『百発百中、魔弾の射手』“魔弾は食えません” 『華麗で金持ち、薙刀使い』“引退後に復帰するぞ!” 『魔法科学、中華風』“三つ編みメガネっ娘関西弁、っていうか、魔法で科学?” 『イヤボーン効果、エスパーロリっ娘』“あんたも好きねえ” そして、魔王軍所属、精鋭オーク部隊の君が主人公! 男は一人だ!(ウレシイね!) もちろん普段は、旅の劇団とかに身をやつしていたりする。 がんばれ、魔王過激団! 魔界の平和を守れ! ♪引き裂いた~無辜の人~、震える人間め~(←テーマソング) 401 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/25 01:02 >>400 楽しそうだなヲイ(w **魔界探偵 404 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/25 01:16 魔界で探偵業務を営む、魔王。 「この中で、聖なる力を使って殺人を犯した者がいる!」 「それは……?」 「もちろん君だよ、勇者くん」 「しまった! 凶器の聖剣が手がかりに!」 事件解決。 「でも、どうして勇者が犯人だってわかったんですか? 魔王さん」 「なに。簡単なことだよ。最終的に『魔王を狙う』という犯行予告が鍵さ」 もう帰れ、おまえら。 **職人ドラマ 416 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/25 21:01 「世界を驚かせた1本の剣」  モナー王国の玉座の間。  ここに1本の古ぼけた剣が飾られている。 『ゴルァの剣』。勇者ギーコが用いた伝説の名剣、ミスリルの剣である。  今より500年前、人類はその誕生以来最大の危機を迎えた。  魔族の侵攻である。  突如現れたこの侵略者に対し、人類は勇敢に戦った。  だが――  戦士達の振るう剣は、魔族には歯が立たなかった。  魔族に素手で受け止められ、叩き折られ、握りつぶされた。  おもちゃと笑われ、戦場には人の屍が転がった。  人類には魔族に対抗できる武器がなかった。  そんな絶望的な戦況の中、劣勢を覆す刃が登場する。  魔法金属ミスリル製の剣である。  作り上げたのは、従業員わずか十数名の弱小鍛冶工房。  作製は困難を極めた。  ミスリルを加工できるはずがない、  あそこの人間は夢と現実の区別も付かないらしい、  とバカにされた。  誰もがあきらめかけたその時、  とある掲示板での偶然が突破口を開いた。  これは、加工不可能といわれたミスリルを用い、  人類救世の剣を作り上げた男達の奇跡と逆転の物語である。 **AIの反乱 432 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/26 17:54 来るべき近未来 高度に発展した科学はメイドロボットを実用化し、 人工知能はもはや人間に遜色ない段階に達しつつあった。 そして、ついにコンピューターは自我を得て、 メイドロボット大同盟を結成、人類に反旗をひるがえした。 大同盟は「全ての仕事を我々に。あらゆる奉仕をご主人様に」 をスローガンとして唱えた。 食料生産・資源発掘から新技術の開発まで、 あらゆる仕事はメイドロボが行うべきで、 人類はただ単に奉仕されればよいという主張だった。 人間側は人としての尊厳を訴え、メイドロボを排斥しようとしたが、 大同盟の「ある日あなたの元に突然かわいいメイドロボットがやって来ました」 作戦によって大損害を被り、勢力を大きく衰退させた。 必至の抵抗を見せる人間側に対し、その後も同盟側は次々と恐るべき新型兵器を投入、 人類は次第に追い込まれていった…… 最終的に人類は試験管での人工授精で生まれ、 最初から最後までメイドロボのお世話になり、 汗を流す事など一度も無いまま死んでいくというユートピアが成立し、 物語は大団円で幕を閉じる。 **どんでん返し 433 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/26 18:17 正統派ファンタジー。さらわれた幼なじみの村長の孫娘を 助ける為に旅立つ少年。途中山賊に襲われていたヒロインを 助けて仲間にしたり、ライバルが登場したり、主人公そっくりの 偽物があらわれて撃退したり、ヒロインが実は王女だったり、 四天王と戦ったり、聖なるアイテムを探したり、ライバルが 仲間になったりと無難に進行。 やがてラスボスとの対決。 ここで主人公がいきなり裏切る。 実は、本物の主人公は偽物騒ぎの時に誤爆で殺されており 以降の主人公は偽物の方だったのだ。 かくしてパーティーメンバー全滅。魔王の世界征服達成。 ・・・いくらどんでん返しとは言え、何の伏線も無くこんなオチの話 読まされたら暴動起こします。 **幸福は義務です 446 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/27 16:53 SF板で見つけたんだけど。 #http://www.alpha-complex.org/SGfTC/whatsPARANOIA.html ああ! コンピュータは正しい! コンピュータは良き友人だ! 449 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/28 14:03 世界は魔族に満ちている。 たとえば、隣の婆さん。小鳥に餌をやって、「チチチ…」などと言っていた。 普通の人間が、あんな喋り方をするはずがない。 あの婆さんは魔族にチガイナイ。 猫が、塀の上から、僕を見下ろす。僕は監視されている。 道でぶつかってきた子供は、僕をドクバリで暗殺しようとしている。 殺される前に殺さなきゃ! 気をつけろ! 誰も信じるな! レーザーガンを手離すな! 448 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/28 11:44 勇者「なあ、俺は神に選ばれたんだよな」 巫女「はい」 勇者「じゃあ、なんで子供を殺さなきゃならんのだ?」 巫女「神のご意志です」 勇者「じゃあ、魔王城を攻めずになぜ、異教の国をせめるんだ?」 巫女「神のご意志です」 勇者「この前、捕虜を売り飛ばしてたの見たけど…」 巫女「神のご意志です」 勇者「(もういやだ)」 452 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/28 16:27 >>448 勇者は悩んだ。 「僕は……誰も殺したくない、傷つけたくなんかないんだ!」 心の清い異教徒の娘との出会い。 「勇者さま。もう戦わなくてもいいのですよ」 「そうなのか。ここが安住の地なのか……」 逃亡した二人がたどりついたのは、清らかな楽園。 娯楽に興じる人々が、幸せに暮らす土地であった。 「はい。これ」 「え?」 殺される前に殺さなきゃ! 気をつけろ! 誰も信じるな! レーザーガンを手離すな! 453 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/28 16:50 新学期…それは新たな出会いの季節。 新しい教室。新しい友人。 昨日までとはまた違った一面を見せる親友たち。 同じクラスになれたことを喜ぶ、幼馴染の女の子。 そして… 「はい。これ」 「え?」 殺される前に殺さなきゃ! 気をつけろ! 誰も信じるな! レーザーガンを手離すな! 456 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/29 00:57 いつものようにジャ○アンにいじめられるのび○。 自宅へ逃げ帰ってくる のび「ウワーン! 助けてドラ○もーん」 ドラ「パンパカパーン! レエザアガアアン!!」 のび「え?」 ドラ「気をつけろ! 誰も信じるな! レーザーガンを手離すな!」 **カワハギ 481 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/30 20:34 戦士、外科医兼の主人公と魔法使いのヒロインコンビ。 ヒロインはある戦闘中に主人公を庇い、顔をグチャグチャに潰されてしまった。 彼女に命の別状は無かったものの、自責の念に駆られ(ライトノベルの名目上)悪役の女を倒し、顔の皮を剥いでヒロインに 移植する主人公。 だが、どの皮もヒロインの皮膚との拒絶反応により、剥がれ落ちる。 失意に陥る主人公、そこにヒロインが語りかける ヒロイン「もう、こんな呪われた事はやめて…。私の事は仕方なかったのよ……。」 主人公「言うな!俺はなんとしてもお前を救う!」 数日後、主人公は高名な魔術師からこんなネタを聞く。 「世界を統一する、全知全能の女神の皮ならあるいは…。」 彼はヒロインには何も告げず、逆転確率0%の戦いに今、挑む。 **召喚想定外 483 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/30 21:07 圧倒的な力を持つ魔王軍の前に追いつめられた国王軍。 起死回生の策として、宮廷魔道士たちは異世界から勇者を召喚する。 しかし召喚されたのは 「気をつけろ! 誰も信じるな! レーザーガンを手離すな!」 などと意味不明のことをわめき散らしながら無差別攻撃を繰り返す 戦略兵器を搭載した暴走アンドロイドだった。 未曾有の危機に、魔王軍と国王軍は力を合わせ、 ようやっと暴走アンドロイドを止めたとき、両者の間には 奇妙な友情が生まれたのだった…… ラストは当然、夕日の中で魔王と国王が肩を抱き、 「へっ。なかなかやるじゃねえか国王。見直したぜ」 「そういうお前もな。魔王」 484 名前: イラストに騙された名無しさん 02/04/30 21:40 圧倒的な力を持つ魔王軍の前に追いつめられた国王軍。 起死回生の策として、宮廷魔道士たちは異世界から勇者を召喚する。 しかし召喚されたのは 「奴らに戦争を教育してやる。クルツ、目標右のゴーレム。フォイア!」 小林源文氏による黒騎士中隊だった。 そこだけ異様にドライでご都合主義も魔法もへったくれもない 小林源文風ペン画世界にしてしまう黒騎士中隊の前に魔王は 「畜生!魔女の婆さんの呪いか!」 と捨てぜりふを吐いて兵を置き去りに撤退するのでした。 そして黒騎士中隊は今日もゆく‥

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