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前回、たゆねによって啓太は連れ去らわれてしまった…。
啓太を強奪されてしまい、ようこは啓太が泊まるはずだった部屋に来た。

温泉ではなでしこと一悶着あったが、彼女らの中でも優先順位は啓太のことが一番である。
二人はなでしこが、泊まる部屋に集まる約束を交わしていた。
ようこは約束どおりに来ていた。
「ケイタ……」
ようこは自分の大切な主人が居なくなったのが、信じられなかった。
(ケイタがいなくなったのは、きっと先に逃げたから…)
ほんの僅かな希望を胸に部屋の中に入っていった。
どくん……どくん…
心臓が早鐘のように動く。
(このふすまを開けたら……。いつものケイタが…)
そしてようこは、ふすまを開けた。
部屋の中には、なでしこが俯いて座っていた。
「ようこさん……」
なでしこの目には、涙が溜まっていた。
それを見て、ようこの希望は打ち砕かれた。
「ねぇ……なでしこ…嘘でしょ?ケイタ…いるんでしょ?」
なでしこはようこの言葉を聞いても、ただ俯いている。
「なでしこ…ケイタはどこなの!?私のケイタはどこなのよ!!」
ようこは啓太が居なくなったのは、なでしこが最初に奪ったのだから…。
全部なでしこが悪いと怒りをぶつけた。
「ようこさん……啓太は部屋に帰ってきていません…。あの時に…」
なでしこの目からは、涙がひたすら流れていた。
ようこもその様子を見て、ハッとなった。
(なでしこも……同じなのよね…ケイタのことが好きって…)
姉のように親しんできたなでしこの泣き顔を見て、ようこは急速に冷めてしまった。
「いきなり怒鳴ってごめんね…。でも…私だってケイタの事好きなのよ…」
ようこはなでしこにそう言い、涙を流した。
なでしこはようこの独白を聞き、
(ようこさんも、私と同じなんですね…)
いきなりの啓太の失踪事件に二人は冷静さを失っていた。
なでしこは、ふと気がついた
(そうだ!ようこさんを徹底的に利用してから啓太様を奪えばいいのよ。ともはねも一緒に…)
邪悪な考えがなでしこの中で現れ始めた。
「啓太様を一緒に探しましょう!ようこさんにともはねがいれば見つかりますよ。きっと!」
ようこに協力を求めるなでしこ
「そうね…。まずは啓太を見つけよ!でも…啓太のこと抜け駆けは許さないからね」
表面上はそう言うようこであるが、内面では…
(なでしこ…アンタ、絶対に裏あるんでしょ。啓太は私の物だから!)
こうして、手を取り合う美しい関係は内面ではドロドロであった…。

さて、渦中の人である啓太はたゆねに誘拐されてどうなったのでしょうか?
啓太はたゆねの猛攻により、意識を失ってしまいました。
啓太は気がつくと知らない部屋のベッドにいました。
「ん~…。ここ…どこ?」
重い体を起こして周りを観察する啓太
(アレ?俺服着てたっけ?それにここはどこだ?確か、昨日たゆねに…)
昨日のたゆねとの行為を思い出して、股間が起動しそうになり慌てて首を振り妄想を打ち消した。
首を振った時に違和感を感じた。
「ん?なんだこりゃ?何で、首輪に鎖が付いているんだ」
鎖はベッドの端まで伸びていて、外れないように鍵まで付いていた。
「この…!外・れ・ろ~!!」
啓太は力を込めるが鎖も首輪もビクともしなかった。
啓太の後ろの方から扉が開く音が聞こえた。
「あ…啓太様起きてましたか」
声をかけてきたのは誘拐した張本人のたゆねだった。
啓太は振り向くと声を上げた。
「た……たゆね!!一体なんて格好してるんだ!?」
たゆねの服装はいつものボーイッシュな格好ではなかった。
「コレですか?さっきまで朝食作ってたんですよ。啓太様は好きじゃないんですか?この格好…」
「いや…嫌いじゃないけど…。裸エプロンなんてベタな…」
そう言いつつも満更ではない様子で胸から下まで嘗め回す啓太であった。
「啓太様…今イヤらしい目でボクの胸、見てましたね…。エッチ♪」
顔を赤くして胸を腕で隠し恥ずかしがるたゆね。
「ちょっと待てよ!そんな格好でいるのはたゆねだろ!?確かに目の保養になるけども…」
(なんかいつもと違って可愛い…)
啓太はたゆねの普段と違うしぐさにドキドキしていた。
その様子を見てたゆねは
「ふふ。啓太様はこの格好気にいたんですね。朝食持ってくるね」
先程の恥ずかしそうな感じから一転して、うれしそうに出て行った。
「あ、鎖のこと聞くの忘れてた」
たゆねの裸エプロンですっかりなぜ自分繋がれているか聞くのを忘れていたのであった。

たゆねが朝食を取りに行っている間に、啓太は自分が置かれている状況を整理していた。
(まず、たゆねが俺を誘拐した犯人でやっちゃっただろ…。んで、その後記憶無いから……)
胡坐をかいて、呟いた。
「やっぱり、たゆね一人だよな?薫の差し金かと思ったけど違ったかな…」
頭を捻る啓太である。
タイミングよく足音が聞こえてきた。
「腹減ったし、たゆねの作った飯食ってみるか。それからでも遅くないし」
人間腹が減っては何とやらと、食欲に負けるのであった。
「啓太様!朝食お持ちいたしましたよ!」
そう言って入ってきたのは片手に蓋のかかったトレイを持ったたゆねであった。
「啓太様、見たら驚きますよ?なんたって、ボクの自信作なんだからね!」
「へ~。そいつは楽しみだな」
啓太は動ける範囲内のギリギリのとこまで移動したがベッドに腰掛けるとこまでしか行けなかった。
「たゆね、机無いかな?さすがにベッドの上で食うのは汚れるだろ」
「大丈夫ですよ。ここに前いぐさが通販で買い込んだ高さ調整できる机あるよ」
たゆねはトレイを側の机に置いて、押入れと思しき場所から机を取り出した。
啓太の側に持ってきて
「高さはこれくらいでいいか。さ、啓太様これがたゆねスペシャルだよ!」
トレイの蓋を開けるとなんと…!!
「た…たゆね……いくらなんでも朝からこれはキツくないか?」
思わず、たじろぐ啓太。それを不思議がるたゆねは
「そうかな…?啓太様ならこれくらい楽じゃないの?」
彼女が作ったメニューは
「確かに食えなくないけど…。朝から分厚いステーキはさすがに無いだろ?それにこの赤い飲み物何?」
そう言って手に取ったのは赤い液体の入ったコップである。
「それはすっぽんの血だよ。昨日啓太様が激しかったから心配でね」
たゆねは笑顔でそう言ったのであった。
(つまるとこ、今日も犯る気なのかよ…。でも、たゆねは可愛いし…。むむ…)
たゆねのボーイッシュな魅力も良いと悪魔が囁き、
なでしことの約束があると天使が囁く。
―――程なくして悪魔の囁きに耳を傾け、目の前の果実に飛びつくことにした。
「それじゃ、頂きます!」
「あ、このソースはボク特製なんだよ。―――あ!ピーマン残さないでよ!!残したら許さないよ!」
啓太の隣に座って世話を焼くと何やかんだで機嫌を良くするたゆね。
「そういや、ハグハグ、たゆねは飯、ズゥー、食べないのか?」
たゆねが自分の分の飯を持って来てない事に疑問が浮かんだ。
「あ!そうだった。ボクまだ何にも食べてないんだった」
たゆねはテヘっと笑いながら言った。
「それなら、この分厚いの一緒に食うぞ。さすがに一人だときついわ」
さっそく、啓太はたゆねの分も切り始めていた。
「ちょっと待って。ボクの分は別のとこにあるから良いよ」
たゆねは笑いながら啓太に近づいて来た。
「ん、そうかせっかく美味いのに…。――て、何で膝の上に手を乗せるんだ?」
「啓太様だってわかってるんじゃないんですか?ボクの朝御飯が何か…」
「はっ?て、ちょっと待て!」
妖艶に微笑むたゆねは啓太が慌てている隙に啓太のズボンとトランクスを脱がした。
そして
「ふふ。御開帳~♪啓太様のち○ぽ、大きくなりかけてますよ…」
「すっぽんの血やステーキ食わされれば、大きくなりやすいに決まってるだろ」
飽きれながらも、たゆねのしようとしている行為を止めようとはしない啓太である。
「それじゃ、いっただきま~す♪」
そう言うとたゆねは啓太のち○ぽにキスをし始めた。
「ちゅ、ちゅ、えへへ♪啓太様のおち○ぽ大好き♪」
蕩けた様な目をして啄ばむようにキスを繰り返した。
「たゆね…そんなことしてたら――ウッ!飯食べられないだろ」
小さな快感であるが飯を食べることが出来ないのである。
「啓太様が出すのが早いか、ボクの料理食べ終わるか競争ですね。食べ終わる前に出したら罰ゲームだからね」
「な、なら勝ったらこの鎖外してくれるか?」
少し考えるそぶりをしてたゆねは言った。
「そうだね…。啓太様が勝ったら、自由にしてあげるよ。なんならボクも啓太様の好きにしていいですよ?」
上目遣いで啓太を見るたゆね
啓太は勝った時の事を思い浮かべた。

(啓太様、ボクが料理作るね)
(啓太様はぼくがいないとホントにダメだね!)
(啓太様…今夜はあんまり激しくしないでね……ボク…昨日みたいにイッちゃうよ…)

妄想が頭の中を激しく渦巻く啓太は理性が無くなってきた。
「その勝負受けた!!」
もはや、正常な思考が無くなってしまい、たゆねの目にケモノの光が宿っていた。
「゛ボクが作った料理を全部食べる"ことが条件だからね」
゛ボクが作った料理"を強調して言うたゆね
「残りは半分だから楽勝だ!」
自分が有利であることを疑わない啓太であり
「それじゃ始めるよ?―――よ~~いドン♪」


[763|06/12/01](2/810-813)