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のーたいとる6」(2006/10/16 (月) 03:37:44) の最新版変更点

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<h4><b>のーたいとる6</b></h4> <dl> <dd>  犬神の身体的特徴は、人間の姿になっている状態では、尻尾を除いて全く見分ける事ができない。<br> だが、その構造自体は人間の物より若干複雑になっており、所々に人間にはありえない「ツボ」があったりする。<br> 「んっ…」<br> 「ん、どうした、ようこ」<br>  いつものようにようこのトリミングを済ませ、軽いマッサージを始めた啓太が手を止めた。<br> 「な、なんでもないよ。ちょっといいとこだったってだけ」<br>  少し慌てた感じでそれをかき消す。啓太は、それなら、と再度尻尾の付け根を押してみる。<br> 「ふぅっ! …ぅん…」<br>  その瞬間、ようこは身をよじって少し体を縮めた。啓太はそれに気を良くしたのか、<br> 更にその近辺を圧迫する。その度に、ようこは体をくねらせ、息を粗くする。<br> 「は、はあぁ…」<br> 「おう、結構効いてるな」<br>  ようこの悩ましげな声に、思わず夢中になってきた。夢中になりすぎて、少々考えが飛躍してくる。<br> もしかしてここが噂に聞く、発情のツボなのだろうか?<br> 「ちょ、ケイタぁ、うん、ちょーし、のりすぎっ…」<br> 「いいじゃねーか、お前気持ちよさそうだし」<br> 「そ、そりゃそーだけどぉ」<br>  いつもの数倍は艶のこもった、湿っぽい声でようこが抵抗する。が、力が入らない。<br> 啓太の耳にその言葉は只の効果音程度にしか伝わってないらしく、段々と指先と象の先に熱がこもってくる。<br> あつい。二人の体が触れ合ってる部分があつい。いや、本当に熱い。まるで燃え盛る炎の様に…<br> <br> ぼっ!<br> <br>  その時だった。何と、ようこの体がいきなり燃え上がったのだ。同時に啓太の体にも火がつく。<br> 「あちちちちっ!? 何だこりゃ!」<br> 「あつっ、だから言ったのよー! ちょーし乗り過ぎって! しゅくち!」<br>  水を呼んだのは良い物の、天井からいつもの数倍の水量が吹き出た。そしてそれはお約束の様に、啓太の体を部屋の外まで押し流していく。<br> 「何でこーなるんだー!」<br> <br>  霊力のツボ…尻尾の付け根にあり、犬神の霊力増強に効果がある。<br>       ただし押し過ぎると、内部に溜まったエネルギーが暴発する。<br> <br> <br> <br></dd> </dl> <hr size="2" width="100%"> <blockquote>[06/10/14-名無し-2-616]<br></blockquote>

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