まとめ
- LBA28は137GBまで。LBA48は144PBまで。
- NTFS32は2TBまで。NTFS64は16EBまで。
なおNTFS32とは32bit版windowsに実装されているNTFSのこと。
- Win98/95は、fdiskに64Gの壁あり。原因は内部で16ビット演算がオーバーフローしたため。回避はこちら
- WindowsMe以前は、LBA28までしかアクセスできない。デバドラで回避可能な場合あり。
- Windows2000SP2まではLBA28まで。
- Windows2000SP3以降+LBA48非対応BIOS : 137GB以上のHDDが使用可能。ただしインストール時は先頭137GB以下のパーティションしか見えない。レジストリEnableBigLBA設定後はLBA48アクセス可能。
- Windows2000SP3以降+LBA48対応BIOS : 同上?
- Windows2000SP3以降+Hotfix+LBA48対応BIOS : LBA48インストール可能。
- WindowsXP SP1以降 : LBA48インストール可能?
詳細
- BIOS INT13仕様: C/H/S=1024/255/63 = 8.4GB
対策1:BIOS Update
対策2:Windows2000以後なら,BIOSを介さない?
LBA/E-IDE:28bit = 137GB (C/H/S=16/4/8bit)
LBA48/BigDrive: 48bit = 144000TB = 144PB
FAT : ~4 GB。ファイル サイズの上限は 2 GB。
FAT32: 512 MB ~ 2 TB 。ファイル サイズの上限は 4 GB 。
NTFSの現在の実装: 32bit = 2.1TB
NTFSの本来の仕様: 64bit = 16000000TB = 16000PB = 16EB
Win95のfdiskは8Gまで。
Win95OSR2-Win98SEのfdiskは64GBまで。
Win2K のFAT32のフォーマッタは32 GBまで。
Win2Kのインストーラは、多分、LBA28。Hotfixを適用すると、LBA48に変更可能。
WinXPのFAT32のフォーマッタは32GBまで。
WinMe以前は、LBA48非対応。LBA28まで。
Win2K SP2、WinXP オリジナルもLBA28まで。
Win2K SP3以後は、以下の設定でLBA48対応
WinXP SP1から、LBA48対応
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Atapi\Parameters
値の名前 : EnableBigLba
データ型 : REG_DWORD
値のデータ : 0x1
BIOSがLBA48に対応していない場合には、OSインストールパーティションが137GB以下の制限を受ける。EnableBigLBA設定後は、137GB以上の領域も別パーティションとして認識可能。
http://www.corso-b.net/itaya/TIPS/TIPS004.html から引用
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\atapi\Parameters]
"EnableBigLba"=dword:00000001
これで137GBを超える領域にアクセスできるようになります。ただし、BIOSがBigDriveに対応していない場合は、Windows 2000を128GBを超える領域にインストールすることはできません。BIOSが128GB超に対応していない場合でも、ほとんどの場合、Windows 2000上からは128GBを超える領域にアクセス可能ですが、CompaqのPCなどの一部のBIOSでは128GB超のHDDから (128GB以内にWindows 2000をインストールしていても) Windows 2000が起動できない場合もあります。その場合は、BIOSをアップデートするか、128GB超に対応した拡張ATA/SATAカードにHDDを繋ぐしかありません
引用終わり
Promise Ultra66 Promise Ultra100 Promise Ultra133TX2の場合の認識実験。
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最終更新:2007年01月07日 12:31