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ほたる横丁


死の雲海の62ストン上空に浮かぶ空中都市。
天覇の「雲海調査のための学術都市構想」により建造された完全人口浮島。
人口は2000人程度(パーフェクトガイドでは9万7000人)。

3709年に「雲海調査のための学術都市構想」が発足し、
3713年には核動力部が空中に浮き運営が開始された。
3734年には建設・運用・拡張を行う「ほたる横丁構築事業団」が発足している。

その成り立ちは研究者が多かったが、冒険者、技術者などが移り住み、現在ではネモに次ぐ活気ある町となっている。

ほたる横丁へはネモから飛行挺の便が出ており、
青空航路、別名「見果てぬ海の夢航路」と呼ばれる定期航路がある。
一日5往復程度で、途中荷物の積み降ろしと入島審査で滞空岸壁に停泊する。

また建設当時から塔へのパイプラインが存在し、いくつかの中継島を経て繋がっている。
貴重な水の輸送はパイプラインを経由する。

基本的に天覇の所有物であるため、市長にあたる人物は天覇の社長ということになる。
実際の自治は各町の区長が集まる「ほたる横丁商工会」にて行われ、
町のメンテナンスや拡張計画、規則や貿易レートまで、大抵の事はこの会で決定される。

ほたる横丁の住人は、快適な大陸から移り住むだけあって物好きな者が多く、雲海の下に興味を持つ冒険者や研究者、新しい物好きや高度なグラスノ技術を学ぶ者など様々。
ほたる横丁は常に揺れ続け、落下の怖れもある危険な場所もあるが、
住人達はそれに慣れてしまい揺れに全く酔わず、高所も怖がらなくなってしまっている。
その環境から冒険心が強い者が多いようだ。


町の構造


ほたる横丁はグラスメルクで作られたフリッパーと呼ばれる浮遊盤で浮いている。
フリッパーはグラスノを用いた回転浮遊動力盤であり、回転させると浮力を得る。
核動力部では半径が小さい円盤で大きな浮力を得る為、推進器で回転させている。

ほたる横丁はフリッパーを中心として4本のアームでヤジロベエのように均衡をとっている。一つの建物が町になったようなものであるため、家の上に家を新築するような事が常であり、町の構造は激しく複雑であり、住人でさえ迷う事もある。

また一定の区画ごとに区切りながら拡張したため区画間の移動は困難で、
天覇が運行しているトロッコのような市電を用いて移動する。
そのためそれぞれの区画は駅を中心として一つのブロックとなっている。


主な区画・施設


  • ほたる一番街
ほたるの名を掲げたほたる横丁の看板ブロック。
主空港であるかもめ港に隣接し、中央に近い立地から栄えている。
スピカの猫飴屋もここで開かれている。
ダイブ屋やトレカ屋がある、核動力部へも行けるカラコラ通りもこの区画の一部のようだ。

  • かもめみなと
飛行挺が発着するほたる横丁の主空港。ほたる横丁内各所へ行く出発点である。
市電「つばめライナー線」の始発駅でもある。
天覇の飛行挺もここに寄港するため、外出がちな亜耶乃社長の帰還なども知る事が出来る。

  • 核動力部
ほたる横丁の下層に存在する区画。
人工浮遊島であるほたる横丁を浮かべている重要施設である核動力部が存在する。
また鉄骨で組まれた通路を経て、パイプラインや天覇の研究施設などとも繋がっている。
恐らく正規の出入り口もあると思われるが、作中ではカラコラ通りから入る事が出来る。

以下設定のみ
  • 月の光町
かもめみなとに近い事から交通の便が良い区画。
天覇の関連企業体はほとんどこの区画にあり、研究者が最も多く住む区画でもある。

  • 常住町(猫町)
ほたる横丁の旧市街。
建設当時はとても日当たりがよく最も多くの人が住む町だった。
しかしほたる横丁の拡張に伴い外側にできた新市街に日光を遮られてしまい、
現在では昼でも暗く人はほとんど住んでいない、猫の集会所と化している。
そのことから通称「猫町」と呼ばれている。
いつごろごろ寝ているが非常に頭のいい巨大な猫「ねごろん」が
街中の猫を束ねている、らしい。
OVA中ではほたる横丁に改めて墜落するが、
その際の暗く猫の多い描写から、恐らくこの区画に落ちた物と思われる。

  • 未来科学研究所
ほたる横丁で最も高い建物。
中央部にあるほたる横丁回転軸のてっぺんに位置する。
関係者以外立入禁止で、外からは登り口が見えず、回転軸の中に螺旋階段がある。
浮遊大陸や一人乗りグライダーの開発研究をしているらしい。

  • ロケット広場
ほたる横丁建造当初に、月を目指した若者達が作った研究施設。
市電「星のしずく線」の終端駅がある。
現在ではグラスメルクを用いた遠距離航行技術の研究者に天覇が無料で場所を提供している。
ほたる横丁から天に向かって伸びる鉄骨組状のものがこの施設である。

  • 大洗濯岬
ほたる横丁での洗濯物をクリーニングするための区画。
ほたる横丁では水がとても貴重なため、風呂や洗濯が制限される。
そのため洗濯は専門の業者に任せるのが一般的であり、
洗濯物はこの大洗濯岬にある巨大な洗濯機で洗われる。
朝夕には市電に洗濯物専用の車両連結され、住人はそこに洗濯物を預けたり回収したりする。

  • ミミズク時間研究所
大洗濯岬と同じ島にある施設。
何を研究しているのかは不明で、白衣を着た頑固で不可解なお爺さんが住んでいる。

  • 魔法広場
グラスメルクの試験施設。
市電「ほたる新線」の終着駅がある。
元は天覇系列のグラスメルク研究企業向けに作られた施設だが、
現在では一般市民にも有料で公開している。

  • とびこみ台
ほたる横丁の右側の島へ行く途中にある、朝日大橋の根元にある駅。
誰も住んでいない無人駅である。
ちなみに飛び込むと直下は死の雲海、当然命は無い。
ほたる横丁の外観一枚絵の、手前に伸びるレールの途中にあると思われる。

  • 海づり中央
「雲釣り師」と呼ばれる者達が死の雲海の生物(魚?)を釣るスポット。
ただ、市電「星のしずく線」海づり中央駅への停車は季節限定である。
朝日大橋の途中にあるが、橋から横に木の橋がかけられており、
釣りはそこから62ストン下の死の雲海へと糸を垂らして行う。
死の雲海にどういった生物がいて、そして釣れるのかはまったくの謎であるが、
「魚」がつれて、それを「ネモに輸出する」事が行われているらしい・・・。

  • 星の実町
都会の喧騒から離れたいという人たちの町。
市電「星のしずく線」の朝日大橋の右側に位置する。
天文台と隣接し同じ島にあるように見てとれる。
ほたる横丁外観一枚絵は、この星の実町から見たものと推測される。

  • 天文台
星を観測する天文台。
市電「星のしずく線」の終着駅がある。
星の実町よりさらに遠くの右側の島に存在する。


ほたる横丁内での市電


ほたる横丁内では区画間の移動が困難であるため、トロッコのような市電を利用する。 
区画間を繋ぐ形で市電は運行され、島内の移動は市電を基本としている。
市電は天覇傘下の「公共交通営団ひねもす」により4つの路線で運行されている。
各路線は以下の通り。

  • 星のしずく線
[ロケット広場=日の出町=均衡ラボ=とびうお新原=とびこみ台=
=海づり中央=星の実町=天文台]

とびこみ台駅から星の実町駅前までは右側の島と繋ぐ朝日大橋となっている。

  • ほたる新線
[魔法広場=日の出町=ほたる横丁=月の光=うみねこまち=はざま=
=波多町=桜丘=大洗濯岬]

桜丘からは大洗濯岬以外にミミズク時間研究所へも接続している。
朝夕のみ、桜丘から星の実町への直通運転が行われる。
その際は[ほたる横丁=翼町(朝夕のみ停車)=とびうお新原]という経路で星のしずく線へ接続される。
また波多町から桜丘までの部分は左側の島への夕日大橋となっている。

  • 夕日環状線
[仲町中央=仲町=楽町=夕日の丘=月地=常住=仲町中央]

楽町はつばめみなとへも接続している。

  • つばめライナー
[かもめみなと=ほたる横丁=仲町中央]

駅は少ないが、主要駅が属しているためこの路線が全ての起点となる。


ほたる横丁名物の独自の移動方法


上下に重なり合うように拡張していったほたる横丁では、
垂直方向の移動に独自の手段が存在する。
その構造から階段のような通常の手段以外に、ゴンドラやロープも使われる。
子供ではターザンのように移動する事もよくあるようだ。

また、至る所に風洞と呼ばれる風を吹き上げる垂直の縦穴があり、
この縦穴をパラシュート状の布で風を受けて上昇下降を行う移動法もある。
雲海へ落下しないよう底に安全ネットが敷設されてはいるが、
これは危険なものではなく、極々普通に行われる移動法である。
このため、横方向ではなく縦方向の近所付き合いも多い。

風洞ではウィンドボードという風に乗るスケートボードのような遊具も利用される。
ウィンドボードはスケートボードに翼がついたような形状をしており、
翼端に紐をつけ、翼面積を調節して風に乗る。
これは熟練者であれば風洞以外でも利用する事が可能らしい。

また、一般的ではないがシルフィードという1~2人乗りの小型グライダーもある。
感覚的には、例えるなら原付バイクのようなものとの事。
ただ価格が高い事もあり普及はしていない。

ほたる横丁のファッション


特殊な環境であるほたる横丁では、他所とは多少異なる服装となっている。

髪は短く切るか束ねるのが普通であり、帽子もよく利用される。
これは風が強いためであり、長い髪では生活に支障をきたす。

基本的に暖かいほたる横丁ではあるが、
暑い時はメッシュの服を、寒い時は風を防ぐためにマントを羽織る。
マントの丈は腰くらいまでの物が多く、長い場合は腰くらいで結んでしまう。

上下に歩く事が多いためズボンを着用するのが基本。
ただ、その上に女性ならスカート、男性なら腰に布を着け股部分を隠すような物をよしとする。女性のスカートはロングならタイトなものを、ミニスカートであれば下にスパッツなどを履く。

装飾の面では機能性と相反する物が多く、
風に舞う大きなリボンやスカーフ、音がする物などが好まれる。
風を意識した直線形状のシンプルな物が好まれ、くどい模様は暑苦しい為敬遠される。

色はアイボリーや麻色基調で、原色はほとんど使わない。
日光が強い事から目に痛い白は避ける傾向にある。蛍光色に至っては皆無である。

素材は化学繊維は存在しないため、さっぱりした麻系が好まれる。
服には深めで蓋付きのポケットを付けられるが、
これは落したものが、そのまま雲海へと落ち失くしてしまう事があるためである。
工業品、工芸品が多い都市であるため、人によってはトンカチ、レンチなどをポケットに入れて持ち歩く事もある。

また民族性によって服装の傾向は異なる。

シエール系は西洋風。
ほたる横丁は湿潤な気候のため、足回りの広いズボンなど通気には気を配っている。
靴は安全の為着地面積の大きい靴やブーツを好む。
階段やつまづくような物が多いのでサンダルは使われず、ハイヒールは危険ですらある。

クラスタ系は和服に近いが、着物に比べると露出度や通気性が高くなっている。
背中に大きな風車を帯止めとしてつけるのが最近のクラスタ系女性の流行り。
靴は高ゲタも良く使われるが、これはシエール系からは非効率だとして理解されにくいようだ。