異化(作用) dissimilation  


 同化作用に対する語で、生物体の物質代謝のうち、体内の複雑な物質をほ簡単
なものに分解する作用をいい、その際、放出されるエネルギが生活を営むための仕
事に利用される。たとえば、呼吸では糖質、脂質、アミノ酸を酸化して、炭酸ガス、
水、アンモニアを生じ、これに反応過程中に生ずるアデノシン三リン酸を介して
生体のエネルギ源に利用される。

最終更新:2006年09月21日 22:03