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いき値 threshold value 閾値 threshold , threshold concentration ----  生理学的刺激による生体反応は、刺激の強さがある値以上に達しないと 反応が現れない。この反応が出現する限界値を閾値(いきち)という。閾 値は刺激の面積や暴露時間等によっても影響を受ける。毒性の評価におけ る無作用量も類似の概念であり、許容基準の設定にはこの考え方が取り入 れられている。なお、閾値以上の範囲では、臭いや音のような生体刺激と 臭覚・聴覚反応の間には「Weber_Fechnerの法則」が成立することが知 られており、刺激量の強さの対数と反応の強さとが比例関係にある。すな わち、刺激を1/10にして感じる刺激の強さがようやく1/2になるといった 関係がある。 ----  「しきい値」とも読む。 最小有効量(minimum effective dose)ともいう。 ----

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