真・PHANTOM 第5章 ~どうりょう in The sky~
52 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/04(火) 20:44:33.96 ID:.1Xj9iY0
しゃっがんん
54 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/04(火) 20:57:27.89 ID:.1Xj9iY0
~どうりょう in The sky~
局員女「Kちゃん・・。」
K「んー。」
局員女「ちょっと太りました?」
K「え、マジで? なあ 俺太った?」
局員男「いや・・・・わかんないですね。」
K「そういや最近腹出てきたような・・・。」
局員女「いや それはないww」
K「でもそーいや太ったような気もするなあ。」
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K「うぃー。」
どうりょう「おかえりなさい。」
拳「お疲れ様です。」
K「拳 俺最初に会った時より太った?」
拳「・・・? いや わかんねーけどもうちょっとでかくなってもアンタはいーんじゃねーかな。」
K「なんのこっちゃ。 どうりょう 俺太った?」
どうりょう「なんでそんなに気にしてんのww」
K「俺かてまだまだ若い乙女やぞ。」
どうりょう「あーそーww いや いつも見てるから違いがよくわかんないww」
K「いつも見てるってお前 拳おるのにそういうのやめろって~。」
どうりょう「いや そういう意味じゃないけどww」
拳「いちゃついてんじゃねーよ!!」 バン!!
どうりょう「いや ねこ君そこ乗っからなくていいからww遅いしww」
拳「あ、 そーなんですか。 すいません。」
K「(染まってきたなぁ)」
56 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/04(火) 21:09:54.19 ID:.1Xj9iY0
拳「前も聞いたけどどうりょうさんってOPとしてはどんなもんなの?」
K「そーやな。 今のうちの局じゃ中の下くらいちゃうか。」
拳「あの年でそれって結構すごい事じゃねーかな。」
K「んー。 まぁな。 でもボーカルは全局でトップやぞ。」
拳「マジかよ。 才色兼備って奴か。」
K「あいつはまあ特別やからな。」
拳「あれかよ あの 15歳ですげー大学を出ててとかみてーな感じか。」
K「知らんでえぇわ。」
拳「? まぁいいけど どうせならどうりょうさんにも成長してほしいよな。」
K「そのつもりや。」
拳「PHANTOMっつーのがアンタの足引っ張らねーようにな。」
K「初仕事もまだやのにしょーもない事考えんでええわ。」
拳「気合いが入ってるって事だからいーじゃねーか。」
K「そんなに気合い入り過ぎてもなぁ。 しょっぱい仕事やし」
57 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/04(火) 21:21:42.26 ID:.1Xj9iY0
K「よーし拳も全部終わったみたいやし来月の目標を発表するぞー。」
どうりょう「真面目にやろーよー。」
拳「言われてんぞww」
K「うっさいボケ。 じゃあまずは拳からー。」
拳「個人別かよ。」
K「4種類の仕事を一週間ペースでこなす事。」
拳「なんだ真面目じゃん。 4種類か・・。」
K「おう。 段取りはちゃんと覚えていかにゃあかんぞ。」
拳「はい。」
K「んでどうりょう~。」
どうりょう「は~い。」
K「走れ、貫け、そして天高く舞い上がれ~。」
どうりょう「はい。 わかりましたー。」
拳「いや 突っ込みましょうよww」
どうりょう「予想通りだから突っ込まない。」
拳「(^^;」
K「この目標の意味は明日までの宿題やからな。」
拳「意味あんのかよww」
どうりょう「今まであんまりやってなかった初歩的な仕事で基礎固めろってことー。」
K「正解。」 ぴし
どうりょう「やった~。(棒読み)」
拳「・・・・・・・・。」
K「なんか言いたそうやな。」
拳「いや・・・。」
59 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/04(火) 21:36:36.41 ID:.1Xj9iY0
休憩所
ボーカル「ねこなが君どう?」
どうりょう「かっこいいですww」
ボーカル「いや そーいう事じゃなくて(^^;」
K「わははww」
どうりょう「飲み込みも早いし 言った事理解するのも早いですね~。」
ボーカル「やっぱかー。 検査でもかなりのもんだったからね。」
どうりょう「一人一人目通してるんですか? 資料とか。」
ボーカル「んーまあ一応ね。 いつ絡むかわかんないし よく知っとかないと。」
どうりょう「あたしもそうした方がいいのかな。」
ボーカル「どうりょうちゃんはほぼKちゃんねこなが君とって感じだからしなくていいかも。」
どうりょう「あ、そーか。」
ボーカル「だからその分一つの仕事の細かいとこまで調べとかないとね。」
どうりょう「はい。」
K「なんか小学生に先生が言うて聞かしてるみたいやな。」
ボーカル「だってかわいいもん~ww」
どうりょう「かわいいもん~ww」
K「いや 喜んでるけど若干馬鹿にされてると思うぞ。」
どうりょう「えっ マジで。」
ボーカル「してないよww」
どうりょう「あたし馬鹿なのかな~・・・。」
ボーカル「ちょっとだけだから気にしないでいいと思うよww」
どうりょう「えっ。」
61 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/04(火) 21:46:33.05 ID:.1Xj9iY0
K「これみてみ。」
どうりょう「なにこれ。」
K「ボーカルが一日にこなす仕事とデータの管理。」
どうりょう「マジで・・・・?」
K「おう。 お前にできるか?」
どうりょう「いや・・・絶対無理・・・。」
K「拳はなんぼゆうても俺になり変わろうとしてるよな。」
どうりょう「え? うん。」
K「お前はボーカルさんみたいになりたいってゆうてたやないか。」
どうりょう「うん・・・・。」
K「じゃあお前もボーカルになり代わるくらいの気持ちでやらんとな。拳に失礼やぞ。」
どうりょう「はい。」
K「あいつはどんな仕事でもやる気でおるし、文句も言わずにお前に命預けてくれるやろう。」
どうりょう「そうなのかな。」
K「お前はそれに応える事できるか?」
どうりょう「・・・・頑張る。」
K「頑張るだけなら誰にでもできるぞ。」
どうりょう「うん。 でも頑張るしかないでしょ。」
K「・・・・・。 おう。 お前には他の奴がしてない経験があるから、それ活かせば難しい事じゃない。」
どうりょう「どういう風に・・・?」
K「それ考えるんもお前の仕事や。」
どうりょう「はいっ。」
62 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/04(火) 22:01:54.18 ID:.1Xj9iY0
S「どんな感じ?」
K「気合いも乗っていい感じに仕上がっています。 レースでも期待できるでしょう。」
S「レースってなんだww」
K「ダビスタ風。」
S「ゲームかww」
K「拳に期待し過ぎんなって色んな奴に言われたぞ。」
S「まあ そうだろうねww」
K「なんやそれー。」
S「確かにあいつは天才だけど Kちゃんには器が劣る事もわかってるよ。」
K「じゃあ無茶させるように仕向けんようにな。」
S「それでも多少の無茶はしてもらわないといけない。」
K「S~。」
S「よく10年に一人の逸材とかって言葉あるじゃない。」
K「ん。」
S「Kちゃんは10年とか100年に一人とかじゃない。」
K「なんじゃそりゃ。」
S「Kちゃんみたいなのはもう後にも先にも現れないと思う。」
K「べた褒めやな。」
S「でもそれは有り得ないような仕事を無茶して一人でこなしてきたのも大きい。」
K「せやからあいつにも同じ事させるんか?」
S「あいつはそれくらいの覚悟はしてるのに Kちゃんが過保護なのは返って失礼だと思わない?」
K「ん・・・。」
S「高校生が全部捨てて覚悟してくれてるんだ。 それには応えてやらなくちゃいけない。」
K「それは利用するって事じゃないんか。」
S「ものは言い様だよ。」
K「S、無理して悪役にならんでもええねんぞ。」
S「そんな事は思ってないよ。 どうりょうにも同じ事言ってやってほしい。」
K「・・・・わかった。」
65 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/05(水) 02:54:50.96 ID:ERMN3MM0
>>63 えへへ
~どうりょうインザスカイ~ 了
~真・PHANTOM出陣~ へ 続く
最終更新:2007年09月05日 06:13