真・PHANTOM 第4章 ~早熟~



939 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/01(土) 11:52:36.32 ID:0ZFb.L.0
拳「っ!!!」 くんっ 

K「あっ。」  すすっ どんっ 

拳「っぁ!!」 ずしゃ

K「拳、 今の惜しいわ。」

拳「アンタの真似だよ。」

K「パくんなよー。」

拳「俺もKさんみてーなの向いてんじゃねーの?」

K「これを実践できるんは俺しかおらん。」

拳「自己流なんか?」

K「そーやな。 でたらめな動きするからな。 下手にやろうとしても全部が浅くて使いもんにならんぞ。」

拳「みせてくんねーかな。」

K「なにをよ。」

拳「いや仕事でどう使うのか。」

K「パくる気かー。」

拳「ああパくるね。」

K「正直やなオイ んじゃちょっときまい。」

拳「よっしゃww」

941 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/01(土) 11:58:44.73 ID:0ZFb.L.0
がさ ごそ がさ ごそ

K「あ、 そこに机やなー。 んでその台みたいなんそこ。」

拳「はいよ。」 がさ ごそ

K「よいしょ よいしょ。」 がさ ごそ。

拳「このでかいのが全員人間ってこと?」

K「そうそう。」

拳「んでこの配置なんなの。」

K「仕事でな、行動時に建物内に集まったところを狙うっていうパターンでやるわ。」

拳「ほ~。 そんな都合よく状況できあがんのか?」

K「そのタイミング逃さへんための調査とOPなわけよ。」

拳「なるほどな。」

K「んじゃドア開けるとこからな。 お前は一番奥でみとき。」

拳「楽しみだww」

942 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/01(土) 12:10:01.61 ID:0ZFb.L.0
がちゃ

K「はいドア開けましたー。   っ!!!!!!!」

たたっ!! 走る 椅子に足かけて飛ぶ 机の向こうの人間1(の代わり)を蹴る

ばきょおん 

そのまま机に手を付きぐるんと横に回り人間2を横ッツラから蹴りとばす 向こう側に着地

すかさず台を蹴り人間3にぶつけ 追いかけで台の上に飛び上がり人間3をロー気味に破壊

台の上から下りず側宙で逆方向に移動 下に着地 人間4の目の前へ

人間4をぽんとたたく。

K「終わり。」

拳「早ぇ!!ww なんだ今の!ww」

K「足しか使ってへんけどなww」

拳「確かにあんなもんマシンガンでも捉えれそうにねーな・・・。」

K「俺を崇めろ。そして尊敬しろ。」

拳「おれもやってみていいか?」

K「人間のかわりの奴お前がもってこいよ。 倉庫にあると思うわ。」

拳「ああ。 行ってくる。」 たたた

K「(かわいい奴め)アッー」


948 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/01(土) 12:22:16.60 ID:0ZFb.L.0
ドアの向こうの拳「いいかー?」

K「はいよー。 (ぷぷぷww)」 カシャン

がちゃ

拳「っ!!!!」  たたっ 助走 机を飛び越え手を付きながらバックハンドを下に突き落とす

ばきょおん 人間1破壊

K「(うおっ。 手で破壊しおった。 アイアンフィスト)」

しかし一瞬動きがとまる

K「。」  タァン

ビシィ!! 拳「あでぇ!!!!」

K「はい死んだー。」

拳「なんでアンタが銃もってる設定なんだよ!!ww」

K「最初はカッコ良かったけどあんな次の動き考えてたら相手がチャカもってたら終わりぞ。」

拳「アンタみてーに一瞬で判断して命中させる奴なんかそうそういっかよ。」

K「でももしおったらその場で人生終わりぞ。」

拳「っ・・・・・!」

K「まー チャカもってるなら持ってるでOPが優秀なら細かく調べてくれるけどな。

   携帯してるかしてないかまで。」

拳「ちなみにどうりょうさんは優秀なんか。」

K「いや。全く。」

拳「wwww もう一回やっていいか。 3つでいいや人間。」

K「遠慮なく撃つぞ。」

拳「ああ。 目はやめろよ。」



949 名前:VIPにかわりましてパー速からお送りします 投稿日:2007/09/01(土) 12:23:09.88 ID:6MPuGsw0
こうして拳ちゃんも屋内戦闘を極めていくのか…
想像力の乏しい俺の脳ではジャッキーチェンの殺陣しか思いつかないが。

950 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/01(土) 12:25:44.69 ID:0ZFb.L.0
 >>949 ジャッキー当てるだけ

953 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/01(土) 12:33:51.86 ID:0ZFb.L.0
タァン 「てぇ!!」 タァン 「っ!!!」 タァン 「あいでぇ!!」


6回目

K「wwww」 撃つ構え

拳「!!!!」  壁蹴る ドンッ!!

タァン

K「おぉ!(かわした!!)」

拳「っ!!!」 びゅわっ 勢いついたまま机の上を側転で越える

Kの目の前へ

拳「っしゃぁ~~~~!!!」 ぶわっ

K「せいい」 

みぞおちを蹴りあげる

拳「ごほぁ・・・・・っ!!!」

K「誰が俺に攻撃せーゆうた」

拳「かはっ・・・・ごっ・・こほっ・・。」 

K「しかも2人も残ってるぞ。」

拳「ちっぐしょ~・・・・っ。ごほっ・・・。」

K「でも今のはよかったなー。 撃つタイミング読んだんか?」

拳「・・・・こほ。 雰囲気・・・? なんかこう 直感的に頭に「チリッ」と来たっつうか・・・。」

K「(こいつ・・・!) ほー。 なんじゃそら。」

拳「わかんね。」

955 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/01(土) 12:45:48.92 ID:0ZFb.L.0
K「ドア開けるやろ。 そんで一瞬で間取りと構図と人間の人数とその位置と様子

   使えそうな障害物。 壁、段差、 どういう並びで行くか。 全部把握しとかなあかん。」

拳「マジかよ。」

K「最初はあんま考え過ぎると逆に動きが鈍くなるからな。 そんなチャカもってる状況なんか

   ホンマ稀にしかないし 持ってる場合は先にそいつに向かわなあかん。」

拳「しんどいなそれ。」

K「いやそうでもない。 動きとめへんかったら向こうもそうそう撃たれへんわ。

  味方に当たるかも知れんし 銃によっては跳弾もあるしな。」

拳「そーいや銃は基本あたらねぇっつってたよな。 アンタぽんぽん当ててたじゃん。」

K「俺の腕なめんな。 基本素手派やけどチャカの扱いはDより上の自信あるぞ。」

拳「なんでだよww Dさんって元傭兵だからアンタより山ほど扱った事あるだろww」

K「いや 俺の山ほどある才能の中で一番飛びぬけてんのは射撃やと思う。」

拳「マジかよなんだこいつ・・・。」

K「のび太もびっくりや。」

拳「あんたホント漫画好きな。」


956 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/01(土) 12:54:26.11 ID:0ZFb.L.0
K「実戦も初仕事もまだやのにそんな第6感が働くもんか?」

D「それはびっくりやな。」

K「まぁまだ稀にしかないみたいな感じやけど・・・。」

D「今それを正確に感じれるんは俺とお前くらいか。」

K「あとBもちゃうか?」

D「あれはどうかな・・・。 あるとしても俺とBは後天的なもんや。 戦場経験してるからな。」

K「戦場経験しても稀やろそんな奴。」

D「お前は最初の合宿あたりから正確にその第6感があった。」

K「そー言えばそうかな。」

D「お前はどういった形かはよくわからんけど 拳のは多分先天的なもんかもな。」

K「やりおるなぁ。」

D「やからゆうてそういうのに頼る状況にはあんまり置きたくないっていうのが本音か。」

K「最近お前完璧な日本語すぎて逆に気持ち悪いぞ。」

D「誤魔化したなww」

957 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/09/01(土) 12:55:39.56 ID:0ZFb.L.0
第4章~早熟~ 了

第5章~どうりょうインザスカイ~ に つづく


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最終更新:2007年09月01日 12:59