PHANTOM 六章 ~ねこながのお別れ~




653 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 03:36:13.31 ID:bYngX0.0
~ねこながのお別れ~

拳「うん。 ・・あぁ。 じゃあ15分くらいに・・・・おう。 泣くなよ・・。」

K「・・・・・(なるほどな。)」


拳「ふー・・・・・・。」

K「美人局みたいなことしようとしてんのか?」

拳「つつもたせ・・・?」

K「知らんか。 男に自分の女を口説かせて さぁセックスだって時に「俺の女になにやってんだー」みたいな事よ」

拳「自分の女じゃねーけど・・・そんな感じか。」

K「ええんか? それやったら少なくとも男の方とはもう修復でけへんかもしれんぞ?」

拳「そうでもしねーとゆっくり話もできねーじゃねーか・・・。」

K「・・・。まあ俺が口出す事じゃないか・・・。」

拳「・・・・・・・・・。」

K「やけにはなるなよ。」

拳「多分な・・・・。」

ききっ

K「ここでええんか?」

拳「・・・ありがとうございます。」

K「どうする。 俺ここで待っとくか。」

拳「いや・・もう充分だよ。 後は自分で女の方連れて帰る。」

K「そうか。 わかった。」

がちゃ ばたん

K「・・・・・・・。」

656 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 04:00:35.00 ID:bYngX0.0
1局 休憩所

ボーカル「んー結構あたしの推測もまじってるけどいいです?」

K「お前の推測ならほとんど事実やろ。 いいよ。」

ボーカル「まずねこなが君のお母さんは20歳の時にねこなが君産んでますね。」

ボーカル「父親とすぐ離婚して、18位の時知り合ってた千利さんとちょっとした関係になります。」

K「・・・・・。」

ボーカル「綺麗な人ですからね。 千利さんはねこなが君のお母さんにだいぶやられてたみたいです。」

ボーカル「それでまぁ、21,2だからまだ遊びたいですよね・・・。少し蓄えのあった千利さんに

      自分に気があるのを利用して「余裕ができるまで」って子供を預かって貰えないかと持ちかけます。」

K「子供が子供産んだらあかんっちゅうこっちゃな。」

ボーカル「千利さんもお母さんの気を引く為にねこなが君養子として預かったんだけど・・・。

      籍を移した途端・・元々ねこなが君のお母さんは千利さんに気なんかなかったんでしょうね。

      ろくに連絡もせず適当に遊んで働いて・・・23の時今の旦那さんと再婚します。」

ボーカル「千利さんはまぁ・・・元々ねこなが君を格闘家にでもしようと思ってたんだろうけど

      それがあってから虐待って言えるくらいの過剰な稽古をつけます。」

ボーカル「中学に入る位にはもう目の色が変わってたでしょうね。

      「顔もいい実力もある」で格闘技界でこれまでにない日本人スターが誕生するって。」

ボーカル「でも中2でどこからか連帯保証人みつけてきて・・ねこなが君は千利さんを離れます。

      それで千利さんは怒って、将来の希望はパーになったけど一生懸命働くねこなが君から

      お金を要求し出します。」

K「もうやけくそになってたんかね・・。」


657 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 04:19:17.94 ID:bYngX0.0
K「希望がパーになったっちゅう事は拳はTVとかにでるんはやっぱ嫌だったって事か。」

ボーカル「でしょうね。 話し続けていいですか?」

K「ああ。すまん頼む。」

ボーカル「はい。 一人暮らしを始めたねこなが君はその後お母さんに会いに行きます。」

ボーカル「お母さんはもうねこなが君には興味はなかったんでしょうけど・・・成長したねこなが君

      を見た途端一緒に暮らさないか等と持ちかけます。」

K「そりゃ自分の息子があんだけ男前になって中学生でしっかりしてるとくりゃテンションあがるわな。」

ボーカル「多分そうでしょうね。 でもねこなが君は「今の旦那さんがやっぱり気にするから」と断ります。

      それでねこなが君が高1の時、(ししょ)からKちゃんの話を聞きます。」

K「俺は復帰した後(ししょ)に仕事の話したからな・・・。それでこんなことになったか・・・。

   俺のせいやないか・・・・。」

ボーカル「でもそれは(ししょ)がKちゃんから借金の肩代わり受けるの拒んだからでしょ?

      だから「稼いでる」って事を説明するってことで・・・・しょうがないですよ。」

K「そんなもんは言い訳や・・・・。 他にどうとでもやり方はあったはずやからな。」

ボーカル「・・・・・・。 それで・・・・、千利さんはその話聞いて、

      あたしにはわかんないけど・・・もうお金にする事しか考えてなかったんでしょうね。

      マスターに頼んでSを紹介して貰います。」

K「まあ、そこらへんは知ってる。」

ボーカル「SもKちゃんの事考えて、高校生ってことに躊躇ってたけど、ねこなが君知るうちに乗り気になります。」

K「ボケが・・・・・。」

659 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 04:32:56.37 ID:bYngX0.0
ボーカル「多少違ってるとこもあるかもしれないけど・・・調べたの見る限りじゃこんなもんでしょうね。」

K「そうやろうな。 ありがとう。」

ボーカル「今情報漏れの整理で暇だったしいいですよ。 で。」

K「はい?」

ボーカル「こんな事知りたいって事は ねこなが君入れるんですか?」

K「そうする事にした。」

ボーカル「予想外・・・・ww」

K「まあそうやろうな。」

ボーカル「確かにあの子はすごいかもしんないけど・・・Kちゃんの代わりは無理かもね。」

K「そう思うか?」

ボーカル「ねこなが君は千利さんにしごかれてダイヤの原石ですけど・・・・

      Kちゃんは磨かなくてもいきなり練磨されたプラチナくらいまで行っちゃってますから。」

K「いやオリハルコンくらいいってるな。」

ボーカル「ねこなが君は入れた後Kちゃんの下につくと思います。」

K「まあ・・そうやろうな。」

ボーカル「しんじんさんは可哀想だけどww」

K「えっ しんじんはそのままじゃなくて弾かれるんか?」

ボーカル「多分しばらく2局に行かされるんじゃないですか? 多分ねこなが君にとっても

      しんじんさんにとっても都合がいいから。」

K「まあ そうかもな。」

ボーカル「1局にいてもKちゃんいるから自信もつきにくいだろうしww あの性格だと」

K「ぬー・・・。」

660 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 04:41:52.49 ID:bYngX0.0
ボーカル「で ねこなが君は?」

K「今友達とゴタゴタ中なんちゃうかな。」

ボーカル「大変ですね・・・若いうちから。 青春ww」

K「律儀でお人好しやからな・・。せやから千利さんに仕事の話された時も昔の恩と・・・

   勝手に育ててくれた人離れたって事でで断れんかったし、友達もほっとけんと。 禿げるぞ。」

ボーカル「ホントKちゃんそっくりww」

K「そうかあ? 俺もあそこまでアホじゃないけどな・・・。」

ボーカル「あ、顔は向こうのほうがかっこいいけど。」

K「でもやっぱKちゃん好きと。」

ボーカル「あ、もう飽きた。」

K「え」

ボーカル「だって自分に興味もってくれないの追っかけるのも限度あるでしょ~ww あたしも女だし」

K「え マジだったん?」

ボーカル「まだ信じてなかったww そりゃあたしも人の子だもん 人好きになったりするさ~」

K「逃した魚はめちゃめちゃ大きいなww」

ボーカル「マジでねww」  

661 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 04:55:12.66 ID:bYngX0.0
ボーカル「でもやっぱ最終的に仕事受けたのもKちゃんの為だと思いますよ。」

K「気が滅入るなあ。」

ボーカル「ありがたいと思っときなよ。 それだけ色んな人に心配されてるんだから。」

K「まあ今のご時世他人の為にそうまでしてやろうって奴はそうそうおらんからな。 俺も恵まれてるわ。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2時間後   ぴりりりりり ぴりりりりりり

K「はいよー。」

拳「一応連絡しとくわ。 ・・・・終わって、家帰った。」

K「どうなった とか 聞いていいか?」

拳「やっぱ修復不可能な感じになったかもな。」

K「そうか。 で? このままさいならか?」

拳「もうこのままあわねー方が向こうも未練もないかもしんねーし・・・。」

K「ふーん。拳な。」

拳「なんだよ。」

K「お前はその友達らの事になると気回し過ぎって言う位色々考えるけど なんだかんだ言って同い年やろ。」

拳「なんだそれ・・・・。」

K「お前の本心はこのままお別れは嫌って感じちゃうんか?」

拳「・・・・・・・。」

K「やりたいようにやってみたらどうや。」

拳「わかったよ・・・・。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ボーカル「いい事言いましたねww」

K「あのボケ完全にため口になってやがるww最初は礼儀正しい子だったんやけどなぁ~」

ボーカル「そこもKちゃんそっくりじゃん?ww」

663 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 05:05:37.38 ID:bYngX0.0
翌日 夜

(ゲロスレの時はどうりょう設定にしたけど実際は局員女とKが迎えに行った。)

K「俺も行っていいか?」

局員女「あ、いいと思いますけど。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

K「おいっしゅ。」

拳「どうも。」

K「なんとかなったんか。」

拳「まだなんともなってねえ。」

K「行くか。」

拳「いいのかよ。」

K「大丈夫や。 15日に全部終わらせときゃいい。」

拳「そっか・・。 でもあいつの家とか誰か知ってっかな・・・。」

K「それも大丈夫や。 男の友達のほうの奴の家やろ?」

拳「え? あぁ。」

K「それも調べてる。 行くぞ。」

拳「だから何モンなんだよアンタ・・・・ww」

664 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 05:15:40.92 ID:bYngX0.0
拳「ここで待ってんのかよ?」

K「電話すればええやないか。」

拳「でねーよ。」

K「じゃあメールで「外で待ってる(ハート)」とか送ったらまあ出てくるやろがい。」

拳「ホントかよ・・・・・・。」 ぴ ぴ ぴぴ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

家のドアが開いた

K「ホレ 行ってこい。」

拳「マジかよ。」  ガチャ

拳と友達が話している。

局員女「なんか青春って感じですね。」

K「DA☆MA☆RE」

局員女「なんでww」

K「あ どっか歩きだしたな。」

局員女「いいんですか?」

カビラ「いーんです!」


(W辺との喧嘩のくだりは実際はない。 っていうかW辺って誰だよwwwwww)

667 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 05:22:14.81 ID:bYngX0.0
1時間後

局員女「暇ですね・・・・。」

ぴこ ぴこ K「俺は今ええ所や。」

局員女「Kちゃんゲーム好きですね。」

K「ネクラやからな。 お前もやるか?」

局員女「いいです。 ゲームやめて(どうりょう)との話聞かせて下さいよ。」

K「金払えよ。」

局員女「1000円くらいなら払ってもいいかなww 面白そうだしww」

K「6月くらいにな」

局員女「はい。」

K「わかれた。」

局員女「あーなんか聞いたかも・・・。」

K「はい。 2万円♪」

局員女「高っかwwwwww」

668 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 05:34:24.37 ID:bYngX0.0
もう1時間半後 拳と友達が帰ってくる

ガチャ 拳「Kさん。」

K「遅いわよアンタ。」

拳「わりい。 そんで頼みがあんだけど。」

K「もう1日待てってか。」

拳「ああ。 明日はまだ14日だろ。」

K「今日はもうええんか?」

拳「明日皆で集まろうと思ってんだ。」

K「どんだけ~。 ええぞ。 でも今日ちょっと帰ってやる事あるからこいよ。」

拳「ああ。 あいつに明日いけるって行ってくるわ。」

K「おう。」

たたたたたた

局員女「なんだかんだ言ってまだ子供っぽいですね。」

K「あいつは大人よ。」

局員女「へー・・・・。」

670 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 05:43:55.73 ID:bYngX0.0
ぶろろろろろろろ

拳「あぁ・・・。うん。 わりいな、空けてくれんのか。 うん。 すまん 無茶言って。 あ、 おう。伝えといてよ。」


拳「ふー。 全員これそう。」

K「よかったな。」

拳「ありがと。」

K「何すんの?」

拳「バーベキューセット貸せよ。」

K「え 何? 聞こえんかった。」

拳「聞こえてんだろ なけりゃ用意しろよ。」

K「このガキャ 調子乗りくさって」

拳「なんだやんのか?」

K「あんだけ泣かされて懲りん奴め」

拳「泣いてねーだろww」

K「いやいや 胃液吐きながら目潤んでたね!ww 「うごっほ」とか言いながらww」

拳「ほ~・・・ww」

局員女「なんか凄い礼儀正しくてしっかりしてる子だと思ってたけどさ」

拳「えっ?」

局員女「Kちゃんの前だと子供っぽくなるねww」

K「俺の人柄やな。」

拳「・・・・・・・。」

672 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 05:57:09.29 ID:bYngX0.0
そして次の日ーーー

K「S。」
S「見に行くんか?」

K「野暮かな。」
S「遠目から見るくらいならいいんじゃないかな。」

K「そうするわ。」
S「Kちゃん。」

K「なんだい。」
S「俺間違ってるのはわかってるよ。」

K「もうその話はええわ。 俺も認めてもーたんやし。」
S「そーか。」

K「どうりょうも連れていってええか。 仕事でこれから一番絡むやろうし。」
S「いいよ。 今この状態だからほとんどやることないし、どうりょうの分も俺やっとく。」

K「悪いな。 どうりょう~。」 こいこい

どうりょう「?」 すたすたすた 「はい?」

K「ドライブ行くか。 お昼のドライブは気持ちええぞ。」

どうりょう「は?」

S「行ってきていいよ。」

どうりょう「?? ?? え? はい・・・。」

S「Kちゃんも明日からねこながの手続きでしばらくあるからゆっくりしてるといい。」

K「年中ゆっくり~☆」

S「8月末まで待機が多いだろうから Kちゃんに仕事が来たらまた連絡するよ。」

K「頼むわ。 行くぞ どうりょう。」

どうりょう「え? 仕事でなんかあるの?」

K「ううん 普通にドライブ行くだけ。」

673 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 06:06:06.33 ID:bYngX0.0
どうりょう「どこ行くんですか?」

K「○○川の河原。」

どうりょう「なんでww」

K「ねこなががな 今日友達と最後のお別れするんです。」

どうりょう「あ 結局はいるんだ・・・。」

K「おう。 せやからお前もよくみとけ。 遠目からやから会話は聞こえへんけどな。」

どうりょう「わかりましたー。 なんか明るいうちからこう言うの久しぶりだねー。」

K「そーやなー。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

K「お、やっとるやっとる。」

どうりょう「なんか不自然じゃない?ww」

K「俺の車やしそんな不自然でもないやろ。 いいポジショニングじゃ。」

どうりょう「なんか女の子可愛い子多くない?」

K「ムカつくやろ。」

どうりょう「あ、 あれねこなが君でしょ?」

K「そうそう。」

どうりょう「なんか一人だけ骨格が大人だねー。 一人大学生以上のがいるみたい。」

K「ツレの子が小さいから余計になww」

674 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 06:15:58.21 ID:bYngX0.0
わいわい わいわい

K「ええなあ、ああいうの。」

どうりょう「なんか青春ですねえ。」

K「お前も高校の時はあんなだったんか?」

どうりょう「うんまあ。 楽しかったですよ。」

K「俺もあんな青春すりゃよかったかな・・・。」

どうりょう「じゃあKちゃんも今から青春する?」

K「お前とか。」

どうりょう「うんww」

K「気持ちわるぅ。」

どうりょう「・・・・・・・・。」 わさわさ

K「なんやの。触んな。」

どうりょう「別にww うらやましい?」

K「俺もFがおったから楽しかったしそうでもないな。

   あれとはだいぶ違ってかなりバイオレンスだったけどww」

どうりょう「あ~・・・・・。」

K「ねこなが連れて帰ったらFのとこでも行くか・・・。」

どうりょう「あたしも行っていい?」

K「お前は↑・仕事しろ↓。」

どうりょう「あ、は~い・・・ww」

676 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 06:23:58.17 ID:bYngX0.0
夕方前

どうりょう「Kちゃんひま~・・・。」

K「俺は暇じゃない。」

どうりょう「声も聞こえないのにずっと見ててよく飽きないね~。」

K「あの乳でかい子を目で犯しよるからな。 はぁはぁ・・・。」

どうりょう「気持ちわる過ぎるww」

K「嘘に決まっとるやろ。 ねこながの最後の高校生活目に焼きつけといてやらんといかんからな・・。」

どうりょう「え~?」

K「あいつはよ一人前にしてやろうって気にも補正がかかるもんや。」

どうりょう「急に真剣になんなよ~・・ww やっぱKちゃんとは違って会えなくなるの?友達とかと」

K「ボーカルが世話しようと思ってくれるくらいになれば簡単に不安なく会う事もできるやろうけどな・・・。

  あいつがどういう風に思ってるか次第やな。俺の位置にくるまで会おうとせえへんかも。」

どうりょう「頑固なの?」

K「頑固やなぁ。」



677 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 06:28:25.71 ID:bYngX0.0
そして解散の流れへ

K「あ~ 俺のONAペットが帰っていく・・・・。」

どうりょう「もういいから。」

K「あ、は~い・・・。」

どうりょう「どうするの?」

K「まだ待ってる。 まだ4人残ってるやないか。」

どうりょう「お別れって知ってるのかな。」

K「見た感じあの4人だけ知ってるみたいな感じかな・・・。」

どうりょう「なんか話してるね。」

K「・・・・・・・・・。」

678 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 06:34:21.29 ID:bYngX0.0
K「女の子も帰ったな。」

どうりょう「男二人で最後のお別れ?」

K「みたいやな。 なんだかんだいってあの子が一番大切そうに話してたし。」

どうりょう「硬派でいいねぇ~。」

K「・・・・・・。どっか歩いて行ったな。」

どうりょう「行きます?」

K「こっからはさすがに野暮やろ。 待っとこうやここで。 あいつは俺の車知ってるし

   俺がきてんのも分かってるやろからな。 戻ってくるわ。」

どうりょう「腰痛い・・・・・。」




十数分後ーーーーーー

680 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 06:42:04.54 ID:bYngX0.0
どうりょう「戻ってきた。」

K「ちょっと行ってくるわ。 待っとけ。」

どうりょう「うん。」

がちゃ   バタン   すたすた


拳「・・・・・・・・・。」 すたすた

K「(友達の前では泣かんかったか。 いい目してるわ。)」

拳「・・・・・・・見てんじゃねぇよ。」

K「悪かったな。 ・・・・・お別れすんだか?」

拳「終わった。」

K「・・・・そうか。」  頭の上に手を置く ポン

拳「・・・・・・・・・・っ・・・・・っ・・・・ひっ・・・うっ・・・・。」

K「・・・・・・・・。」

拳「っ・・・っ・・・ぐっ・・・・うっ・・・・・くっ・・・・・。」 ぽろぽろ

K「泣くな。 結局最後は自分で決めた道やろ。」

拳「・・・・わっ・・・・てる・・・・・・・離せよっ・・・・・・。」

K「泣きやむまで待ったるわ。 これから一緒に仕事する相手にいきなり泣き顔みられてもたまらんからな。」

拳「っ・・・・・うっ・・・・・・っ・・・・・・・・っ・・・。」



PHANTOM G ~ねこなが~    完

681 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 06:47:29.97 ID:bYngX0.0
真・PHANTOM に つづく



しんじん「真ってwwwwwwwwwwwwww   ひでぇwwwwwwwwwwwwwwww」


やみのしょ を きろく しますか?

→はい
 いいえ

684 名前:ゲロ ◆ACIfjQMGPQ 投稿日:2007/08/27(月) 07:02:07.96 ID:bYngX0.0
ゲロはホントはゲロ吐いてないし

心の中書いてたほどひどい奴でもない と 思う。 ネガネもかけてない。

ただちっちゃい子だった。 それだけ。

まぁほんとにホテルでやろうとしてただろうがな

685 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/27(月) 07:03:47.39 ID:bYngX0.0
またにー


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最終更新:2007年08月27日 08:08