第11部 ~ワンマンチームの苦悩~



527 1 ◆3GcCm7z.d2 06/11/26 22:04:02 ID:YHrryW7C
2ヵ月後

とっぷ「また 一人でやりなよ」

K「遠慮。」

とっぷ「足 ひっぱられてるよ。 儲けれてないでしょ。 安い仕事 ばっかり。」

K「あれはあれで 楽しいですよ」

とっぷ「楽しいと思って やってるの?」

K「そりゃもう。」

とっぷ「変わってるね。」

K「よく言われますよ。」


528 1 ◆3GcCm7z.d2 06/11/26 22:12:35 ID:YHrryW7C
M「Kちゃん!」

K「どしたん」

M「しんじん さん どうにかしてくださいよ~。 ウジウジうじうじ。」

K「ええやないか 母性本能 くすぐられるやろ。」

M「どうして そういう事 いうんですか!!」

K「すっきり 振られたんやし ええやないか」

M「そういう デリカシーの ない事 ばっかり ゆうから もてないんですよ」

K「そいつに 振られた女に 言われたくないなあ」

M「・・・・・・・・。」

K「あ ごめん 言い過ぎた ゴメン ゴメンなさい 泣くなよ。 泣くなよ。」


531 1 ◆3GcCm7z.d2 06/11/26 22:23:54 ID:YHrryW7C
K「そんで なんやねん ウジウジって」

M「いや 「俺はダメだ~」 って 言いまくるんですよ。 言われなくても

  ダメなのは 知ってるって。」

K「お前 ひどいなw そうか・・・。 なんでやろ。」

M「Kちゃんが 怒ってばっかだからじゃないですか あと なんでも一人で やりすぎ」

K「んん~。 思った以上に ダメ やからなあ。 お前もあいつも。」

M「あたしもですか!?」

K「そうですね。」

M「うう~・・・・。」

K「ただ 二人とも やる気はあるよ。 周りの 変な期待とか意見は 気にすんな。

 ゆっくり 勉強していけば ええわ。」

M「だって・・・・・・!!」

K「だっちゃ!!」

M「?」


536 1 ◆3GcCm7z.d2 06/11/26 22:36:31 ID:YHrryW7C
K「お前は 慣れさえすれば できるようになる。 OPとしては 才能もある。 と 思う。

  でも しんじん は なあ・・・・。」

M「褒められたw で しんじんさんは?」

K「あいつは 主人公に なりたいタイプや」

M「ああ なんとなくわかるw」

K「でもな いつか気付くやろ。 どんだけ 努力しても経験積んでも 超えれへん 存在にな。」

M「え Kちゃんのこと?」

K「そうです。あとDもか。」

M「自信家。まあ 言いたくないけど ムリでしょうねえ」 

K「主人公は 一番じゃないと いかん! と 思ってそうやしなあ。」

M「やめちゃったら 寂しいです。」

K「まー それは あいつの問題やから どうにもでけへんな。 俺も チョイス間違えたかな・・。」 


537 1 ◆3GcCm7z.d2 06/11/26 22:52:23 ID:YHrryW7C
D「K ヒサビサニ クムカ。 オマエノトコハ シバラク アイツニ マカセロ」

K「めずらしいな。」

D「クリーンナ シゴトヤシナ。 チカラカシテクレヤ」

K「しんじん の こと 考えてくれてんのか? 自信付けさそうと」

D「ギャク ヤナ。」

K「辞めさせたいんか。 その前に 死んだら 元も子もないけどな。」

D「アイツモ カクゴハデキテル。 オマエハ アマヤカシスギヤ。」

K「・・・。まあ そろそろ 白か黒か はっきりさせといたほうが ええか・・・。」

D「ゴメン。 F ト カサネテタンハ オレノホウカモ。 アイツハ アブナイ。」

K「死ぬ確立が 一番ひくいんは 辞めさせるって事? いいヤツやな お前」

D「ハ・・・・・。」

K「照れんな 照れんな 気持ち悪い」 








540 1 ◆3GcCm7z.d2 06/11/26 23:11:33 ID:YHrryW7C
D「オマエトクムト ラクデエエワ」

K「・・・・・・。 あのさあ いつも きたない仕事は お前がやってんねやろ。」

D「ン?」

K「俺の為か。」

D「カンガエスギヤ。 キモチワルイ。」

K「俺が 汚い仕事 せえへんでええように 今まで」

D「オマエハ アシカセガ オオイ。オレニハ ナイ。」

K「ホンマに ないんか?」

D「・・・・・ステタ。」

K「恵まれてるな 俺は」

D「オマエハ イイヤツヤ。 コウイウニンゲンガ オッテクレテ ウレシイ。」 

K「そうか・・・・。」


542 1 ◆3GcCm7z.d2 06/11/26 23:28:48 ID:YHrryW7C
D「イガイト ハヨ オワッタナ」

K「・・・・なあ お前は ええのか。」

D「マダ ユウテンノカ。」

K「俺が なにゆうても お前は やり方変えるとも 思えんけど」

D「ジャア エエヤナイカ。」

K「自分が よければ ええと思うわけ ないやろ。」

D「フカク カンガエルナ。 オレハ ホンマニ ウレシカッタンヤ」

K「くそ・・・・・!」

D「エエヤナイカ。 オレハ マンゾクシテル。 オマエハ コノセカイニ ソマルナ。」

K「・・・・・・・。」

D「ナイテルw シャメ トッテ バラマイテヤロw」

K「ばら撒いたら ええがな・・・・・。 う・・・・。」

D[重症 ヤナw」


545 1 ◆3GcCm7z.d2 06/11/26 23:45:51 ID:YHrryW7C
俺は 今まで 作られた存在だった という事に 気付いた。

いや どこかで 気付いていた。 できれば 知りたくなかった。

Dは 合宿の時から 俺の 犠牲になるつもりだったのか。

俺より何年も前から いろいろな場所で 経験をしてきた男なので 仕組みは知っていたはずだった。

Dは 「お前みたいな奴は いないと思ってた。 嬉しい」 と言った。

それは 俺の台詞だった。 世界中探しても こんなにかっこいい男は いないと思った。

こんな男は 物語の中だけの 存在と 思っていた。

俺は 本当に 嬉しかった。 

第11部 おわり




549 1 ◆3GcCm7z.d2 06/11/27 00:00:10 ID:7nev0/KR
第12部  ~覚醒~ に つづく

やみのしょ を きろく しますか?

→はい
 いいえ
 焼肉 は 当分 食いたくない



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最終更新:2007年02月09日 13:33