PHANTOM 新章 ~ねこなが~




401 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/23(木) 23:11:23.76 ID:m2Xv3Vs0
PHANTOM新章~ねこなが~

時は3月に坂のぼる君

S「Kちゃん。」

K「なーに。」

S「行動のよさそうなのが入りそうなんだけど。」

K「マジか。」

S「Kちゃんが働いてたバーあるだろ?」

K「おん。」

S「あそこで働いてる子」

K「なんやあそこは天才を排出する言わば虎

S「うっさい。 あそこで働いてんのも色々あんだよ。」

K「なんやのー。」

406 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/23(木) 23:19:28.26 ID:m2Xv3Vs0
S「Kちゃんに教えてた(ししょ)いるだろ?」

K「んー。」

S「あの人とよく来てた30代くらいの男覚えてる?」

K「おーおー。 千利さんね。」

S「あの人がバーに紹介したり、俺に話通したりしてきたんだけど。」

K「その人の知り合い?」

S「いや なんかKちゃんとよく似てる子でさぁ。境遇とか。」

K「ふーん。」

S「まだ17なんだよ。」

K「は!?」

S「しかも高校生。」

K「wwwwww 日本終了のお知らせやなwwwwww」

407 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/23(木) 23:25:33.63 ID:m2Xv3Vs0
S「いやでも凄い身体能力してて 頭もよく回るらしいよ。」

K「ほ~。」

S「しかもKちゃんと同門。」

K「同門ってなんぞ。」

S「千利ってのが格闘技教えたらしいから。」

K「なるへそ~。 んで会ったらええの?」

S「うん。 俺はもう一回会ってな、Kちゃんの話もした。」

K「すんなww」

S「そしたらその子えらい感動してなあ。 仕事の話聞く前に会ってみたいって。」

K「このスーパーヒーローのどんな話してん。」

S「まあ色々だよ。」

410 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/23(木) 23:32:47.23 ID:m2Xv3Vs0
S「会う?」

K「いつ?」

S「とりあえず今Kちゃんがしてる仕事片付いてからだな。」

K「はいよ。 じゃあちゃっちゃっとやります。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Kはその少年の資料を受け取った。

ボーカル「Kちゃん。」

K「んー。」

ボーカル「負けましたねww」

K「なんがよ。」

ボーカル「え?顔。」

K「・・・これは反則やろぉ~・・・・。」

ボーカル「9歳も若いしねww」

K「なーんか汚い仕事もさせられそうやなぁ・・。 こんだけ顔いいと。」

412 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/23(木) 23:41:05.62 ID:m2Xv3Vs0
2週間後

がちゃ かららららん

K「・・・・・・。」

マスター「ひさしぶりww」

K「・・・お久しぶりですww」

S「Kちゃん。この子。」

ねこなが「・・・・はじめまして。ねこながです。」 ぺこり

K「はじめまして。(なんやこの空気wwww)」

S「じゃあ俺ちょっとあるから 二人で色々話しててよww」 すくっ

K「なんやねん お見合いかいな。」

マスター「いいじゃん俺もここで見てるからww」

K「・・・・・・^^;」

414 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/23(木) 23:46:01.21 ID:m2Xv3Vs0
K「高校生なんやろ?」

ねこなが「はい。」

K「高校でえへんでええの?」

ねこなが「まだその仕事するかどうか・・・決めてません。」

K「(おっとこまえやなぁ~。うほっ!)ああそうなんや。」

ねこなが「Kさんの事聞かせてもらっていいですか?」

K「まず仕事の話じゃなくてか。」

ねこなが「はい。」

K「アレなのっ?君ホモなのっ?」

ねこなが「違いますww」

K「ああそう。」



415 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/23(木) 23:57:43.99 ID:m2Xv3Vs0
K「Sからなんか俺の話きいたらしいやん?」

ねこなが「はい。」

K「なんて聞いたん?」

ねこなが「どんな人で・・・なんでこの仕事をはじめて、なんでまだ続けてるのか。」

こくぶ「それ聞いた時どう思った?」

ねこなが「いや・・・・なんつーお話の中みてーな人だって思いました。」

K「(あ~・・・しんじんと同じ類の子かな。)せやから自分もやろうと思ったん?」

ねこなが「いや・・・。Kさんに色々聞きたい事あって。」

K「なんでまた。」

ねこなが「(S)さんに俺がKさんの若い頃にそっくりだって聞いたんで。」

K「(むぅぅ堂々とした子や。)自分の方が男前やでww」

ねこなが「いや・・・・そういうんじゃなくてww」

K「そこは思ってなくても否定してww」

ねこなが「・・・・めんどくせーなこの人ww」

K「おww」

417 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/24(金) 00:04:59.94 ID:bTObNhE0
K「Kさんじゃなくて別にKちゃんでええよww」

ねこなが「いやそれは・・ww」

K「んー。 んで聞きたい事ってなに?」

ねこなが「なんで人の為に命賭けて、人生捨てれるのか。」

K「・・・・・・。」

ねこなが「(S)さんはあいつはそーいう奴だって言ってました。」

K「ふーん。 ねこながくんはどーなん。」

ねこなが「え?」

K「人の為とか、誰かの為に人生捨てるとかできるか?」

ねこなが「・・・この人の為なら辛い事でもなんでもできるって言う人が一人いました。」

K「ほー・・・。 俺はでけへんなぁ。」

ねこなが「・・・え?」

426 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/24(金) 00:18:47.43 ID:bTObNhE0
K「俺今やってる事 人の為にとか人生捨てたとか思ってへんもん。」

ねこなが「・・・・・・・。」

K「自分のやりたいよーにやってるだけや。 ムカついたーとか我満でけへんーとか」

ねこなが「・・・・・・・・・。」

K「周りがどー思おうがどー見られよーがそんなん知ったこっちゃあるかいと。」

ねこなが「・・・・・・・・・・。」

K「ねこながくんもそーちゃうんか?」

ねこなが「・・・・・・・・・はい。」

K「なんかそれで周りから「いい人ね」とか「すごいね」とかもてはやされたらむず痒くなって

   それ通り越してムカついてまうからわざと悪役ぶってみたりしてとかするやろww」

ねこなが「なんか読まれてんな・・・・ww」 ぽりぽり

K「んー・・・・。ま~・・・似てるっちゃあ似てるかなぁ。」

K「顔は俺の方がええけどな!!」

ねこなが「いや・・・どっちかっつうと俺の方がww」

K「このボケ~・・・・ww」

429 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/24(金) 00:25:42.50 ID:bTObNhE0
K「んで 仕事やる気はどんなもんなん。」

ねこなが「汚い話 金次第ですかね。」

K「うおっ 現実的やな。」

ねこなが「Kさんも最初は金の為って聞きましたけど。」

K「あーそーやな。」

ねこなが「Kさんは施設とか色々あるけど・・・・俺は(千利)に金渡さなきゃいけませんから・・。」

K「なんでまた。」

ねこなが「金がいるらしいです。」

K「借金でもあんのか?」

ねこなが「知りません。」

K「おいおい。」

ねこなが「でもやっぱ世話んなったから・・・。あんな人でも。理由はどうでもよくて・・。」

マスター「そっくりだろww」

K「俺こんなアホちゃいましたよ~?」

ねこなが「・・・・・ひでぇなww」

430 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/24(金) 00:38:49.97 ID:bTObNhE0
ねこなが「なんか似てるって言われてますけど・・・。」

K「はい。」

ねこなが「俺はKさんみたいにはできません。」

K「そーなん。」

ねこなが「はい。仕事の内容まだ良く分かってないけど・・・Kさんの仕事の時の話聞きました。」

K「どんな?」

ねこなが「例えば仕事で自分の仲間が全員死んで自分だけ残って、撤退命令が出ると。」

K「あんま全滅とか下手売るんはないけどなぁ。上もアホちゃうし。」

ねこなが「・・・・それでも自分だけは残って なんとかしようとするって。死にに行くようなもんなのに。」

K「・・・・・・・。」

ねこなが「どーしてそういうのができるのかって、「じゃあ死んで行った奴に顔向けできんのか」って

      いつもそういうって・・・・漫画みたいな事いい年こいてあいつは普通に言うって言ってました。」

K「スーパーヒーローやからな。」

ねこなが「・・・・・。 どうして待ってる人裏切るような事できるんですか?」

K「・・・・・意地?」

ねこなが「・・・・・・?」

K「ねこながくんな。」

ねこなが「はい。」

K「意地もはれなんだら男じゃないやろ~?ww」

ねこなが「なっはっはっはっはww」

K「それに俺みたいな超絶天才が死ぬわけないやん~? ありえへんから裏切った事にはならんがな。」

ねこなが「なんだこの人ww」

432 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/24(金) 00:47:12.80 ID:bTObNhE0
K「まー君が入ったからって一年やそこらでどー変わるとも思わんし、ゆっくりしときゃええよ。」

ねこなが「はい・・・。 そのつもりです。」

K「高校出るくらいまではええんとちゃうか? 俺も18からやったし。」

ねこなが「あぁ・・・・。」

K「ただ期待しとくわww」 ポン

ねこなが「あの、また会って貰ってもいいですか?」

K「気持ち悪っ!」

ねこなが「そ~ゆう意味じゃねぇよww」

K「wwwwwwwwああそう。 んじゃ訓練所きなやww」

ねこなが「えっ?」

K「なんか凄まじい身体能力や~って聞いたから。 興味あるすぃ。」

ねこなが「えっ・・・でも訓練所って・・・。」

K「特待生みたいなもんやしアリやろww ほんじゃまた連絡いくと思うわww」

ねこなが「・・・・・・・はい。」

433 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/08/24(金) 00:48:44.29 ID:bTObNhE0
PHANTOM次章

~天才ねこなが~ に つづく


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最終更新:2007年08月24日 12:25