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アイソリズム(isorhythm)

【音楽用語】
 「等しいリズム」の意味。14世紀のモテト作曲に使われた構成原理。定型反復リズムで、テノール声部(最低声部)を、一定のリズム・パターン(タレア)と高音パターン(コロル)の反復で構成する。
 タレア(tarea)は前時代のリズム・モードにとって変わるものだが、反復周期は長く、パターン自体も変化に富んでいた。タレアは「切片」の意味である。
 コロル(color)は音高に関するパターンで、定旋律の一定部分の音高パターンを音列化したものである。コロルは「色」の意味である。
 タレアとコロルの反復周期は必ずしも一致しない。

Ave verum corpus

【曲名】
 聖体賛歌。"corpus"を除いて「Ave verum」と呼ぶ事もある。「♪Ave verum corpus, natum de Maria Virgine」で始まる。モーツァルトとバードの作品が歌われる機会がとりわけ多いように思う。
 → Ave verum corpus

Ave Maria

【曲名】
 天使祝詞。「♪Ave Maria, gratia plena.」で始まる。ルカ1-28の[天使の慶祝]と42の[エリザベトの祝辞]が結合されている。14世紀には"Jesus"が、15世紀には"esto nobis~Amen"が追加され、現在の句になっている。
 おそらく最も多く曲を付けられた句であるが、一般的にはバッハ/グノー、シューベルトの作品が有名である。個人的にはアルカデルト、ヴィクトリア、プーランク、ブストあたりが好みである。
 → Ave Maria

Ave maris stella

【曲名】
 「♪Ave maris stella, Dei Mater arma」で始まる。聖マリア共通に歌われる晩課の賛歌。作品としてはグリークやブストのものを聞く機会が多いか。
 → Ave maris stella

Ave Regina caelorum

【曲名】
 「♪Ave regina caelorum,Ave, Domina Angelorum.」で始まる。聖マリアのアンティフォナの一つ。
 → Ave Regina caelorum

アウフタクト(Auftact)


仰げば尊し

【曲名。文部省唱歌(作成中)
 「♪仰げば尊し わが師の恩」で始まる。小学校・中学校の卒業式で歌われる機会が多かったが、最近は歌われなくなっている模様。
 作詞・作曲は不明で、「蛍の光(作成中)」同様にスコットランド民謡という説と伊沢修二作曲という説を聞く。
 「今こそわかれめ」は「分かれ目」では無く、「わかれむ」の「む」が、「こそ」による係り結びにより已然形になったものである。

青島広志

【作曲家・ピアニスト・司会者・イラストレーター・少女漫画研究家。1955-】
 マルチタレント過ぎて、何に注目すべきか悩む。合唱劇やオペラで秀逸な作品が多いようで、発売CDから見ると栗山文昭との共演が多い。『全日本合唱センター選定 日本の合唱作品100選』には「マザーグースの歌」と「子供の十字軍」が選ばれた。
 「帰ってきた歌」「戻ってきた歌」などの編曲集も多く出しており、現場ではこちらが多く歌われているように思われる。また、同声編曲作品の「森の狩人アレン」をよく耳にする。
 →  青島広志ホームページ

ア カペラ(a cappella)

【音楽用語。イタリア語】
 「教会風に」という意味。無伴奏の合唱・重唱のこと。発音は「ア・カッペッラ」のようになるのが正しいようだが、日本では「アカペラ」と平坦に読むのが一般的。「a」は「~風に」という意味。
 父がゴスペラーズをみて「あれってアカペラだよな」と言ったけど、マイクを使って歌うのはアカペラと呼ぶのか疑問だ。少なくとも教会風ではない。

秋のピエロ

【曲名。清水脩(作成中)作曲。堀口大学作詞】
 「♪泣き笑いしてわがピエロ」で始まる。男声合唱組曲「月光とピエロ(作成中)」の2曲目。男声合唱の必修曲。

芥川也寸志

【作曲家・指揮者。1925-1989】
 作家・芥川龍之介の三男。管弦楽曲が得意で、アマチュアオーケストラ「新交響楽団」を創設・指揮をした。1953年に團伊玖磨(作成中)、黛敏郎とグループ《三人の会》を結成。また、反核の活動や音楽著作権の普及に尽力。
 合唱ではあまり聞かない名前だが、無伴奏混声合唱「お天道様・ねこ・プラタナス・ぼく」は稀に聞くことが出来る。

アグヌス・デイ


アグリコラ・アレクサンデル(Agricola,Alexander)

【作曲家。ca.1446-1506。フランドル】
 本名はAlexander Ackermanというが、音楽家としてはラテン語で『農夫』を意味する「Agricola」で知られている。アグリーコラ・アレクサンダーとも呼ぶ。
 フランドル楽派(作成中)の中堅的存在ながらも、周囲の大家の影に埋もれがち。

アゴーギク(Agogik、agogic)

【音楽用語。ドイツ語/英語】
 速度法。音楽におけるテクニックの一つで、ディナーミク(作成中)アーティキュレーション(作成中)と並ぶ要素。
 本来的には、リタルダンド(作成中)アッチェレランド(作成中)などにより引きおこされる、速度変化による音楽表現のこと。
 今日的には、楽譜に書き合わせない速度変化を伴う音楽表現を指す。特定のパートにおいて発生したり、全体として発生したりする。合唱においては、曲の終止などにおいて自然的(暗黙的に)に速度を落とすことがあるが、それはそのフレーズが持つアゴーギクによるものだと言うことが出来るだろう。
 ルバート(作成中)の指示があるときは、指揮者が楽曲からどのようなアゴーギクを感じるか、技量の見せ所であるといえよう。

明日の空にはばたけるつばさを

【曲名。山本純ノ介作曲。東龍男作詞】
 「♪何かに夢中になってみたいと ジーパンはいて町に出た」で始まる。中学校の中学生の校内コンクールで歌われる機会が多い。4部合唱で、合唱部分はあまり難しくないが、伴奏の難易度が極めて高い。更に前奏・間奏には変拍子でシンコペーションがあり、指揮者も大変だろう。ソロ部分が大変感動的だが、終盤は少々くどいと感じている。

明日のために

【曲名。松井孝夫作曲・作詞】
 「♪Hum... 歩んできたこの道のり」で始まる。中学生の校内コンクールや卒業式等で歌われる機会が多い。楽譜面は平易に見えるが、思ったより難しいと思われる。

明日ハ晴レカナ曇リカナ

【曲名。武満徹(作成中)作曲・作詞】
 「♪昨日ノ悲シミ 今日ノ涙 明日ハ晴レカナ 曇リカナ」で始まる。混声合唱のための「うたI」の6曲目。成人の合唱団で歌われる機会が多い他、石川セリやドミニク・ヴィスなどのヴォーカルでも耳にする。
 楽譜は見開きで終わりだが、強弱の指示がきめ細かい。私自身も歌ったことがある。練習で一度だけもの凄く上手く歌えた時は感動したが、本番では出来なかった。
 歌詞については、天気を気にする黒沢明監督をイメージしているという説を聞いたことがあるが、真偽の程はどうなのだろうか。

明日へ

【曲名。富岡博志(作成中)作曲・作詞】
 「♪青い風に吹かれて 明日思う僕らがいる」で始まる。中学生の校内コンクール等で歌われる機会が多い。アップテンポでノリが良く、それほど難しくないので人気があると思う。勢いだけで歌ってしまうと何も残らないので注意だろう。

明日の空へ

【曲名。山崎朋子作曲・作詞】
 「♪遠く遠く あの果てしない空に」で始まる。小学生高学年~中学生が適切か。もう少し短くても良いが、2部にしては楽しみが多い曲だと思う。

アダージョ(Adagio)

【音楽用語:速度標語。イタリア語】
 「遅く、ゆっくりと」の意味。

アタッカ(attacca)

【音楽用語。イタリア語】
 「ただちに」の意味。楽章間を休まずに、すみやかに続けて演奏すること。楽章の最期に付される。通常、最終楽章とその前の楽章の間にある。

当たり

【音楽用語】
 発声において、響きが一点に集まっている状態のこと。

アッサイ(assai)

【音楽用語。イタリア語】
 「非常に」「十分に」の意味。「アッサーイ」とも発音するか。Adagio assai(十分に遅く)という様に用いる。

アーティキュレーション(Articuration)

【音楽用語。英語】
 音楽におけるテクニックの一つで、ディナーミク(作成中)アゴーギク(作成中)と並ぶ要素。
 アクセント(作成中)テヌート(作成中)などにより引きおこされる、発音変化による音楽表現のこと。旋律や音形・音節に変化を付け、意味づけ・味付けを行うこと。
 フレージングと混同されがちだが、アーティキュレーションはフレーズの内部処理、すなわちフレーズ内の旋律をより小さい単位に区切って意味づけする事を指す。混同しないようにしたい。

アッチェレランド(accelerand)

【音楽用語:速度標語。イタリア語】
 「だんだん速く」の意味。略号<i>accel.</i>。車のアクセルをイメージすると理解しやすいか。⇔リタルダンド(作成中)

アラ ブレーヴェ(Alla Breve)

【音楽用語。イタリア語】
 2拍子系の音楽をあらわす時に拍子記号に使われる、Cに縦棒が入ったマーク。もともとは不完全テンプス不完全プロラツィオを示す記号「C」で、後にその倍のテンポを示すAlla Breveが用いられた。今日的には「C」は四分の四拍子を示し、Alla Breveは二分の二拍子を示すこととなった。

ア テンポ(a tempo)

【音楽用語:速度標語。イタリア語】
 「もとの速さで」の意味。アッチェレランド(作成中)リタルダンド(作成中)の後などに表れる。

アド リビトゥム(ad libitum)

【音楽用語。ラテン語】
 「好きなように」「随意に」の意味。アド・リブと略されることが多い。

アナリーゼ(analyse)

【音楽用語。ドイツ語】
 楽曲を、形式や様式の観点から分析・研究すること。

アニマート(animato)

【音楽用語。イタリア語】
 「活気ある」「生き生きとした」の意味。ラテン語のanima(魂・精神)が語源。

Agnus Dei

【曲名:ミサ通常文(作成中)
 「♪Agnus Dei,qui tollis peccata mundi:miserere nobis.」で始まる。「神の子羊」の意味で平和の賛歌とも言われる。「神の子羊」はキリストを指す。
 → Agnus Dei

あのすばらしい愛をもう一度

【曲名。加藤和彦作曲。北山修作詞】
 「♪命かけてと誓った日から 素敵な思い出残してきたのに」で始まる。オリジナルはフォークソングらしい。中学生の校内コンクール等で歌われる機会が多いが、詞から判断するに中学生には難しい。失恋の想い、戻らない愛という内容ながらも明るい曲調の意図を理解しなくてはならないだろう。
 橋本祥路(作成中)吉岡弘行(作成中)による編曲がある。ギター譜のものもあるので、そういう場面で歌うのも良いだろう。

アノニマス(anonymus)

【音楽用語/一般用語】
 作者不明、の意味。anon.と略されることもある。
 中世(特にアルス・アンティクア(作成中))では、よほど優れた作曲家で無い限り作曲名を残すことをしなかったため、作者不明の楽曲が多く残る。

アノニマス4(Anonymous4)

【団体名。1986-。アメリカ】
 4人の女性によるヴォーカルグループ。中世音楽を専門に演奏する。透明なハーモニーが魅力的。
 → Anonymous4

アブラハムの子

【曲名。外国曲。加藤孝広作詞】
 「♪アブラハムには七人の子 ひとりはノッポであとはチビ」で始まる。曲が進むごとにそれぞれの体の部位を動かす遊び歌で、幼稚園・小学校低学年で歌われる。元がどこの国のものかは不明。
 アブラハムと言えば旧約聖書を思い出すが、アブラハムにはハガルとの子『イシュマエル』と、サラとの子『イサク』の2人しかいない。175歳まで生きているうちに、何かしでかしたのであろうか。

アポロン的(apollinisch)

【音楽用語】
 ニーチェがギリシア音楽を規定するのに用いた類型概念。美と安らぎを特徴として、芸術の陶酔と忘我の躍動を表す。⇔ディオニュソス的(作成中)

アラルガンド(allargand)

【音楽用語。イタリア語】
 「だんだんラルゴにしていく」の意味。「リタルダンド(作成中)クレッシェンド(作成中)」のように取り扱われる。しかし、ラルゴにはクレッシェンド(作成中)の要素は含まれていないので、解釈は難しいところである。

アリア(Aria)

【音楽用語。イタリア語】
 詠唱。カンタート(作成中)オペラ(作成中)において、旋律的要素に富んだ歌唱曲を指す。通常は独唱曲であるが、重唱となることもある。⇔レチタティーヴォ(作成中)

アルカデルト・ジャック(Arcadelt,Jacques)

【作曲家。ca.1507-68。フランドル】
 16世紀初期のマドリガーレ(作成中)シャンソン(作成中)の代表的な作曲家で、ジョスカン(作成中)の弟子とも言われている。フランドル楽派の中堅。「Il bianco e dolce cigno(作成中)」は1989年に全日本合唱コンクールの課題曲となった為にとりわけ有名。また、「Ave Maria」が伴奏2部、無伴奏3部、伴奏3部、無伴奏4部など多彩に出版されており、良く歌われる。

アルス・アンティクア(Ars Antiqua)

【時代区分。ラテン語】
 「古い技法」の意味で、12世紀半ば~13世紀頃までの音楽様式を指す。ヴィトリ(作成中)が著した音楽理論書『アルス・ノヴァ』の中で、前の時代との音楽の違いが明確に論じられていることにちなみ、ノヴァ(新)に対して、アンティクァ(古)と名付けた。
 この時代ではレオニヌス(作成中)ペロティヌス(作成中)等が活躍し、オルガヌム(作成中)が多く作成された。

アルス・スブティリオール(Ars Subtilior)

【時代区分。ラテン語】
 「繊細な技法」の意味。14世紀後半から15世紀初めの時期・音楽様式を指す。もともとはアルス・ノーヴァ(作成中)に含まれた様式であったが、緻密な音楽構成の傾向が見られるので、あとから分別された。複雑なリズム、半音階や不協和音の頻繁な使用、陰鬱で朦朧とした曲調が特徴であるが、特に(合唱上で)有名な作曲家はいない。

アルス・ノーヴァ(Ars Nova)

【時代区分。ラテン語】
 「新しい技法」の意味。14世紀頃の音楽様式を指す。3拍子音楽から脱却した2拍子・4拍子音楽が流行し始め、記譜法も発展した。1320年、これらの音楽的特徴をヴィトリ(作成中)が音楽理論書『アルス・ノーヴァ』にて著した。
 この時代で活躍した作曲家は専らマショー(作成中)であり、彼の曲を追うだけでこの時代の展望を知ることが出来る、といっても過言ではないだろう。

アルト(Alt)

パート(作成中)。イタリア語】
 「高い」の意味。テノール声部に対して高い「コントラテノール・アルトゥス」に由来する。後にこの声部は女声の低い声で歌われるようになり、女声の最低音域を指すようになった。また、さらに転じて中音域一般を表すようになり、「アルトサックス」の様にも使用される。フランスではヴィオラをアルトと呼ぶ。
 主旋律は非常に少なく、主に対旋律やハーモニーを担当することが多い。上手い合唱団は、大抵アルトが上手いと思う。合唱団においては「おばさんキャラ」が多く、下ネタに強い場合が多いように感じる。

アルプス一万尺(Yankee Doodle)

【曲名。アメリカ民謡。作詞者不明】
 「♪アルプス一万尺小槍の上で アルペン踊りを踊りましょう」で始まる。女の子の手遊び歌として幼稚園から大学生まで、様々なバージョンで楽しまれている。
 元は「Yankee Doodle(ヤンキー魂)」というアメリカ民謡であり、詞は訳詞ではなく新しく作られたもの。ここでいうアルプスは日本アルプスで、小槍とは槍ヶ岳のすぐ横にある小さな尖峰のことを指すと言われている。一般人は岩場である小槍には登れないだろう。
 ちなみに、「小槍」を「子ヤギ」と勘違いして歌っている者が多い。動物は大切にしたいものだ。替え歌も多く作られている。私の小学校では「♪隣のじっちゃんばっちゃん トイレに入って 紙がないから 手で拭いた ヘイ!」だったが、他の学校ではどうだろうか。

アレグレット(Allegretto)

【音楽用語:速度標語。イタリア語】
 アレグロ(作成中)よりやや遅く、モデラート(作成中)より早く。

アレグロ(Allegro)

【音楽用語:速度標語。イタリア語】
 「陽気な」の意味。一般に「速い」と解釈される。

アンサンブル(Ensemble)

【音楽用語。英語・フランス語】
 「総体」「統一」の意味。少人数の重唱を指す。

アンサンブル・コンテスト(Ensemble Contest)

【イベント。英語】
 主に都道府県の合唱連盟が毎年冬に主催する少人数向けの合唱コンテストを指す。部門により異なるが、概ね6~20名という制限がされている。詳しくは各都道府県の合唱連盟へ。埼玉は埼玉・ヴォーカル・アンサンブル・コンテストで、略してSVEC(ズベック)。東京はTVEC(トベック)、千葉はCVEC(チベック)。愛知とか青森とかは「アベック」になるのだろうか?岐阜はどうする?各県の情報求む。
 また、人数の多い団体で行われる少人数に分けてのコンテスト風イベントを指す場合もある。

アンセム(Anthem)

【音楽用語。英語】
 英国国教会(聖公会)で発達した合唱曲を指す。16世紀イギリスの宗教改革とともに生まれ、カトリック教会のモテットに相当する。合唱のみのアンセムをフル・アンセム(full anthem)、独唱・合唱・オーケストラのヴァース・アンセム(verse anthem)がある。

アンダンテ(Andante)

【音楽用語:速度標語。イタリア語】
 「歩く早さで」の意味。年齢によって解釈が分かれるかもしれない。

アンダンティーノ(Andantino)

【音楽用語:速度標語。イタリア語】
 アンダンテ(作成中)よりやや早く、モデラート(作成中)よりは遅く。

アンビトゥス(anbitus)

【音楽用語】
 教会旋法(作成中)における音域のこと。正格旋法(作成中)の場合はフィナリス(作成中)から1オクターブ上まで、変格旋法(作成中)の場合はフィナリス(作成中)の4度下から5度上までがそれぞれのアンビトゥスである。