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絶体絶命都市



■大都会で生き残れ!!



このゲームでは「首都島」と呼ばれるハイテクシティが突如として地震に襲われ、崩壊していく中で、4人の主人公たちがドラマを繰り広げつつ、島を脱出する様を描いています。

プレイした感じを、枝葉末節をゴソッと削ぎ落として言うと、ゾンビのいないバイオハザードです。つまり3Dポリゴンの街をアイテムを駆使して脱出するゲームです。ほらバイオハザード2といっしょですよ。

ゾンビがいないバイオなんてクソゲーじゃんと思いますか? ええ、確かにゾンビはいません。ですが、ゾンビよりはるかに怖いものがあなたの命を狙っているのです。

それはずばり自然現象です。

地震に洪水、マグマに土石流。こういったものがあなたの行手を阻みます。というか、高いところから落ちただけでも速攻で死にます。

他にも落ちてきた看板に当たって死亡。転がってきたタンクローリーにぶつかって死亡。遊園地でアトラクションに挟まれて圧死。倒れてきた木にぶつかって死亡。などなど……

最初のうちは、「まあ始めたばかりだしな、まだ操作法に慣れてないからだろ」などと悠長なこともいってられたのですが……

中盤のシナリオ分岐も終わり、難関、魔の連続鉄筋渡り(勝手に銘々)を何とかクリアして喜びに浸っていたところ

固まっていた指がスティックに。

奈落に勢いよくダイブする主人公……

……


一体、何回死なせれば気がすみやがりますか?


死に方のバリエーションだけはどのゲームにも負けてません。

■凡人? 超人? 主人公の謎



主人公は首都島の新聞社に配属になったしがない一記者…… のはずなんですけど異常なほどバイタリティに満ち溢れています。鉄筋をジャンプして渡ってみたり、ビルを自転車で上ってみたりと凡人では考えられないようなことを平気でやってのけます。

しかし、この主人公、一つだけ欠点があります。それは異常なまでに喉が渇きやすいことです。ヒロインなんかクリアするまで一滴も水を飲まなくても生きているのに、主人公は数分おきに水を飲まねば、喉の渇きゲージが無くなって倒れてしまいます。

そのため、プレイヤーは常に水道の蛇口を探しながら脱出することになります。落ちているペットボトルに(よく考えると汚いな……)水を詰めて持参することも出来ます。

ゲームシステムを考えると、プレイヤーを急かすためのギミックとして喉の渇きが組み込まれているのでしょうけど

残念ながら私にはこの主人公は


糖尿

としか思えません。

■実際のところ…



実を言うとこのゲーム、普通に楽しめます。時間制限によって、徐々に崩壊していくマップはスリリングですし、飛来物や高所からの落下によって一撃死というのは不親切なようですが、死んでも直前のパートから再トライできるため特にストレスが溜まるわけでもありません。

ただ、不満なのは街をまるごと一種のダンジョン的なものにしたのはいいんですが、どうせそこまでしたならある程度自由に動き回らせて欲しかったです。一端崩壊した地点には二度と戻れないという仕様は面クリア式のゲームと同じ手法なんでしょうけど、せっかくの題材がちょっともったいないなと思いました。

非常に惜しい作品だなと思います。災害パニックという着眼点は非常に良く、同じシチュエーションでも登場人物の関係などを変えればいくらでも続編は作れそうな気がします。ただグラフィック周りやバグなどあきらかに技術的に未熟だと思われる点もちらほらありますので、スタッフのスキルの積み方や資金の問題などによってはよりよい続編が作れると思います。

というのも、もう続編の発売日が迫っているんですよね。再三延期して3月30日だそうです。視点となる主人公が複数になったことによりザッピングして話を進めるようになりました。グラフィックは正直、しょぼいと思いますが、1が気に入った人は買って損はなさそうです。