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『対話 快楽の技術』斉藤綾子、伏見憲明・著 学陽書房 1993


まえがき


プロローグ セックスレス・ラブ


P8 やっぱりさ、セックスがギンギンのときって、ふたりの間に力関係が漲っていると思うのよ。どっちがどっちを引きずり込むかとか、どっちがどっちを牛耳るかみたいなところで。

P9 綾子:「最近いいセックスしてる?」みたいな特集が女性雑誌に多いけど、あれは脅迫だと思うな。
憲明:その前提になってるのは、一生涯同じパートナーと性的にも精神的にもつがい関係でありつづけるという、ようするにひとりの相手とすべてを共有する、独占しあうっていう考え方なんだよね。

P11 *4 人と人との関係を「夫婦」とか「恋人」とか「友達」といった既成のカテゴリーに囲い込むのは、関係の可能性を狭めてしまうことにはならないか。「夫婦」でも「友達」でも「恋人」でもない関係があってもいいのだ。ぼくはパートナーのことを、グルーミングを共有する仲という意味で、「グルーマー」と呼んでいる。

P 綾子:(略)まだもうちょっとギラギラしてた頃っていうのは、すごく自分が「女」だったのね。女として、母になったり妻になったりなんて、そういう化けの皮を着ちゃうみたいなことって、誰でもやってるんだから、私だってできるってタカをくくってた。