宇宙海賊サラ(BLACK LiLiTH)/2007/08/24
 シナリオ:そのだまさき(園田将生)/松本竜/栗栖
 原画:瀬浦沙悟
 音楽:溝口哲也



 [あらすじ]
深夜、乾燥した風がネオン街を突き抜けて行く。
かつては辺境一を誇った大繁華街も戦争の影響か、人の姿は疎らだ。
この辺境特産のヴィンタンド・スコッチを味わった主人公、サラ・スコーピオンは大通りを目的地に向かって歩いていた。

「フフ…………このあたりかしら?」

サラが立ち止まったその時、路地裏から武装した兵士が飛び出して来る。
あっという間にサラを包囲すると兵士たちは銃口を一斉にサラに向ける。

「やめろ! この女には銃は効かない」

兵士たちの輪が開いて、華麗な軍装を身に纏った女騎士が姿を現す。

「どうやらその様子だと私は誘われたようだな?」
「フフ……その通りよ。正義の騎士さま」
「残虐非道、生血を啜る恐怖の女海賊と聞いていたが……
 些か風評とは違うようだ。それで私をここに誘き出した狙いは何だ?」

その時、大通りのビルの屋上から銃声が響く。
同時にそれに触発された兵士たちが一斉にサラに銃弾を浴びせ掛ける。
一瞬で蜂の巣にされたかに見えた。兵士たちはそう確信したが――――
サラの数十センチ中空で全ての銃弾が火花とともに弾かれ、兆弾で何人かの兵士が倒れる。

「光子障壁<フォトン・シールド>か!?」
「まさか!? シリア様と同じ”騎士”なのか!?」

完全に包囲し圧倒的に優位であったはずの兵士たちに動揺が奔る。
「騎士……!?」「騎士!?」「女海賊が騎士!?」
                           -OHPより抜粋-



 シナリオ:16/30
 テキスト:17/30
 グラフィック:8/10
 サウンド:7/10
 システム:8/10
 基本点:10

 総合:66/100



 レビューは後日
最終更新:2008年06月27日 03:49