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プロローグ

時は大戦時代

人々は日々魔族達の侵攻に怯えながらも光を信じて生き続けている

この物語は光と闇の狭間に生きた男達の物語

エルダー大陸・ベルダー王国
大戦時代

焼け爛れた大地に二人の男の姿があった

男達の姿はまるで光と闇のように対極で

運命を分かつかのように二人の間には一振りの大剣が突き刺さる


「これがたぶん最後になるだろうから、それ返しとくわ」


茶髪の男性が目の前の大男に大剣を投げながら言った


「最後・・・?おい、どういうことだ?」

「お前だってわかってるだろ?
 アイツを封印するには誰かが次元の扉を内側から閉じる必要があるんだって」

「お前、まさか・・・!?」


嫌な予感がしていた

この戦いに望むこいつの覚悟

それが尋常じゃないのは何か裏があると思っていたが・・・


「そんなのものはあの胡散臭い魔法使いの小娘が言っていたことだろう!
 そもそもだ!アイツを封印したってお前が助からなくちゃなんの意味もないんだ!
 前にも言ったな?俺は自己犠牲って言葉が大嫌いなんだ・・・!」


男がボロボロの体で叫ぶ

意識もハッキリしない

だが今は自分の体よりも、目の前のバカがしようとしていることの方が重要だった


「まぁお前ならそういうと思ってたんだけどさ
 でもしょうがないだろ?あの魔女っ娘が言うにはこれは俺にしかできないことなんだとさ」

「そんなものは俺には関係ない!
 ・・・どうしてもっていうなら足の一本を折ってでもお前を止めるぞ、俺は・・・!」

「やめとけって。お前の力ってヤツもこの戦いでスッカラカンで、立ってるのもやっとのはずだろ」

「それでも・・・、俺は・・・!」


体は満身創痍
しかしここでこいつを行かせたら、俺は一生後悔する
そんな想いで体にムチを打つ

そんな俺にこいつはいつもの調子で話を進める
コイツのこういう所はこんな時でも変わらない

「最後になるけど、お前に頼みがあるんだ
 いや、お前にしか頼めないか、こんなことはさ」

「おい!話はまだ・・・!」

「あいつを・・・俺の息子を頼む」

「アイツは泣き虫でどんくさくて、でも俺はあいつの中に光を見たんだよ」

「あいつならこの先の未来を、もう二度とあんなことが起こらないような優しい世界を作ってくれるって」

「・・・俺はベビーシッターのバイトを始めた覚えはないぞ」

「そんなに自分の子供が心配なら自分で言えと言っているんだっ!!」

「相変わらず声がデカイんだよ、お前は・・・
 ハハ、そうだけどさ
 こんなこと恥ずかしくて言えないだろ」

「あとよ、アイツには俺のことは黙っておいて欲しいんだわ」

「後々になってやっかいなことに巻き込まれるのもなんだし、適当にごまかしておいてくれ」


そう言って奴は次元の狭間に足を踏み入れる


「勝手なことを言うな!俺はやるなんて言っていないぞ!」


俺の意見なんてこれっぽっちもきいていなくて
でも俺の意識はそこで遠のいていく・・

「おい!まだ話は・・・終わってない・・ぞ」

「じゃあ、ちょっくら行ってくるわ!」

「・・・待ってくれ!!!!」


そう言ってアイツは近所に買い物にでも行くみたいに___

世界を救ったんだ___

OP

~つづく~




巣鴨出してぇ('A`)
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