サターン派

サターン派

 ワールドZinnia、Freesiaにおけるドミニオン界の貴族階級で構成される集団。サターン公爵家を中心に、同じ思想をもつ伯爵家、子爵家から構成される。中心となる家名がサターン家であるため、サターン派と呼ばれている。

構成員



サターン公爵家

 サターン派の中心。代々優秀な騎士を多数輩出している名家。その思想は「弱者を守るために力を振るう」こと。サターン派はこの思想に賛同する貴族階級の家柄の集団である。

Zinniaでは…
DEMの侵攻に抗い続けたものの、数に敵わず滅亡した。…と、言われている。

Freesiaでは…
現在の当主はクラウディア(未)。女性でありながら武勇に秀で、領民からの支持も高い。DEMの侵攻に一時退却を余儀なくされ、やむなくアクロニア大陸へやってきた。故郷で彼女の帰りを待つ領民たちの期待に応えるため、DEMに対抗しうる力をつけるべく修行を続けている。

テティス伯爵家

 サターン派に属する貴族。サターン家の思想にもっとも強く共感し、サターン家の人々を心服している。武術に秀でたものを多く排出している家名。

Zinniaでは…
現在の当主はイクスサードだが、その実権は執事のゼフィーが握っていると言っても過言ではない。従属するテレスト子爵家の当主アクアレイオスとの婚約を果たし、力をつけた後、滅亡したサターン家の後継に名乗りを上げた。

Freesiaでは…
DEMが侵攻してきた際、サターン家の当主クラウディアを逃がすために戦い、滅亡した。

カリプソ子爵家

 テティス家に従う貴族。テティス家の後方支援をするため、医療や癒しの術に精通している家柄。

Zinniaでは…
現在の当主は不明。アクロニア大陸へ訪れている人物は確認されておらず、今もドミニオン界で医療行為を続けていると思われる。

Freesiaでは…
DEMの侵攻が激しくなる中、テティス家と命運を共にした。

テレスト子爵家

 テティス家に従う貴族。テティス家の後方支援をするため、農耕や商売に強い家柄。

Zinniaでは…
現在の当主はアクアレイオス。女性でありながらかなりの策士で、テティス家の執事ゼフィーと結託し、現在のテティス家当主のイクスサードと婚約を果たす。その後、サターン家の後継争いにテティス家支持派として名乗りを上げるが、真の目的は自身のテレスト家の爵位昇格にある。

Freesiaでは…
DEMの侵攻が激しくなる中、テティス家と命運を共にした。

ディオーネ伯爵家

 サターン派に属する貴族。蛇神(ナージャ)・アナンタと契約を結び、幾度と訪れた滅亡の危機を逃れている。黒いウワサの絶えない一族。豪商の家柄のため、お金だけは沢山持っている。アナンタとの契約は、一族を滅亡の危機から守る引き換えに、アナンタが降臨したときの当主の第1子を生贄に差し出すことと。また契約の代償として、生まれてきた子どもの一部は特異体質を持ってしまうリスクがあるため、どの世代も兄弟がやたら多い。特異体質を持って生まれた人物は行動が制限されることが多く、また寿命も短めであるため、当主を継ぐには特異体質を持たなかった子どもである必要があるため。

Zinniaでは…
本来の当主はクリスフィア。DEMの侵攻によりディオーネ家の存続が危ぶまれたため、契約に従ってアナンタが降臨した。カミュファスと名乗り、現在の当主として居座っている。彼にとっては目の上のたんこぶのような存在であったサターン家が滅亡したのを受け、より自分がやりやすい環境にするためにその後継に名乗りをあげた。真の当主であるクリスフィアは、アナンタが降臨した際に生贄として差し出されたため、現在の所在は不明。DEMの脅威が去るまでは契約のため生かされているが、危機が去ったと同時に死ぬ宿命にある。

Freesiaでは…
DEMが侵攻してくるよりもずっと前に訪れた滅亡の危機を脱するため、アナンタが降臨。危機を乗り越えることができたが、その代の当主に子どもがおらず、生贄を捧げることができなかった。アナンタに生贄の代わりになる代償を求められたが、それも支払うことができなかったため、アナンタの手にかかり滅亡した。

ヘレーネ子爵家

 ディオーネ家に従う貴族。ディオーネ家をサポートするために、武術、魔道、農耕や商才などあらゆる分野に強い人材を輩出する家柄。

Zinniaでは…
ディオーネ家のクリスフィアとカミュファスの入れ替わりの事実を知ってしまったため、口封じのためカミュファスによって滅亡させられた。

Freesiaでは…
ディオーネ家が支払えない生贄を代わりに捧げるようアナンタから要求されたが、それを断ったためディオーネ家もろとも滅亡させられた。

ミマス伯爵家

 サターン派に属する貴族。高い魔力を持ち、優秀な魔法使いを多数輩出している。ただ、行き過ぎた魔術の研究をしているとも言われており、一部から危険視する声も出ている。

Zinniaでは…
現在の当主はヴェルネリア。「ミマスの魔女」の異名を持ち、サターン家の後継となる貴族はどこかを静観している。ディオーネ家が契約を結ぶ蛇神・アナンタを自分のものにするために、後継者にディオーネ家支持を示す条件にアナンタにミマス家へ鞍替えするよう要求する。

Freesiaでは…
最後の当主はヴェルネリア。まだ幼かったため、DEMの侵攻から逃れるようにアクロニア大陸へ来ていた。家族を全員失い、生きる希望を失っていたが、路地裏で怪我をしている青年と出会い(拾い?)、彼に惹かれていくうちに再び生きようと思い始める。ところがその矢先、青年がDarkKnightsのメンバーに殺害されてしまい、そのことが原因で精神が崩壊してしまう(ミマス家の滅亡)。消えていく意識の中で、残してきた身体のことが気がかりになっていた彼女だったが、ある人物(未)に身体を提供し、自身は完全に消滅した。

エンケラドース伯爵家

 サターン派に属する貴族。騎士を多数輩出する家柄だが、特に狙撃の腕に長けたものが多く、名狙撃手を多く出している。

Zinniaでは…
現在の当主はラークフィス(未)。病弱であったため早々とドミニオン界を離れ、アクロニア大陸で静養している。サターン家の後継争いに対してまったく動きを見せておらず、それが他の貴族の不安の原因となっている。

Freesiaでは…
最後の当主はラークフィス。生まれつきの病を癒すためにアクロニア大陸へ来ていたが、病は治らずに病没。後継者もいなかったため、滅亡した。


余談

 元ネタは土星とその衛星の名前から取っています。サターンは土星。土星のE環領域にある惑星がテティス、ディオーネ、ミマス、エンケラドス、ヘレーネ、カリプソ、テレスト。テティスの軌道にカリプソ、テレストが、ディオーネの軌道にヘレーネが軌道共有惑星として存在しているので、それぞれ関連をつけました。
 また、サターンはかの有名な堕天使の支配者の名前でもあります。ルシファーと同一視とか。もう一つの貴族派閥とは、ちょうど対の立ち位置にあたるので、思想や主義が正反対のものを持つようにしています。
最終更新:2009年05月18日 02:19
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