作者:アズミ作品公開ページ:現在は構想と知人に送った非公開シナリオのみ
遥か未来。大地は荒れ果て、海は濁り、風は澱み、汚染された環境により変異した異形の生物が闊歩する地球。人々はその住処を地上から、空中に建造した7つの都市群に移していた。空に隔てられた人々の営みを繋ぐため、『郵便屋』たちは『Ala』と呼ばれる天使型飛行機を駆り、冷たい空を翔る。
本編の主人公。空中都市アマツ出身。空中都市と外との物流を司る『郵便局』に所属する『郵便屋』。何かと「仕事」を強調するため誤解されがちだが、決してドライなわけでも融通が利かないわけでもなく、自分なりの仕事への誇り情熱を持って当たる男。母と生き別れた地上の少女セリリを、母の元まで送り届けるべく未来の空を翔ぶ。太陽の称号を持つAla、『輝くソルアヴィス』を駆る。
本編のヒロイン。荒れ果てた地上の僅かな居住可能区域で生活していた少女。素朴で優しいが、ある種頑固な面もある。幼い頃生き別れた母に招かれ、アスタに導かれて空中都市アマツを目指す。
非合法な仕事に手を染めるAla乗り。空賊団出身。その出自、立場の違い、思想、個人的嗜好に至るまで悉くアスタと相容れず、度々彼と衝突する。乱暴で好戦的だが、筋は通す。ソルアヴィスの兄弟機である月のAla、『煌くルーナコルニクス』を操る。
アーラ、と読む。全長10m前後の天使型飛行機。反重力機構で浮揚し、特殊なMHD推進で空を舞い、賢者石機関と呼ばれる第二種永久機関を動力源とすると共に、同機関の副次的な効果で常にミスリルと呼ばれる超硬合金製の第二次外装までを代謝する。操縦者は航空制御を機械的操作で、躯体制御を外科手術で脳に増設した専用の神経系に接続して行う。本来、空中都市街に跋扈する変異生物に対抗する為に作られたものであり、かの生物の生体メカニズムを機械的に模していると言われる。従来の航空機より剛性、安定性、旋回性能で勝るが、最高速度では概ね劣る。また、全てが操縦者に合わせてワンオフで製造されるため、コストが非常に高い。
全長10.5m、重量13.8t。太陽の称号(いわゆる型番に当たる)を持つAla。アマツ軍部で開発されたが、紆余曲折を経て郵便局に渡り、アスタに支給された。好バランスな機体だが、Alaとしての性能そのものはさほど超絶したものではない。胸にバルカン2門、両手首外側にマシンキャノン2門、両手首内側に牽引・攻撃兼用のクラッチアンカー、携行武器として単分子剣であるグラディウスを装備。また、瞬間的にあらゆる外的要因を振り払って加速するエアリアル・ダンスと呼ばれる特殊機動が可能である。それ以外にも隠された特殊機構を持つのだが……
全長10.5m、重量12.9t。月の称号を持つAla。ソルアヴィスの兄弟機。ソルアヴィス共々アマツの軍部で開発されたが、コロナ=メイスンによって強奪。以後、彼の愛機となる。バランスがやや悪いが、総合性能では兄弟機に一歩勝る。武装はソルアヴィスとほぼ同一。
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