一話

アスナ「・・・どうしたの?なんか嫌なことでもあったの?」
ネギ「・・・とんでもなく邪悪な存在がいるような気がするんです・・・」
アスナ「考えすぎじゃない?まあ最近変な奴多いけど・・・」
これは、地球最悪の危機を予感していたのかもしれない。こんな平和な会話は続かなかった・・・。



所変わって、ある国にある地下研究所である。ここはどうやら、かつて魔法使いに利用されていた頭のいい一族が存在していた場所である。
いま、ここに最悪の邪悪生命体が復活する・・・。

「・・・・魔法使いはにっくき敵・・・・吸血鬼・・・いまいましい吸血鬼め・・・
 この世をすべて俺の一族に変えてやる・・・そして魔法使いどもも消してやる・・・」

学園では平和な時間が続いた。続くように思えた。だが、今日はいいんちょうの様子がおかしいのだ。
海外旅行から帰ってきたらしいのだが、学校に来てから一言も喋らない。不気味な目でずっとどこかを見ているようだった。

アスナ「・・・ちょっと あんたおかしくない?今日変よ」
いいんちょう「・・・・・・・・」
アスナ「ねえ、聞いてるの!?答えなさいよバカ!!」
いいんちょう「・・・・この体は大したことはなさそうだ・・・・」
アスナ「はぁ!?意味不明よ!!頭ぶったの!?」
いいんちょう(・・・・この町の住民をまずは・・・いや、隣町からだ・・・ここには強力な人間が多い・・)
アスナ「ちょ・・・ちょっと・・・」
いいんちょう(兵力を集めてからここの強力な奴らを乗っ取るとするか・・・・)

そういうと、いいんちょうは何処かへ行ってしまった。だが、もう下校時刻だったので、だれも止めはしなかった。
明日からは夏休みだ。ちょうどみんなが自由に動ける。そのことはいいんちょうにとって最高だった。
24時間自由に行動可能だからだ。

いいんちょう「・・・・今日はこの町のとなりから行くか・・・くくくく」

アスナ、このか、刹那は隠れながら後をつけた
アスナ「なんかぶつぶつ言ってる・・・本当におかしくなったのかしら・・・!」
委員長(後をつけられてる・・・こいつのクラスメイトか・・・チッ!!俺が乗っ取ってるのがばれたら大変だ
    よし、卵を植えつければいざというときこいつをしもべにできる!それまでは楽しい学園生活を遅らせてやろう)

なんと委員長は体を乗っ取られていたのだ。そして、アスナたちに気づかれぬよう、寄生生命体はあやかの体から抜け出した。卵を残して・・・・。

委員長「・・・あら?わたくしは一体・・・?」
委員長は寄生された後から現在までの記憶はないらしい。そして、委員長は普通に家に帰っていった。

このか「ねえ、家に戻ってくみたいや。別にあやしくなくないんとちゃう?」
アスナ「そうね・・・今日はたまたまおかしかったのかしら」
刹那「まあ、今日は解散しましょう」
3人は、今日のことは大したことじゃないと去ってしまった。
このとき、なんとかしていれば最悪の事態を避けれたかもしれないのに・・・。

翌日も平和だった。平和な町。アスナとネギは町を歩いていた。すると、委員長に出くわした。
どうやら、たまには家の高級な食事だけでなく、屋台のラーメンなどの普通なものを食べてみたかったらしい。
当然、アスナたちは昨日のことを聞く。

アスナ「ねえ、昨日どうしたの?基地外みたいだったわよ。」
委員長「き・・・基地外ですって!?私はいつも上品ですわ!!!」
ネギ「・・・まあまあ・・・・でも昨日は様子がおかしかったですよね」
委員長「そうなんです~!!というか、記憶が消えてるんですよネギ先生!!」
アスナ「ハァ!?」
委員長は記憶がないことを話した。
ネギ「海外で何かあったんですか?」
委員長「そういえば、なにか小さい赤ん坊みたいな生き物を見ましたわ!!あんな生物みたことないですわ!」
ネギ「あ・・・赤ん坊ですか。」
委員長「その後宿泊先に行ったのですがそこから記憶がないんですの。」
ネギ「他に変わったことは・・・・」
委員長「先生に会えないことがわたくしには異常なことでしたわ」
アスナ「このバカ女」
委員長「な・・・なんですって!?」
ネギ「まあまあ・・・」
またいつもの喧嘩が始まった。こんな平和な光景。いつまでも続けばよかった。
だが、悪魔は確実に力を拡大していた。


==隣の町==
???「ふん!この町の住民にはほとんど卵を植えつけた。あと10の町を配下にすれば確実だろう。
    そしてからあのマホラとかいう町だ。あそこの強い奴らも俺のしもべにしてやる。
    ふははははは!!!」
マホラの隣の町はどうやらこの生命体に寄生されたようだ。
その後、この生命体は1日おきに1つの町を配下にしていった。そして、10日がたった・・・・。


今日、ネギとアスナは出かけることにした。たまには気晴らしにということらしい。だが、ネギはトイレに行きたくなったようだ。
ネギ「ちょっとするから待っててくれませんか?」
アスナ「しょうがないわね!速くしなさいよ!!」
そういって、トイレへ行った。アスナは待っている・・・。





==マホラ裏道==
まき絵「ふふふ・・・ベビー様の全世界ツフル化計画の第一歩がこの町のようね。」
亜子「そうや。それに偉大なるベビー様は理不尽な魔法使いという人種をこの世から消し去るつもりや。」
祐菜「それに、あたし達のクラスのほぼ全員がベビー様のしもべになった。これは幸運なことね。今ベビー様は町の人間をしもべにしているわ。
   ベビー様のしもべになれるなんて、これほど喜ばしいことはない・・・。」

何と、あの寄生生命体は3Aのほとんどの人間に寄生していた。そして其の名はベビー。

いいんちょう「しかし、私達ではあまり強くないですわ。刹那さんたちといった超人系な御方たちに洗脳するのも大変でしょう。」
のどか「まあ大丈夫ですよ・・・。ベビー様は偉大な御方だから・・・・。」
双子「偉大なるベビー様は世界を手に入れちゃうよ!!だからあたし達は手伝わなきゃね!」
委員長「其の通りですわ!!あたし達も力になりましょう!!」

一同は恐ろしいほどベビーを崇拝していた。もはや以前の3Aではない。

葉加瀬(・・・ベビー様はエヴァンジェリンの肉体をもっとも欲しがる・・・彼女を乗っ取ることが、魔法使いで吸血鬼である彼女への最高の復讐であるでしょうから・・・
     そして強さで言ってもそれがベスト・・・ベビー様の野望は命をかけて成功させる!!!)
ハカセはその頭脳をベビーのために使うと誓った。もっとも、操られているのだから誓ったと言えるのか・・・・。
そして、裏道には徐々に一般市民が集まってきた。みなベビーに乗っ取られたのだ。
そして、最悪の、いや、洗脳された彼らから見れば最高であろう。
ついに武道派4人の刹那、古、龍宮、楓、超までもベビーの僕になってしまった・・・。これで3Aはエヴァ、茶、アスナ、ネギ以外全員が洗脳されてしまった。
葉加瀬「ベビー様はエヴァンジェリンの肉体を欲しがっている!我々の命を犠牲にしてでも奴の肉体を手に入れる!!」
一同(3A&一般人)「おおぉぉぉぉ!!!!」
一同は狂っていた。

のどか「あのぉ・・・ベビー様は今誰の体に潜伏しているんですか・・・?」
刹那=ベビー「俺様はここにいる。」
一同「ベビー様!!!」
刹那=ベビー「こいつは刀が得意なようだな!使える!エヴァンジェリンも乗っ取れる!!」

ベビーはいままで傷口から侵入していったようだ。だから、傷口が作りやすいとのことだ。

龍宮「しかし、エヴァンジェリンの強さは半端じゃない。本気になれば我々4人と超とその他でかかっても・・・」
ベビー「安心しろ!ちょっと傷口作ればいいんだ!再生能力があってもな!1秒ほど傷口があけば大丈夫だ!
    だから全員死に物狂いでエヴァンジェリンの動きをとめろ!」

こうして、エヴァンジェリン乗っ取り作戦は行われようとしていた。


次回予告(次回予告アレンジバージョンのチャラヘッチャラが流れる。嫌な人はGT版で想像して)
こんにちは!僕ネギです!アスナさんと出かけて、トイレにいったんですけど、なんかみんな変なんです!
べビー様とか言ってるんです。なんのことでしょう?でもそんな風に軽く考えてたらとんでもないことになってしまいました!

次回、NEGIMA GT、「野望完成!?乗っ取られたエヴァンジェリン」
絶対見てください!


二話

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最終更新:2006年10月17日 13:50
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