失敗


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なおも茶々丸を担いで走るダニー達「よしよしもうすぐだ」弟がモニターを眺めて呟く。
ダニーが後ろを振り向くとリモコン制御のライトバンがこちらに向かって走ってくるのが見えた。
「よしそろそろ止めろ、茶々丸を積むぞ……」ダニーがラスティーと兄弟に指示した瞬間ライトバンのタイヤが破裂した。
ライトバンはそのまま横転し横滑りしながらダニー達の方へ滑り込んでくる。
思わず硬直してしまう4人であったがライトバンは4人にぶつかる手前で停止した。
「なんでパンクした?」ダニーは目の前のバンを見て唖然としていると「僕がやりました」と少年の声が耳に入ってきた。
少年は横転したバンの後ろから現した「ネギ……スプリングフィールドか……こりゃ一本取られたな」

「観念してくださいオーシャンさん……茶々丸さんを返して下さい」
「……(……子ども相手に銃は使いたくないな)ガキにしちゃ上出来だ」
「何でこんな人を悲しませる事をするんですか?その人の大事な物を奪うなんて最低です」
「その大事な物も人を傷付けて手に入れている奴が居るんだよ、それにこいつは一種のゲームだ」
「ゲームでそんな事をするなんて最低です!遊びでそんな事をするなんて……僕には許せません!!」
「これは俺の人生をかけたゲームだ。誰にも邪魔をする権利も資格も義務もない」
「でも茶々丸さんは僕の大切な生徒です!!だから返して下さい!」

「生徒?この木偶人形がか?」ダニーはネギの言葉を聞き含み笑いをした。
「もしもう一度そんな事を言ったら僕は絶対に貴方を許しません!!」
そう言ったネギの表情は裏の世界で数々の修羅場を潜り抜けてきたダニーを凍りつかせるほどであった。
「……そうかそんなに大切か?このロボットが……いやお前にとっては生徒か…………………降ろせ」
ダニーは目で他の3人に合図した「しょうがないな……」ダニーとラスティーと兄弟の兄はゆっくりと茶々丸を道路に下ろした。
茶々丸を置いた瞬間に4人は走り出してその場から姿を消した。

ネギはすぐに地面に横たわる茶々丸に走り寄り抱き抱えた。
「茶々丸さん!!しっかりしてください!目を開けてください!起きて……起きて下さい!!」
ネギが茶々丸を抱き抱え必死に呼びかけていると「坊や!!捕まえたか!?」エヴァの声と数人の足音が聞こえてきた。
「マスター……茶々丸さんが起きません……全然起きてくれないんです……」

麻帆良学園の工学部、茶々丸は研究所に運び込まれハカセと超による修理を受けていた
そして朝日が研究所の窓に差し込んできた頃「……『システム再起動、電子頭脳に異常なし』……皆さんどうしたんですか?」
茶々丸の目に飛び込んできたのは全員が目に涙を溜めているネギ、明日菜、刹那、木乃香、エヴァであった。
「よかった茶々丸さんもう起きてくれないのかと思いましたよ!!」思わず茶々丸に抱きつくネギ。
「ネ…ネギ先生!?」茶々丸の顔は何故か赤くなっているようにも見える。
「まぁEMPもそれ程強力な物じゃなかったからシステムや記憶メモリーには異常はないと思うネ」
「ありがとうございます超さん!!ハカセさんも……本当によかった……」ネギはしばらく茶々丸を抱きしめて放さなかった。









エピローグ

あれから3日ダニーとラスティーは成田空港に来ていた、茶々丸の事は諦めこれから南の島へバカンスへと行く所だ。
ダニーはおもむろに「しっかしロボットが生徒だったり、10歳のガキが先生してたり変わった国だなここも」と言った。
「確かになこんな国だとは夢にも思わなかったよ……なんか忘れてないか?」
「そうか?よし行くぞ」ダニーとラスティーはそのまま発着場へと歩いていった。

お見合い会場
「………………………あと…5分お待…ちくだ…さい…もうす……ぐ、ま…孫が来ま…す…から」
「私達は…いつ…ま…でも待って…いますぞ」
「ぼ…僕もです………………………(なんだろう?この忘れ去られた感…そしてこの虚無感は?)」

終わり
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