D・B概要


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地球と存在する時間軸する時間軸が違うと思われる、ある太陽系の惑星、その星の固有言語で“テーラ”と呼ばれる星は、汚濁な海とわずかな陸地からなる、環境の悪い惑星であった。
そのため、陸地を取り合う争いが絶えることが無かった。結果多くの国が形だけのようなものとなり、五つほどの強国が連合政府を作り出した。「海洋開発」という大きい目標を掲げて。(しかし、それでも内戦は続き、辛い記憶を国民に残すこととなる。)
ただ、人口の減少が著しく、人材不足が生じた。開発の問題を目の当たりにし、ある研究を以って解決しようとする。
―――人間を不死化させる。
優秀な人材を、死ぬ前に頭の中身を人格ごと取り出し、別の頑丈な肉体に入れ替える。
しかし、その結末は現状を悪化させ、その「プロジェクト・ナイトメア」は失敗に終わる。災厄を生みだして。
DB(ドリームバスター)という賞金稼ぎを生み出し、シェンと名のる少年を日本人の夢の中にJack inさせることも。

その災厄とは、五代目実験機“ビッグ・オールド・ワン”の暴走による爆発と環境の変化、それにより世界の生活水準は大きく下がってしまう。
必要なものとして、時間をかけて手に入れた海底の鉱物資源“スタッフ”のエネルギーを使用し、 被験者として、凶悪な犯罪を行なった六十人の死刑囚が選ばれる。
しかし、その暴走により研究施設は周囲を巻き込み蒸発、その研究者や、職員、政府の要人、そして六十人の被験者さえ遺体は見つからずじまいだった。
その旧連邦が倒れ、‘新連邦’が発足。
その周囲を調べ続けた結果、直径二キロに及ぶ、“抜け穴”が生じていることが判明する。そして、そこへ、金目当ての案内人(シーカー)が災害対策本部とは別
に、飛行艇(バレンシップ)に乗り込み、不気味な光に溢れた穴に飛び込んでいった。
ほとんどの案内人は戻らずじまいだったが、運よく戻ってきた者は、ある発見をした。
―――別の世界、近い文明を持つ星、地球というらしい。

さらにその出来事の起こる前、案内人の警備をしながら、災害対策本部にあるおかしな情報が集まりつつあった。
“抜け穴”に設置してあった光電子探知装置が、人間の脳波に似た微弱な電流の波形をキャッチするらしい、かすかなノイズほどのものであったが、本部はある考えを打ち出した。
不幸にも、「プロジェクト・ナイトメア」が部分的に成功したのではないか。
「プロジェクト・ナイトメア」というのは、もともと悪夢のような旧連邦以前の記憶を消し去るためのもの、だからこそ、英語のナイトメアの単語を使う。
記憶、そして、人間の人格・思念・人格は結局、電気信号であり、その信号を発するための電力は人体が作り出すと研究者は考えた。
信号をひとまとまりの統一された集合として留める媒体をつくり、電力を供給する動力源を組み込む。先に言った、スタッフを使用していたのだ。
暴走したとき、システム内部で大量のスタッフが瞬時に気化し、偶然にも死刑囚の五十人の電気信号をひとつひとつの固体に留めてしまう。
爆発の熱エネルギーを持ち、“抜け穴”をつきぬけ、スタッフと同化して運ばれていった。

そして、その行く先を知り、新連邦は危険な囚人がそっちで暴れることは確実、なにより、こちらで太刀打ちできない武装で戻ってこられるかもしれない。
新連邦は案内人たちに、凶悪犯に懸賞金をかけ、元締め機関「ロッジ」をつくり、逃亡した凶悪犯を捕まえさせることにしたのだ。
プロジェクトは分離した電気信号が、被験者の人格と同じだと特定できれば成功だ、といえるわけでで、個人を特定できる特殊な脳波測定技術「ガッシング」を用いていた。幸運にも技術自体の研究されたデータ、そして被験者の脳波のデータが残されていた。そのおかげで、逃亡者の確認が行なえ、囚人が逃げたこともわかったのだ。
本部の研究者たちは、逃亡者は肉体が無く、人間として犯罪はできないと考えた。
ならばどうするか、何を目指すのか。
人間の肉体を乗っ取ることを狙うだろう。そして、その入り口に電気信号である、無防備に睡眠している間の「夢」を使うだろう、と。
そして、賞金稼ぎたちをシップごと電気信号化し、“抜け穴”に送り出す装置を開発した。 平行して、特定の地域の文化・文明・言語を翻訳できる装置、“ミーム・マシーン”を開発。
その段階で、「賞金稼ぎ公用語」が出来上がった。
広く使われている言語「英語」から、
賞金稼ぎが探査する夢を見ている地球人を「D・P」(ドリーミング・パーソン)
その夢の「場」を「DF」(ドリーミングフィールド)
DFで探知される夢の生み主とは違う脳波を「B・N」(ブレイン・ノイズ)で、これが逃亡犯のガッシング脳波であれば、そのDFに凶悪犯がいる証拠となる。
そして、案内人から賞金稼ぎに格上げされ、まず本名を名乗らない者を「D・B」
つまり、ドリームバスター、である。
そして、この作品の主人公のD・Bは、十六歳のシェン、年齢不詳のマエストロ、この二人が、 さまざまな事件ををD・P自身がトラウマ・心の傷に向かい合うことで、協力を得て解決していく、いかにも宮部みゆきらしいファンタジーアクション。
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