「再会=因縁」


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所変わって学園の一角に建つ一軒家、その一室。

椅子に座り本を読む少女と机を挟んで椅子に座る人形、部屋の掃除をするもう一人の少女。

読書中の彼女は一見普通の少女だが、その正体は強大な魔力と様々な技能、そして数多の知識を持つ吸血鬼の最上級種たる真祖。
人形は遥か昔から少女に付き従いし魔法使いの従者。
部屋の掃除をする少女はこの学園に来てから出来た従者。
もっとも彼女も人間ではなく、魔道機関を心臓部に使用し、感情を持ち、人間と同じように思考、行動し、現在とある男性に恋をしているという、某社の開発部門の人間が聞いたら卒倒しかねない超性能である。
また、現在進行形でバージョンアップされており、人間になる日もそう遠くないかもしれない。

そんな穏やかな空気の中、読書中の少女━エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル━は突然顔を上げた。
その顔は不快感を隠そうともしていない。
「ドウシタンダゴシュジン?」
「マスター?」
人形━チャチャゼロ━と少女━絡繰茶々丸━が疑問の声を上げる。
「いや………今猛烈に嫌な予感が………」

トントン

「師匠~!聞きたい事があるんです~!」
ノックの音の後に弟子の声が聞こえてくる。
「なんだ坊やか………鍵は開いている、入れ」
「はい」


ガチャ

ドアが開く。
そこに居たのは弟子と………


「こんにちは。『闇の福音』」
血のような真紅を纏った青年。
「!!!貴様ッ………アーカード!!!」
敵意をみなぎらせエヴァが叫ぶ。
「かのサウザンドマスターに呪いを受けたと聞いていたが………クックク、なんともお似合いじゃあないか。」
「黙れ………消し飛ばされたいか?」
エヴァの言葉で気温が急激に下がったような気がする。
ネギも殺気に圧され、無意識に腰を低く落とし戦闘体勢を取る。
全身から冷や汗が出る。
しかしアーカードはそんな重苦しい空気をものともせず、楽しそうに言う。
「あの時の続きか?私は構わないがそちらはいいのか?」
「問題ない……場所を変えるぞ。坊やもついて来るんだ」
「は、はい!」
「お前の戦い方の参考になるだろうから、良く見ておくんだ。」
エヴァがネギを見て言う。
「いい師匠を持ったなネギ君。吸血鬼への対処法も学べるだろう」
「う、うるさい黙れ!」
エヴァが照れたように言う。
先程の重苦しさは一時的にせよ消えていた
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