『日曜の朝の訪問者』その①


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『日曜の朝の訪問者』その①


日曜日ーーAM8:00ーー
窓に多量の水滴がついている。窓の外は雨だ。
今日は朝から雨が降っている。小雨だが太陽のないどんよりとした天気を作り出している。
   コト
空条承太郎はルームサービスのコーヒーをテーブルの上においた。あまり美味いコーヒーではなかったが寝覚めには十分なものだった。

承太郎はテーブルの上の写真立てに目をやる。
そこにはDIOとの決戦前に取った5『人』の仲間達との写真が納められている。……もっともこの中で生きている仲間は自分を含めて3人。
そして、その内の1人もここ数年連絡がとれない。元気にしているとよいのだが……

承太郎は感慨深く写真を手に取り見るとまたテーブルの上においた。

「やれやれ………『吸血鬼』か……」

『吸血鬼』…古代の石仮面が作り出す恐るべき怪物。身体能力は人間を遥かに凌駕するが、代わりに太陽の下にはでてこられない。また、特異な呼吸法が作り出すエネルギー『波紋』も弱点としている。
承太郎はこの『波紋』をもたないが代わりに、精神の力が生み出す生命力溢れる像のある『スタンド』をもつ。『スタンド』は様々な特種能力を持ち、
承太郎の『スタンド』……『星の白銀』は時を数秒止めるという史上最強の能力をもつ。
そして、かつて戦った『吸血鬼』DIOも同じ能力の『スタンド』を持っていた

さて、なぜ承太郎ほどの男がこの麻帆良学園にいるのか?………ずばり『吸血鬼』の為である。
かつてのDIOとの戦いの後、承太郎はつまらない用事で行ったある地方都市で『スタンド』の関わった事件に遭い、『弓と矢』というものが『スタンドの発現』にかかわっているということを知った。
この『弓と矢』に射抜かれた生物の発現する『スタンド』の中にDIOをも超えるスタンド使いがいるかもしれない……そう考えた承太郎は世界各地を飛び回ってありとあらゆる『弓と矢』の情報を調べた。
その情報の中に何故かこの麻帆良学園で起こった『吸血鬼騒動』が含まれていた。
そして、それを発見した承太郎は噂の真意を確かめるべく単身麻帆良学園へと飛んだのだ。

「やれやれ………いやな雨だぜ……」

雨の時はあまりよいことがない。水のスタンドに追い詰められたこともあるし、殺人鬼と戦ったこともある、そして何より……『吸血鬼』の弱点である太陽が姿を隠してしまうからだ。
とは言っても何もしない訳にはいかない……
承太郎は傘を持ってホテルの一室を後にした。

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