第五話「ライダー対魔法先生」


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 第五話「ライダー対魔法先生」

謎の女と歌舞鬼との戦闘から一夜明けて、士はネギや生徒達と共に朝食をとっていた。
『えーそれでは魔帆良中のみなさん、いただきます。』
「「「「「いただきまーす!!!」」」」」
ネギの号令と共に食事を始める生徒達。
「ううー、昨日の清水寺の滝から記憶がありませんわ。」
「せっかくの旅行初日の夜だったのにくやしー!!」

「朝からテンション高いなあいつら……。」
あやか達の様子を見て半ば呆れるように関心する士、そんな彼の元にこのかやって来た。
「あ、士先生。」
「よう、昨日は散々だったな。」
「はい……でも夕べはありがとうございました。何やよー解らんけど助けてくれて……。」
「気にすんな、俺も気にしないから。」
「ふふふ……おおきにです♪」
そう言ってこのかは料理が乗ったオボンを持って自分の席へ戻っていった。

「なになにー? 士先生さっきこのかとなに話してたの~?」
「まさかまた怖い怪人さんが出たですか?」
朝食が終わった後、士の元に史伽と風香、そして亜子がやってきた。
「ああ……なんか妙チクリンな女とライダーがこのかの奴を誘拐してな……。」
「ええ!!? 大変ですやんそれ!!?」
「大丈夫だ、コテンパンにやっつけておいたし。」
「さすが先生! かっこいな~!」
「私達も見たかったです~。」
するとそこに、深く落ち込んだまき絵がやってきた。
「うう~、ネギくぅ~ん。」
「どないしたんまき絵? そんなに落ち込んで?」
「今日のね、自由行動にネギ君を誘ったの、でも本屋ちゃんに盗られちゃって……。」
「えー!!? 僕達も誘いたかったのにー!」
「先に誘うなんてずるいですー!!」
「まあまあ……じゃあその代わり、士先生誘わへん?」
「俺はネギの二番煎じかよ……。」

こうして士は、鳴滝姉妹のいる一班と、亜子のいる四班と共に奈良を回ることになった。

~奈良公園~
「うおー!! 鹿だ鹿!」
「うわっ! すごい食いつきです!」
「にゃあああ~!! ポケットに入れていたせんべいが~!!」
「急いで放り投げろ~!!」
「へい美砂パース!!」
「おっけー桜子!!」
テンションの高いまき絵達を、少し離れた距離で士達は見ていた。
「たく、鹿に餌やるだけでなんであんなにテンション高いんだ?」
「まあ、彼女ら若いですし……。」
「ばあちゃんぽいこと言うなよ。」
「んな!? ひどすぎまっせ士先生!」
そんな士と亜子のやりとりを見て、円がアキラに耳打ちする。
(うれしそうね亜子……卒業式の日に先輩にふられたっていうから落ち込んでいると思っていたけど……。)
(うん、失恋の傷を癒すには新しい恋が一番だね。)


「ん?なんだあの人。」
その時、鹿と戯れていた桜子はキョロキョロしながら歩いてくる青年を見つけた。
「お宝どこかな……お宝はどこかな……。」
「ねえねえ美砂、なんかぶつくさ言ってる男の人が歩いて来たよ。」
「ホントだ、カッコいい顔してるのに……。」
するとその男は、士の存在に気付き彼に向かって手を振る。
「あ、士じゃないか、気遇だねぇ~。」
「げっ!? 海東!?」
士は彼の姿……海東の姿を見て思いっきり嫌そうな顔をする。
「あれ? 士先生の知り合いですか?」
「いや……アイツはただのコソドロだ。」
アキラの問いに士は応える。一方海東は鳴滝姉妹の質問に答えていた。
「もしかして士先生のお友達ですかー?」
「いやいや、そんな訳ないじゃないか、あいついっつも僕の邪魔するんだよ。」

「気を付けろよ、あいつは強盗、殺人、のぞきを平気で行う極悪犯だからな。」

「君達も気を付けなよ、あいつ女刑事の顔面殴って鼻血出させたり、罪もないファンガイアを辻斬りにする血も涙もない奴なんだ。」

「オマケにあれだ、召喚したライダーを捨て駒にする冷血な奴なんだ。」

「あいつ2ちゃんねるでどんなあだ名か知ってる? もやしだって!ぷー! 笑っちゃうね!」

「そんでもってあいつは銃ライダーなだけあってかなりヘタレなんだよ、この前のシンケンジャーの世界……おっと! 未来の話だった。」

「あと初めて会った女の子に対して“俺にも妹がいた気がするとか言って……。」
「あ、あの……。」
士と海東の激しいののしり合いに困惑する亜子達。そして士は懐からディケイドライバーを取り出す。
「海東……お前とはどうやらここで決着を付けなきゃならないらしいな。」
「僕もそう思っていたところだよ、二度と僕の邪魔が出来ないようコテンパンにさせてもらうよ。」
そう言って海東は懐から……。
「あ、あれ? ディエンドライバーが無い?」
何も取り出さなかった。すると。
「あれ? この鹿なにか銜えている?」
裕奈が青い銃のようなものを銜えた鹿を見つけ、鹿からその銃を取り上げる。
「あ!! 僕のディエンドライバー!! 返したまえ!!」
海東は裕奈からディエンドライバーを奪おうとするが、軽快なバックステップでかわされてしまう。
「こ……この!!」
「へい風香!パース!」
そう言って裕奈は風香にディエンドライバーを投げてよこした。
「おーけい!」
「い、いい加減にしたまえ!!」
海東は風香からディエンドライバーを取り返そうとするが、美砂にパスされてしまう。
「ヘイ円!」
「ヘイ桜子!」
「返せ~! 返せよ~!!」
ディエンドライバーを取り返そうとするが、コンビネーションの整ったパス回しでなかなかとり返せない海東。傍から見たらもうヘタレ極まりなかった。
「いいぞいいぞ! もっとやれ!」
「先生! なにいじめを擁護しているんですか!」
「ああ? 別にいいだろ、あいつにはいい薬だ。」

「ん?なにこれ?」
ディエンドライバーを受け取った風香はふと、それに一枚のカードが挟まっている事に気付いた。
「こーつかうのかな?」
風香は試しにそのカードをディエンドライバーに装填した。
「あ! バカ! それは……!」
『カメンライド! イクサ!』
「うわぁ!?」
突然喋り出したディエンドライバーに驚いた風香は思わず引き金を引いてしまう。
すると銃口から光の弾が発せられ、それは白い装甲に身を包んだ戦士、仮面ライダーイクサになった。
「その命、神に返しなさい!」
「おお!仮面ライダーが出てきた!」
「「「仮面ライダー?」」」
「お前! いい加減返せ!」
海東は風香からディエンドライバーを乱暴に奪うと、その場から去って行った。
「ふ……! 今日はこれぐらいにしておいてやるよ!」
「できれば二度とくんなー。」
「なんだったのあの人?」
そして士と生徒達はその場を去っていた。召喚されたままの途方に暮れているイクサを残して……。
「…………私はどうすればいいのだ?」
するとそこにせ○と君の格好をしたモツとしちみがやってきた。
「せっかくの京都なので観光でもどうです?いい意味でー。」
「いい意味でだみゃー。」
「なんだこの生き物!?」

数時間後……旅館に戻って来た士は歩き疲れた足を休ませようと休憩所にやって来ていた。
「いやあ、海東のほえ面、傑作だったな~……ん?」
すると士はそこで何やらうわの空で呆けているネギを見つける。
「あああーどうすればー、親書のこともあるしー!」
「ようネギ、どうしたんだボーっとして……?」
「ひゃい!?」
するとネギは士に声をかけられて、飛び上るように驚く。
「い、いやあの別に何も……誰も僕に告ったりなんか……!」
「は? 告った?」
「は! しまった……!? いえあの! 告った…じゃなくてコココックさんがコクのあるコックリさんのスープを……!」
「落ち着けよ。」
「ぼ、僕しずな先生達との打ち合わせがあるのでこれでー!!」
そう言いながらネギはものすごいスピードでその場から去って行った。
「あ、おい! ……なんだってんだ?」


そしてさらに数時間後……

寝室で寝そべっていた士の元に同僚の中年の教師、新田がやって来た。
「門矢先生、ちょっとよろしいですか?」
「なんだ……? 人が休憩している時に?」
「いや、おたくの生徒達が夜によからぬ事を企んでいるらしいのです。そこで先生にも夜の見回りをしていただきたいのですが……というか目上の人物にはちゃんと敬語を……。」
「ああ、大体わかった。」
士は新田の説教から逃げるように寝室を出ようとした。
「あ! ちょっと!まだ話は……!」
その時、士は扉を開けた際に誰かとぶつかってしまう。
「……千雨か?」
「げ! 門矢先生!?」
「あ! コラ長谷川! 何やっとるか!」
「ぎゃぴいいー!!!」
新田は逃げようとした千雨を捕まえ、ロビーへと引っ張って行ってしまった。
「何してんだあいつ……?」
すると遠くからまき絵や裕奈達の声が聞こえてきた。
「今の声は!?」
「やばい! 士先生と鬼の新田だ!」
「逃げますわよみなさん!」

「なにしてんだあいつら?」
士はとりあえず声がした方へ向かった、するとそこにのびた裕奈が枕片手に床に転がっていた。
「おーい、寝像が悪いにも程があるぞ。」
「ふえ~、先生、これには訳が~……。」
士は寝転がっている裕奈から事情を聞いた。
「くちびる争奪戦?」
「はい~、旅館のどこかにいるネギ君にキスすることができれば豪華賞品が貰えるんです~。」
「おいおい、はめを外すにも限度というものが……。」
するとロビーから新田がやってきた。
「あっコラ明石! お前もか!」
「ひえええ~!」
新田は裕奈の首根っこを掴むと、ずるずると彼女をロビーへと引っ張って行った。
「……なんだかよくわからないがご愁傷さま。」

そして数十分後、士は一回り旅館内を見回りを終えていた。
「はあ~めんどくせえな、ていうかネギはどこ行ったんだよ……。」
そこで士は旅館の外を散歩することを思いついた。
「ま、俺がいなくても大丈夫そうだし……下手したら昨日の奴等が外で待ち構えているかもしれないからな。」
そして士は三日月の光が照らす旅館の外へ歩みを進めた。


その頃ネギは、士より先に旅館の外に出てパトロールをしていた。
「異常なしっと、気持ちもちょっと落ち着いたしそろそろ帰って休もうかな、うーんでも……。」
ネギは昼間に起こった出来事……自分の生徒である宮崎のどかに告白されたことを思い出していた。
「……うん、やっぱりいつまでも先延ばしにしてもおけないよね……よ~し……?」
その時ネギは自分の進路方向から紫や銀の装甲に身を包んだ人物がこちらに向かっている事に気付いた。
「……? なんだろう? コスプレかな?」
するとその人物は蛇の尻尾を模した金色の剣を振りまわしながらネギに突撃してきた。
「う、うわあああ!!!?」
ネギはとっさに持っていた杖でその人物の剣撃を防いだ。
「な……何なんですか貴方は……!!?」
「ほう、ガキのくせにいい反射神経を持っているな。」
その人物は弾かれるようにネギから一旦距離を置く。
(ど、どうしよう!今はカモ君もアスナさんもいない!それにあの人……怖い……!)
ネギは装甲に身を纏った人物から発せられる殺意に身を強張らせる。するとそこに、
「王蛇! 貴様なにをしている!?」
コートと帽子に身を包んだメガネの中年の男が現れた。
「なんだぁ……? 俺の邪魔をするな。」
「貴様のターゲットはディケイドだ! 何故そんなガキを狙う!!?」
「うるせえなあ……!」
そう言って王蛇と呼ばれた戦士はその中年の男に切りかかった。
「危ない!」
「くっ!」
中年の男はギリリと歯ぎしりした後、背後から現れたオーロラに逃げ込んでその攻撃をかわした。
「い、今のは!?」
「邪魔ものはいなくなった……全く、イライラさせてくれるなぁ……!」
王蛇は再びネギの方を向き、ジワリジワリとネギの距離を縮めた。
(ど、どうしよう……こうなったら!)
ネギは持っていた杖を構えた。
「サギタ・マギカ・セリエス・フルグラリース!」
ネギが唱えた瞬間、彼の周りに17つの雷の光の弾が召喚され、それはすべて王蛇に襲いかかった。
「……。」
『アドベンド』
王者は慌てる様子もなく、手に持った剣に一枚のカードを装填した。
すると地面から巨大な紫色のコブラのような生き物が現れ、ネギの攻撃から王蛇を守った。
「な、何!? 使い魔!?」
「いけ」
「シャアアア!!!!」
その大蛇はものすごいスピードでネギに襲いかかった。
「う、うわあああ!!!」
ネギは慌てて杖に跨り、空を飛んで大蛇の攻撃から身を守った。
「あ、貴方はどうしてこんな事するんですか!? まさか貴方も関西呪術協会の……!!」
「うるさいな……、いらいらするんだよ……!」
王蛇はまたもカードを取り出し、剣に装填した。
『ファイナルベント』
「はあああ……!」
王蛇は腰を落とし、そのままネギに向かって駆けだし、そのまま高く跳び上がった、そして後ろからついてきた大蛇の口に自分の足を入れ、ロケットのようにネギに向かって射出された。
「うええええ!!!?」
思いがけない光景にネギは驚きながらも、何かの詠唱を始めた。
「ら、ラス・テル マ・スキル・マギステル!ウエニアント・スピーリトウス・アエリアーレス・フルグリエンテース!!」
するとネギの右手から光が灯される。
「クム・フルグラティオーニ・フレット・テンぺスターズ・アウストリーナ!」
そしてその光は雷を纏った竜巻になってそのまま王者に襲いかかった。
「はああああ!!!!」
王者はその暴風を蹴りでかき消しながら、ジワリジワリとネギに近づいていた。
「ぐっ……おおおおお!!!!!」
だがネギの攻撃が王蛇の攻撃を上回り、王蛇はネギの発した竜巻に呑まれていった。


「はあっ!はあっ……!」
ネギは息を切らしながら地上に降り、倒れている王蛇の元に駆け付けた。
「ぐっ……ううう……!」
王蛇は体中のダメージの痛みにうめき声をあげる。すると彼の後ろからオーロラが現れ、そこから先程の中年の男が現れる。
「勝手な行動をするからそうなるのだ、とっとと消えろ。」
「くっ……くくくくく!おもしろいガキじゃないか!顔は覚えたぞ!」
王蛇は捨て台詞を残してオーロラの中へ入って行った。
「……この度は申し訳ない事をした。私は鳴滝、彼に代って謝罪しよう。」
「貴方は……貴方達は何者なんですか!? 魔法を使った様子はないみたいですけど……。」
「魔法……キバーラの話は本当だったのか。」
鳴滝と名乗った男は聞きなれない単語を耳にし、しばらく考え込んだ。
「なるほど……この世界にはライダーの変わりにその魔法とやらを使う者達がいるのか……。」
「ライダー……? さっきの人のことですか?」
「ああ、多元世界に存在するの戦士の事を我々はそう呼ぶ。」
そして鳴滝はクルリとネギに背中を向けた。
「ひとつ忠告してあげよう。君の同僚に門矢士という男がいるね?」
「は、はい。彼が何か……?」
ネギは士の名前が出てきて少しばかり動揺する。
「奴は……ディケイドはいずれこの世界を破壊するだろう。そうなる前に奴を倒すのだ。」
「え、ええええ!!? な、なんで!?」
「奴は世界の破壊者……! これまでいくつもの世界が奴によって滅ぼされた! 急がなければ手遅れになる! これは……警告だ。」
そして鳴滝はオーロラの中に入って行った。そして次の瞬間、そのオーロラは跡形もなく消え去ってしまった。
「あ!ちょっと! ……いなくなっちゃった……。」
ネギはそのまま呆然としていた、その時、
「おい、ネギ先生。」
外で散歩していた士がやってきた。
「あ……! 士先生!?」
ネギは士の姿に気付くと、咄嗟に身構えた。
「……? どうしたんだよ? 一体?」
士はネギが何をしているか分からず、首を傾げてしまった。
「え……あ……すいません、何でもないです……。」
ネギは気持ちを落ち着けると、杖を下ろした。
「そろそろ戻らないと新田がヒステリー起こすぞ、生徒達もお前をさがしているみたいだし……。」
「みなさんが? 分かりました、すぐに戻りましょう。」
ネギは不安を抱えながら、歩きだした士の後を追いながら生徒達が待つ旅館へと戻って行った。

その光景を、物陰からニヤニヤと観察している人影があった。
「すごい! あんな力がこの世界に存在しているのか! それにあの少年の杖……! すっごく欲しい!」

一方士とネギは談笑しながら旅館のロビーに戻って来ていた。
「ただいまー、あれ……? 何か騒がしいような……。」
「もしかしてまだやっていたのか、キス争奪戦。」
するとネギ達の元に、生徒であるのどかと夕映が浴衣姿でやって来た。
「あ……宮崎さん……///」
「せ……ネギ先生……///」
ネギとのどかはお互いの姿を確認すると、顔を真っ赤に染めあげてしまった。
「なんだこのストロベリーな空気?」
「ストロベリーって……もっと言い方があるでしょうに……。」
士の元に“超神水”とプリントされたジュースを飲みながら近寄って来た夕映は、すかさず彼に突っ込みを入れる。
「夕映、もしかしてのどかは……。」
「お察しの通りです。のどかはネギ先生が好きで……昼に告白したです。」
「なるほど、それで昼間のネギの態度がおかしかったのか。」
士と夕映はもじもじと会話しているネギとのどかを見守りながら小声で話し合う。
「のどかも変わっているねぇ、相手はまだ十歳になってもいないガキンチョじゃねえか。」
「でものどかは本気です。」
「そうかい。」

「あ、あの昼間の事……僕ちゃんとした返事はできないですけど……。」
「は、はい……。」
「お、お友達からはじめませんか?」
「……。」
「はい♪」

「どうやら終わったみたいだな。」
「ええ……まあ10歳の少年としては妥当な返答かと……。」
「まあな。だが争奪戦は終わっていないだろ?」
そう言って士はのどか後ろに回り込み、彼女の背中をトンッと押した。
「「あっ。」」
バランスを崩したのどかはそのままネギに向かって倒れ込み、その拍子でネギの唇とのどかの唇が重ねあった。
「あっすすすすいませ……!」
「いえっあのっこちらこそ……!」
慌てふためくネギとのどかを尻目に、士はその場を去ろうとした。
「士先生……。」
「ま、たまにはこういうのもいいだろ。」
「ふふふ……のどか、よかったですね。」
「んじゃ、後は頼んだ。」
「へっ?」
士は夕映の肩をポンと叩くと、さっさとその場から去って行った、すると入れ替わりで鬼の形相の新田がクラスメイトの一人、朝倉和美を引き摺ってやって来た。
「くおらぁー!! 貴様らなにやっとるかー!!」
「うえ!? 新田先生!?」
「ごめんみんな~、ばれちった♪」
「全員朝まで正座だ! ネギ先生もです!」
「えー! なんで僕までー!?」
「逃げたですね士先生……。」

こうしてくちびる争奪戦に参加した裕奈や千雨をはじめとした生徒十人と主犯格の朝倉、そしてとばっちりを受けたネギは朝までロビーで正座させられたのでした……。
ツールボックス

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