第二話「修学旅行前夜」


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 第二話「修学旅行前夜」

士が魔帆良学園に赴任してから数日後、光写真館。
「ということは…皆さんは世界を救うためにこれまで色んな世界を旅してたということですか?」
先日魔化魍達の襲撃を受けた亜子は鳴滝姉妹と共に、夏海とユウスケから事情を聴いていた。
「そ!君を襲った化け物たちも…元々は“カブトの世界”と“響鬼の世界”の怪人なんだ。」
「でも…どうしてその怪人達が結束を…?まるで私の世界みたいです…。」
士と夏海の元々いた世界は様々な怪人が大量に出現したことによって今現在滅びかけている。彼女はこの世界も同じことになるのではないかと不安になっていた。そこに…。
「ふう…やっぱり駄目か。」
士が現像室から戻ってきた。
「おう!この前撮った写真ができたのか?」
「ああ…だがご覧の通りだ。」
そう言って士はこの世界で撮った写真を皆に見せた。
「なんだこれー?」
「ピンボケばかりですー。」
「こいつが撮る写真は全部こうなっちゃうんだよ。」
「世界が俺に撮られたがってないだけだ。」
写真はすべてピンボケで歪んでおり、とても見れたものではなかった。
「というか…どうやったらこんなものが…?」
亜子は自分が写されている写真を見て口元を引きつかせる。そこには自分の他に、何故かミニスカ猫耳ナースのコスプレをした自分も一緒に写っていたからだ。
「僕と史伽はハチさんの格好してるー。」
「これはこれでかわいいですー。」
「士君の撮る写真は個性が光っていていいんだよ~。」パチン
栄次郎は将棋をしながら士の写真を褒めた。
「おじいちゃん!そんなこと言ったらまた士君つけあがっちゃうじゃないですか!」
「たく、うっせーな、ていうか…。」
一同は栄次郎の将棋の相手を凝視する。
「王手。」ぱちん
「ま…まった!」
「まったはなしです、いい意味で~。」
「これで待った29回目だみゃ、もうだめみゃ~。」
「とほほ…。」
そこにはカエルのような丸い生き物と、猫のような蛇みたいにうねうねした生き物がいた。
「カエルと…猫?だよな…。」
「これはどの世界の怪人なのー?」
「かわいいですー。」
「いや、私達も知りません…貴方達の世界の生き物ではないんですか?」
「お気になさらずー、いい意味で。」
「いい意味なわけあるか!なんだお前等は!?」
するとそこにキバーラが飛んできた。
「あ、この子たち私の友達、なかなかいい子達よ~。」
「うわ!?今度はコウモリが喋った!?」
「う~ん、考えてみればそれが普通のリアクションなんだよな…。」
「私達随分常識から外れてきましたね…。」
「キバーラのダチか…キバット族か何かか?」
「そんな大それたものでは御座いませだみゃー、しちみと申しますだみゃー。」
「モツイヒデキ、ゴリラモツイと呼ばれてましたー。」
「メジャーリーガーか!?」

亜子は腕時計を見て席を立ちあがる。
「あ、もうこんな時間や、ウチらはこれで。」
「あれ?もう行くんですか?もっとゆっくりして行けばいいのに…。」
「いえ、まき絵達と約束してて…学園都市の商店街に明後日の修学旅行に持っていくお菓子買いに行くんです。」
「ああ、そういやネギ坊主がそんなこといってたな…。」
すると出されたお菓子をぼりぼり食べながら鳴滝姉妹が士に言及した。
「何言ってるの先生?先生も引率として修学旅行いくんだよ?」
「「「はっ!!?」」」
その言葉を聞いて、写真館の住人達が素っ頓狂な声をあげる。
「ああ、そういえばそうだったな…。」
「そうだったなって…何も準備してないじゃないですか!!」
「別にいいだろ?4泊5日の旅ぐらい…。」
「着替えとかどうすんだよ!?他にも色々と…!」
「ははは、まるで子供だね士君。」
すると亜子がおずおずと提案する。
「あの…ならウチらと買い物いきまへんか?この前のお礼もしたいですし…。」


そんなこんなで、士は亜子達の買い物に付き合う事になったのだ。
「おーい!亜子ー!」
「あれ?士先生もいっしょだー?」
待ち合わせ場所には大河内アキラ、明石裕奈、佐々木まき絵が待っていた。
「うん、ちょっとそこで会ってな、修学旅行の準備してないんやって。」
「あはは、先生子供みたいー!ネギ君はもう済ませたって言ってたよ~。」
「んだとう。」
「じゃあ一緒に買い物しましょ!私達先生の服選んであげる!」
そう言って裕奈は士の腕を引っ張った。
「こ、こら…。」
士は戸惑いながらも、亜子達に引っ張られながら半ば無理矢理に付いて行かされることとなった…。

その背後、士を監視する3つの人影があった。
「美空…士先生が得体の知れない戦士になったというのは本当なのか?」
「間違いないって!この目で見たんだから!」
3-Aの生徒、龍宮真名と春日美空と相棒のココネがいた。
「だがなあ…あの男が特撮ヒーローみたいな変身をしたなんて…。」
「あー!?信じてねえな!?」
「私もみタ…。」
「うーん…。」
腕組みをして考え込む真名、すると彼女達の背後にオーロラが現れ、そこからコートを着た男が出てきた。
「彼女の言っている事は本当だ。」
「うわっ!?なんじゃあんた!?」
「気配を出さずに…!?何者だ!?」
身構える3人にその男はまあまあとジェスチャーを取った。
「私の名は鳴滝、あの男をよく知るものだよ。」
「(双子と同じ名前ダ…。)」
「あの男の関係者か…?一体なんの用だ?」
「いや、今日は君達に警告をしに来たんだよ、あの男についてね…。」
「警告…?士先生は一体なんなんだって言うんだよ?」
そのコートの男…鳴滝は不敵に笑い、三人に言い放った。
「門矢士は…ディケイドはやがてこの世界を滅ぼす悪魔となるのだ。」


一方その頃、買い物を終えた士達は買い物袋を手に町中を歩いていた。

「たく…俺が荷物持ちかよ…。」
「すみません先生…。」
「まーまー!男が細かいことウジウジ言わないのー!」
「その代りアイス奢ってあげるねー♪おいしいとこ知ってるんだー♪」
そう言って裕奈、まき絵、亜子はさっさと先へ行ってしまった。
「こ、こら!こっちは荷物を…!」
「少し持ちますよ先生。」
よろめく士に、アキラが手を差し伸べる。
「ああ、悪い」
そう言って士はアキラに荷物を少し渡した。
「あの…先生ありがとうございました。」
突然アキラにお礼を言われ、士は頭に?マークを浮かべる
「……?買い物を手伝ったことか?」
「いえ、この前の…亜子のことです。」
「………。」
士は黙ってアキラの話を聞くことにした。
「亜子…この前の歓迎会の時…少しボロボロだったんですよ、私達がどうしたの?って後
で聞いてみたら…士先生が助けてくれたって言ってました。」
「…別に、大したことはしてねえよ。」
士は照れ隠しにアキラから目を反らす。
「ふふ…それでも本当にありがとう御座いました。」
アキラは少し笑いながら、士と共にまき絵達の元に歩いて行った。そのとき。
「ん?あれは…。」
士はこそこそと誰かを尾行している3-Aの生徒3人を見つけた。
(柿崎に釘宮に椎名か…なにしてんだ?コスプレまでして…。)

「「チアリーダーの名に懸けて!!いいんちょの私利私欲を応援よ?」」
「わ、わたしだけこんな…。」

「先生?どうしたんですか?」
「いや、どうやら俺には関係なさそうな事らしい、あんまり書くとまた規制受けるからな。」
「はあ…。」

次の日の夜…士は栄次郎とユウスケと共に写真館で団欒していた。
「いよいよ明日は修学旅行だね士君…なんだか楽しみになってきたよ。」
「いーよなー、可愛い子に囲まれて旅行だなんて…ちっくしょー!」
「なんでお前らテンションたけーんだよ…そういや夏ミカンは?」
「夏海ならシャンプー買いにいったよ?でも遅いな…もう2時間も経ってるよ。」
「どこかでジュースにされてんのか?しゃーねえ、見てくるわ。」
「いってらー。」


士は人気のない夜の麻帆良の街をバイクで疾走していた。
「おーい夏ミカンー!」
いくら呼んでも返事はなかった。
「たく…なにやってんだあいつは…。」
士はふと、最初の世界で様々な怪人に襲われた夏海のことを思い出していた。
「まさか…またか?」
士は不安を振り払うかのようにハンドルを強く握り締めた。
そのとき士は誰もいない夜の公園に佇んでいる夏海を発見する。
「……。」
「こんなとこにいたか…爺さんが心配していたぞ…って!」
そのとき士は、夏海がスカートの丈が短いメイド服を着ている事に気付いた。
「なんだ?ブレイドの世界の時みたいな格好して…。」
ブワンッ!
「うわ!?」
そのとき夏海は士に向かって回し蹴りを繰り出した。
「なにしやがる!…!?」
「ツカサクン…遊びましょ…。」
その時士は、夏海が正気ではない事に気付く。
「なんだ!?何かに操られてんのか!?しょうがねえな!!」
そういって士はディケイドのカードを取り出し、ディケイドライバーにそれを装填した。
「変身!」
『カメンライドゥ!ディケイド!』
仮面ライダーディケイドに変身した士は夏海の攻撃を次々と裁いていった。
「遊びましょ!遊びましょ!」
夏海は構うことなく士に連続攻撃を浴びせる。
「だあああ!しょうがねえな!」
『アタックライド!イリュージョン!』
士はディケイドライバーにカードを装填する、すると士の体が三つに分身し、一体が夏海
の攻撃を受け、二体目が彼女を押さえた。
「痛みは一瞬だ!」
そういって三体目は夏海のうなじ辺りにトンッと手刀をいれる。
「うっ!」
昏倒した夏海は一体目にもたれかかる様に倒れ込んだ。
「たく…。」
士は変身を解き、夏海を抱え上げた。
「ん…?」
ふと士は、夏海の首筋に歯型が付いている事に気付いた。
「なんだこれ…?まさかファンガイア…?でもこれは…まあいい、とっとと帰るか、明日は早いしな…。」
そう言って士は夏海を抱えたままその場を去って行った。そしてその光景を、木の上から観察している影があった。
(ほう…なかなかやるな、あの黒い戦士…しかし何者だ?私の結界の中に易々と入る怪人といい…こりゃ面白い事になるな…。)
そしてその人物はコウモリを大量に出現させ、そのまま何処かへと消えてしまった。





おまけ 3年A組!仮面ライダー先生!

士「出席とるぞー、鳴滝風k
鳴滝「呼んだかディケイドぉー!!!」
士「よんでねえ。」
風香「ボクの番だったのにー!」
士「次、鳴滝史k
鳴滝「呼んだかディケイドぉー!!!」
士「しつけぇー!!!」
史伽「誰ですかこのおじさん!?」
士「次、葉加瀬聡美。」
聡美「はい。」
士「長谷川千雨。」
ちうちう「はい。」
士「エヴァンジェリン・マクダウエル」
茶々丸「マスターはサボタージュです。」
士「たく、吸血鬼のガキにはひねくれた奴が多いな…。宮崎のどか。」
のどか「は、はい!」
士「夏ミカン2。」
村上「は…てちょっと先生!?なんですかそのあだ名!?」
士「いや、知り合いに同じ名前の奴がいてな…。」
千鶴「かわいい名前よ、みかんちゃん♪」
村上「ちづねえまでひどいよ~!(泣)」
士「雪広あやか。」
あやか「はいですわ。」
士「四葉五月。」
五月「はい。」
士「この前は差し入れあんがとな、最後ザジ・レイニーデイ。」
ザジ「はい。」
士「よし、じゃあ今日の授業は…グロンギ語の勉強だ。」
クラス一同「グロンギ語!?」

モツ「そして数十分後、いい意味でー。」
キバーラ「いい意味でだみゃ。」
しちみ「しちみのセリフとるなみゃ!!!しかも声そっくり!!!」
士「ポポラガ、モゲラバ、タネハヤクツクランカイ、フェイトチャンオレノヨメ。今のをまき絵、訳せ。」
まき絵「はい、『まさかSE○D劇場版みたいにな○は劇場版も御蔵になったりしませんよね?都○さん?』です。」
士「正解だ、今の文をオタクなグロンギに使えば命だけは助けてもらえるぞ。」
夕映「そうじゃない場合はどうなるですか?」
士「脚本の気まぐれでゲゲルの犠牲になるか、運が良ければクウガかアンノウンが助けに来ます。」
明日菜「そろそろ突っ込み入れてもいいですか?」
鳴滝「生徒のアイディンティティを破壊するとは…悪魔め!!!」
木乃香「まだおったんかい。」
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