序章


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

パイレーツ・ネギ・カリビアン

「それでは今日の授業を終わりにします!」授業終了のチャイムと共にネギはそう言った。
「(今日も終わった…?)宮崎さん何を読んでいるんですか?)ネギに声を掛けられたのどかは驚き顔を赤く染めた。
「い、いえ!!な、何でもないんです!本当に(びっくりした…)」のどかの予想外の反応にネギは若干戸惑った。
「すいません何を読んでいても宮崎さんの自由ですし僕がとやかく言う事ではありませんね、すいません」
「いえ違うんです!!ちょっとびっくりしただけでその…海賊の本です」
「海賊…あの海賊ですか…宮崎さんファンタジーとか好きなんですか?」「いえ違います」
ネギは首を傾げる「空想じゃなくて実際に居た海賊の話みたいです。木乃香さんが面白いと言うので私も買ってみたんです」
「何て話ですか?」「『伝説の海賊ジャックスパロウの反省』です」
「普通そういう話って『反省』じゃなくて『半生』ですよね?」ネギの問い掛けにのどか少し考える素振りを見せた。
「…そういえばそうですよね…」

「ただいま帰りました」ネギが明日菜と木乃香の部屋の扉を開ける。
「ああお帰り」「お帰りネギ君」二人は教室でのどかが読んでいた『ジャック・スパロウの反省』を読んでいた。
「…それ流行っているんですか」「うん若者に大人気なんや、シリーズ化もされとるし」
「シリーズですか?」「うん『ジャック・スパロウの反省』『ジャック・スパロウの後悔日記』『ジャッ・クスパロウ伝説の県』」
「…漢字が全部悪い方にミスタイプされていませんか?」「そうかな面白いえ」
ネギの頭を過ぎった疑問(特に伝説の県って…どんな話だろう?)

「木乃香さん、伝説の県ってどんな話なんですか?」ネギは特に疑問に感じた伝説の県について聞いた。
「え~とな…あらすじはジャック・スパロウが伝説の県を探す話や」「…その伝説の県って何県ですか?」
「埼玉県や」木乃香は物凄い事をあっさりと言った。
「へぇ~…って!それいつのお話ですか!?」「17世紀」木乃香は普通な疑問に感じるであろう答えをあっさりと言う。
「埼玉県まだ無いですよ!!」「いいじゃない小説なんだから」明日菜は呆れ顔で言った。
「だってこれ実話なんでしょう?」「だから埼玉県に来たんでしょう?」
「明日菜さんだから埼玉県は17世紀にはありません!!」「ネギ君夢ないな~有ったかも知れんよ?」
「絶対ありません埼玉県ができたのはもっと後です!!「わかんないでしょ!!外人がそう思ったのかも知んないじゃん!!」明日菜の激が飛ぶ。
「何で西洋人が埼玉県なんてバリバリの日本語使うんですか!!」ネギも負けじと反論する。
「…気分よ!!」「明日菜の言うとおり気分で埼玉県って付けたのかも知れん」
「だからなんでありえない事をさも真実のように語るんですか!?僕は教師です!?そんな間違った歴史考証を生徒に覚えさせる訳にはいきません!!」
「いいじゃない、それに誰が埼玉県って付けたのかなんて、アンタ分かんの?」「ジャック・スパロウでない事は確かです!!」
「なによ!!歴史は常に変化すんのよ、あんたガキなんだから新しい発見には順応に対応しなさいよ!!」
「何無茶苦茶な事言っているんですか!!もう勘弁してください…」「あっ!!何その『この人可哀想』みたいな目は!!」
「別に…」「むかつく!!絶対埼玉県は外人が付けたんだから!!」「それはありえません!!」
この馬鹿馬鹿しくもありえない論争は朝まで続く事となる。

17世紀酒場
「いい話でしょう?」黒いフードを纏った男がいかにも海賊といった風貌の男に話しかける。
「俺さぁこういう変な話あんまりしたくないのよね、分かる?」
「いえ…ジャック・スパロウ…貴方は欲しい筈だ、魔法の知識そして最高の宝が…」
ジャックは頭を掻きながら答えた「そりゃ手に入るなら欲しいさ、だけどその為にあんたを信用しろと言うのもちょっとな…
「私は信用できないと?…ジャック…危ない事をするわけではない」
「危険は大歓迎ですが、アンタみたいな胡散臭いのはごめんだ」
「よく言うよ…ジャック・スパロウ貴殿の顔もはや、この冒険に乗り出す気満々と見える」
ジャックはにやりと笑う「いいだろう!!未来か!どんな物か見せてもらおう!!」
「ならば行きましょうぞ未来へと!!ジャック・スパロウ!!」
男は懐からガラスの玉を取り出した「これを準備が出来たら割ってください、但し行き先は海の上です、お忘れなく」
「海か丁度いい海賊にはもってこいの場所だ!!明日には準備を済ませこの玉を割らせもらう」
「ジャック・スパロウ…貴殿の来訪楽しみにしています」男はそう言い残すと酒場から出て行った。
「……ノリで引き受けちった……まぁいいか」

21世紀酒場
「いい話でしょう?」黒いフードを纏った男が黒いトレンチコートを羽織った男に話しかける。
「魔法ね…悪いがそっちの趣味は無いね」
「ジョン…ジョン・コンスタンティンつれないな、貴方は今以上の力を手にするのですよ」
「力か…そんな物よりも酒と金が欲しいね…お前みたいな糞野朗を追い返すための銃もくれると有り難いんだがな」
「噂以上の皮肉屋だ…アンジェラとはその後どうだい?」
「ふん人の事より自分の心配したらどうだ?今すぐお前を地獄に送ってやってもいいんだぞ?」
「ジョン…冷たいな我等は友だ、仲間だ…違うかね?」
ジョンは微笑しながら答えた「仲間?ふふ違うね俺にとってのアンタは唯の糞野朗だ、男の尻を追い回しているな」
「ジョン傷つくなそんな言い方…その玉を割れば過去へと行ける…それではそれ程昔へは飛べないが我等の欲する物があれば自由に時代を行き来できる」
フードの男は机の上にガラスの玉を置いた、ジョンはそれを手に取り見つめる。
「過去に行って何になる?俺は過去には用はない」
「貴方はまだ天国行きが確定したわけではない。過去に戻り自分の自殺を止めればこんな苦労はせずにすむ」
「………………そうかもな」
「考えてはもらえないか?」
「…考えるだけだ、それだけ」
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。