Episode 1「眠っていた赤狐」


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裕奈は部屋の二段ベットの二段目のベットで
目が覚めた、 窓からは朝日が差、
鳥の囀りが聞こえる、下を見ると
同じ部屋に住んでいる裕奈と同じぐらいの
少女がトーストをくえて テレビを見ていた、
「おはよー。」裕奈が少女にそう言うと、
少女は裕奈の方を向いて「おはよー、裕奈。」
と返事をした、 彼女は和泉亜子、
男子中等部サッカー部に所属しており、
アルビノを思わせる薄い水色の髪と
赤い目が特徴である、 裕奈と同じ部屋に
暮らしていて、裕奈とは仲良しである、
ここは麻帆良学園の女子寮、
生徒のほとんどは寮に住み、 寮から学校へ
来ている、当然の事ながら男子寮も存在するが
この辺は女子高エリアなのでこの近くには
無い、裕奈は バスケ部に所属している、
銃が好きなごく普通の女子中学生だ、
しかし最近はさっきのような夢を見るのが
悩みである、 最初に夢を見たのは2年の頃、
最初は自分が銃を発砲している 所から始まり、
それから空を飛ぶ小さいボールやメタルな
ライオンや 薄っぺらいヘリコプター、
姿が見えなくなる戦闘機、
リボルバーを持った老人、
空飛ぶ犬の顔のような物がついた
巨大な戦艦などと 戦っていた、
それからもショトガン使いの男や
マシンガン使いの男、 火炎放射器をもった男と
戦っていって、さっきの夢に至ったわけだ、
裕奈はベットから降りるとトーストを焼いて、
バターを塗って食べた、 ふと時計を見ると
7:40だったので、二人は学校の支度をした、

8:00になると二人は部屋を出て学校へ
向かった、 学校へ向かう途中の電車の中で、
裕奈は夢の事を思い出していた、
(あの夢、つい最近になってから見るように
なったけど何なんだろう? 今回は変な人が
出てきたし、ジョン・・・だっけ?誰なんだろう?)
裕奈がそんな事を内心でつぶやいていると亜子が
「どうしたん?ゆーな、 ポケーッとしちゃって。」
と声をかけてきた、裕奈は「え?」と言ったあと
「ちょ、ちょっと考え事してて。」と言っておいた、
亜子は「そう。」と 言ったあと小声で
「どうせ新しいモデルガンの事やな。」とつぶやいた、
電車が駅に着くと二人とも学校へ向かって走り出す、
それが合図だったかのように 他の生徒達も学校へ
向かって走り出した、中にはローラースケートや
キックボードを使ってっている者、それと近くの
路面電車に飛び乗る者もいる、 この学園はいつも
こんな感じである、二人は下駄箱に着くと
靴を履き替え、 自分達の教室へ向かって
走り出した、二人は“3-A”と書いてある教室の扉を
開けた、 そこには二人のクラスメイト達が数人いた、
まだ全員ではないようだ、 と、
二人に気付いた二人が声をかけてきた、
「おはよう!」と元気よく挨拶したのは
佐々木まき絵、新体操部に所属していて、
リボンはそれで遠くの物を掴んだり 出来るほど
上手である、「おはよう。」と控えめに
挨拶してきたのは大河内 アキラ、
水泳部のエースで、寡黙だが人の
世話を焼くのが好きな優しい人物である、
この二人も裕奈と仲良しだ、4人が
しらばく話していると他のクラスメイトが
教室に入ってきた、それからまた
しばらくすると教室のドアが開き、 担任の教師が
入ってきた、が、そこにいたのは
10歳ほどの子供だった

彼の名はネギ・スプリングフィールド、
わずか10歳で教師になった天才少年である、
カワイイと言う事で女子には大人気だ、
男子は良く思っていないようだが、
そんな子供先生が見えた時にはみんなすでに
席に座り始めていた、 ネギが教卓までくると、
全員に向かって「みなさん、今日は新しい副担任が
来る事になりました。」と言った、全員口をそろえて
「え?」と言う、 ネギはそんな事気にせずに
「では、入ってきてください。」と言うと
教室のドアが開き、副担任と思われる
人物が入ってきた、 裕奈はその男の顔を見て目を
丸くしてしまった、副担任は教卓までくると
生徒の方を向いて「新しくこのクラスの副担任
になった、エドワード・ソリッドです。」
と自己紹介をした、裕奈は驚いた、
それもそのはず、その副担任は夢に出てきた
“ジョン”にそっくりだったからである、
しかし裕奈はすぐに別人だと気付いた、
なぜなら“ジョン”は70歳ほどの老人だったのに対し、
副担任の エドワード・ソリッドは30歳ほどだったから
である、さらに裕奈は (だいたい、あれは夢だし、
実際にいる訳無いよね。)と考えた、 しかし、
これが歴史に残る大事件の幕開けであり、
伝説のソルジャー復活の瞬間 だとは、
裕奈もふくめて誰も気付かなかった。

副担任のエドワード・ソリッドについての質問タイム、
3-Aの生徒はみんなでソリッドに質問をしていた、
「先生はどこから来たの?」
「アメリカ合衆国。」
「先生歳いくつ?」
「35だ。」
「好きな食べ物は?」
「へb・・・じゃなくてどれでも好きだ。」
「先生渋いですね。」
「そううか?」
などなど、質問ダイムが終わると授業を開始した、
ソリッドも流石外国人、英語をペラペラと喋る、が、
それが生徒、特にバカレンジャーに
伝わっているかどうかは謎だ、 いや、
たぶん伝わってない分かってない、授業も終了して
ネギとソリッドは教室から出て行った、
教室を出た廊下でネギが 「ソリッドさん。」と
ソリッドに話しかけてきた、

「ん?」とソリッドが返事をする、
「今の所、大丈夫なんでしょうか?」
「ああ、部外者の気配は
今の所無い、今は大丈夫だろ。」
「そうですか、ちょっと安心しました。」
とその時、ネギでもソリッドでも無い声が聞こえた、
「なぁ、オッサン、本当にあんた強いのかよ?」
その声の主はネギの肩にいたオコジョだった、
「なぜそんな事を聞くんだ?」
とソリッドは驚きもせずに聞いた
「だって魔力も全然ねぇみてぇだし。」
とオコジョが答えた
「ちょっと、失礼だよカモ君。」
ネギがカモの口を押さえた、
「いや、別に良い。」とソリッド
「で、強いのか?」
カモがネギの手から逃れて問い詰める、
「ああ、俺は強いぞ。」とソリッドが答えた

ソリッドがこの学園に来たのには理由があった、
一週間ぐらい前
「スネーク、任務だ。」スネークに話しかけたのは
ロイ・キャンベル大佐だ、元FOXHOUND司令官
だったが 今ではソリッドに指令を出している、
「今回の任務はなんだ?大佐、言っておくが
サルゲッチュはもうごめんだぞ。」
とソリッド、「安心しろ、サルゲッチュじゃない。」
と大佐、 「じゃあなんだ?」とソリッドが聞く、
「実はな、ある学園の教師になってほしいんだ。」
と大佐が言う、 「・・・・・は?」とソリッド、
「だから、ある学園の教師になってほしいんだ」
大佐がもう一度言った、 「いやいや、
何言っているんだ大佐、俺が教師だと?」
「そうだ、安心しろ、副担任だ。」
「いや、副担任とかの問題じゃなくて、
なんで教師なんかやらなきゃいけないんだ?」
「実はな、その学園の生徒が二人、
拉致される可能性があるんだ。」
「生徒が?もしかして、
メタルギアの開発をしていたとか?」
「いや、メタルギアを開発していた
わけではない、普通の生徒だ。」
「普通の生徒?何故普通の
生徒が拉致されるんだ?」
「・・・スネーク、魔術の事は知っているな?」
急に大佐の顔が険しくなった、
「魔術か・・・・、メタルギアにも使われて技術だな。」
「そうだ、その魔術だ。」
「・・・じゃあその生徒は魔術と何か関係があると?」
「そうだ、彼女達は特別な体質らしい。」
「・・・その生徒とは?」

「ああ、一人は近衛 木乃香、
彼女が莫大な量の魔力を持っている、
それに、学園長の孫娘だ、そして、
もう一人は神楽坂 明日菜、
彼女はマジック・キャンセルと言う
魔術を無効化する能力の持ち主だ。」
「なるほど、分かった、で、その学園とは?」
「ああ、麻帆良学園と言う所だ。」
「麻帆良!?たしかあそこは・・・。」
「覚えていたようだな、そうだ、
元REDFOXが通っている学園だ。」
「忘れるはずがない、彼女には世話になった。」
「そうだったな、だが気を付けろよ、
彼女にはREDFOXだった頃の記憶が無い、
君の事も覚えていない、つまり、
彼女にとって君と会うのは初めてという事になる。」
「分かっている、もうコレ以上彼女を
危険にさらす訳にはいかない。」
「そうだ、彼女にとって今の生活が
一番幸せのはずだ、 間違っても昔の記憶を
思い出させる事はするなよ。」
「もちろんだ・・・・そういえば俺は副担任と
言ったが、担任は誰なんだ?」
ソリッドがそう言うと、大佐の顔また険しくなった
「・・・・その話だが、聞いて驚くなよ、
担任は10歳の少年だ。」 大佐がそう言うと、
辺りが静かになった、

しらばくして再起動したソリッドが
「へ・・・?大佐、今なんと?」と大佐に
確かめるように聞いた
「担任は10歳の少年だといったんだ、
いや、数えて10歳だから正確には9歳だな。」
「10歳の少年が教師?
大佐、馬鹿を言ってはいけない。」
「冗談ではない、本当だ、
最初は私も信じられなかった。」
「そりゃそうだろ、どうして
10歳の少年が教師なんだ?」
「実は魔術師の修行らしい、
もちろん理由はある、彼は天才少年らいしいんだ。」
「・・・・なるほど、担任が子供
なのだから副担任が居てもおかしくない、
だから俺に副担任をやってほしいと、そう言うんだな?」
「ああ、分かったら日本に行く支度をしてくれ、
こうしてる間にも彼女達の身が危ない。」
「分かった、すぐに支度をする、装備は?」
「装備はM9とスタン・グレネード、そしてP90だ、
P90はどうしてもと言う時にしか使うな、
学園内で殺す訳にはいかんからな。」
「わかった、すぐに支度する。」

そして今に至る訳だ

授業中、裕奈は夢の事を考えていた、
(どうしてあんな夢を見るんだろう?
なんかあの夢で私銃撃ってたし、
たしかに銃は撃ちたいけどあんな夢で
撃つほどじゃないし・・・・。 それに人間とかなら
分かるけどメタルなライオンとか姿の見えない
戦闘機とか、 なんかリアルじゃないっていうか、
そんなの無理っていうか、 いや、私はどうしてこんな
真面目に考えてるんだろう、しょせん夢だし、
もう考えるのはやめよう。)そして裕奈は考えるのをやめた、

ソリッドは気が抜けなかった、
敵は何時二人を拉致してくるか分からないからだ、
ソリッドは何時でも撃てるように
M9を後ろに隠して持っていた、
(M9は何時でも撃てる、できれば今は
来て欲しくは無いが、どこからでもこい!
      • ん?なんだ、龍宮真名が俺の事を見ている?
まさか銃を持っているのがバレたか?
      • いや、そんなハズは無い、気のせいだろう、ん?
良く見ると桜咲刹那も俺の事見てる、何?
長瀬楓も?いや、そんなハズは、気のせいだ、
気のせい、気にしすぎだ、それより、
二人の事を見ていないと。)

授業が終了した後、ソリッドは職員室にいた、
「う~ん、もしかしてバレてたのかなぁ、
いや、そんな事は、いや、でもすごい見てたし・・・。」
「気にしすぎですよソリッドさんwwww。」
唸るソリッドにネギが言った、
「しかし、バレてたとしたら!」
「大丈夫ですよ、たぶん。」
「なんだ、ソリッド、何かあったか?」
ネギとソリッドが会話しているとき、
どこからとも無く声が聞こえた、
ネギは辺りを キョロキョロと見渡す、が、
声の主は見つからなかった。
「ここだよここ、ソリッドの右肩。」
ネギがソリッドの右肩を見て見ると、少し大きめで、
シッポが長いネズミを見つけた、
首に紐を巻きつけている、
「“ハリー”!お前居たのか。」
「“相棒”が気になってな。」
ハリーと呼ばれたネズミはそう答えた、

「相棒ってソリッドさんですか?」
とネギハリーに聞いた、見慣れてるのか
驚いた様子は無い、 「いや、こいつじゃねぇよ。」
ハリーはそう答えた、 「なんだ、魔物のネズミか。」
寝ていたのか、 ネギの胸ポケットから
出てきたカモがハリーを見てそう言った、
「お、なんだオコジョ妖精じゃん、何でも居んなココは」
ハリーがカモを見て言う、一体何を見てきたのだろうか、
「今まで何処行ってたんだ?」
とソリッドがハリーに聞く、
「あ?ネコに追いかけまわされてよ、大変だったぜ、
あ、それより、あの3-Aの生徒の事なんだが。」
「なんだ!?」
ハリーの持ち出した話題に、
ソリッドが噛み付いてきた、
「あの生徒達変わり者が多すぎるぜ、
まずあのガングロ娘、 アイツ銃持ってやがる、
本物だ、装備はレミントンM700と デザートイーグル
の50口径だ、デザートイーグルをチョイスしてる
所を見ると、ソルジャーでは無い様だ、
多分ハンター(狩り人)だろ、 そんでもってあの目が
細いボインのねぇちゃん、あいつは 日本の投げナイフ、
クナイを持ってる、煙玉っぽいのも見つけたぜ。」
ハリーは装備品を詳しく説明した、どうやら見てきたようだ、
「実銃!?日本の中学生はそんな物持ってるのか。」
「やっぱり、薄々本物だとは思ってたんですよ。」
「やっぱ本物だったか、龍宮の姉ちゃん。」
「・・・・何かあったのか?」
『やっぱりな。』と呟く一人と一匹にハリーは聞いた、

「なんなんだ、あの男。」休み時間の教室で
龍宮がつぶやいた、 他のクラスメイトも居るが、
何人かは教室から出ているようだ、
そんな教室の端で、龍宮、楓、クーフェイ、
刹那の四人が集まっていた、
「たしかに、怪しいでござるな。」楓がうなずく、
「何に使うか分からないが、あの男、銃を持っていた。」
「何かただならぬ殺気を放っていたでごなるなぁ。」
「良く分からないけど戦ってみたいね。」とクーフェイ、
その顔はどこか楽しそうだ、
反対に、刹那は真剣な顔をしていた、
「銃を?きっとお嬢様を狙っているの違いない、
はっ!早くお嬢様を護衛しに
いかなければ、お嬢さま~。」
そう言いながら刹那は教室から出て行った、
良く見ると刹那が『お嬢様』と呼んでいる
木乃香は教室には居なかった、
「・・・まぁ、刹那はほおって置いて、
あの男、少し調べてみるか。」
龍宮が残りの二人に提案を出した、
「そうでござるな、拙者はあの男を
監視してみるでござるよ。」
「とりあえず戦って只者かどうが確かめてみるね。」
「「それは却下」」
「(´・ω・`)ショボーン」
クーフェイの提案は即却下された、

「じゃあ私は校長に聞いて
みる事にする、後はまかせた。」
龍宮はそう言うと教室を出た、
出る前に「目立つ事はするなよ。」
と、クーフェイに注意して行った、
「では拙者はあの男を監視しに行くでござるよ。」
そう言うと 楓は窓から出て行った、
普通にドアから出て行けよ、怪しいだろ、
が、見慣れているのでクラスメイトはもう誰も驚かない、
残されたクーフェイはと言うと、
「ん~、三人共行っちゃったあるねぇ、
じゃ、さっそくあの男と戦いに行くアル!」
そう言うとクーフェイは勢い良く教室から出て行った

「次は3-C組か、じゃあハリー、二人を頼むぞ。」
そう言うとソリッドとネギは職員室を後にした、
ハリーに何を頼んだのかと言うと、
『自分達が他のクラスに行っている間、
アスナとこのかの監視を代わりにしてくれ。』
そう頼んだのだ、もちろんハリーは了解した、
「おう、まかせな・・・て、3-Aまで送って行けよ。」
文句を言うハリーだがソリッドはもう
出て行ってしまった、 大声を出せば聞こえる
かもしれないがこんなところでネズミが
喋っている所を見られたら大事になってしまう、
仕方なくハリーは自分の足で3-Aまで行く事にした、
その頃、ソリッドとネギは3-Cに行くために
廊下を歩いていた、 ふと、ネギが思いついた
ようにソリッドある話を持ちかけた、
「ところでソリッドさん。」
「ん、なんだ?」
「アスナさんとこのかさんは
誰に狙われているんですか?」
ネギがそう聞くと、その答えはすぐに返ってきた、
「ああ、『PEACH MOON』と言う組織らしい。」
「PEACH・・・・MOON、
ソリッドさん、それってどんな・・・。」
ネギがソリッドに質問しようとした時、
後ろから声が聞こえた、それも聞き覚えのある、

「ソリッド!私と戦うアルよ!」そう、
バカイエロー事クーフェイだ、
クーフェイはそう叫びながらソリッドに
飛び蹴りをしてきた、 中国拳法の極意は
どこに行ったのか、ソリッドはその飛び蹴りを
右に飛んで華麗にかわした、
「いきなり何をするんだ!」
ソリッドがそう叫ぶと同時に着地していた
クーフェイは ソリッドに回し蹴りを仕掛けていた、
今度は後ろに飛びのいて やり過ごした、
「ちょwwwwクーフェイさん、何してるんですか!」
「いきなりなんだってんだよ、
クーフェイの穣ちゃん。」 とカモ
「やめてください!」
ネギがクーフェイに説得を試みるが、
耳に入っていないようだ、
「やはり、只者じゃ無いアルね!」
「何の事だ、俺はただの
ダンボール好きの副担任だ!」
ソリッドの無理な言い訳を無視して
クーフェイが今度は 服からいくつもの短い棒を
紐でつなげた物を取り出した、 紐は取り出した
瞬間に短くなり、棒をつなげ、一本の長い棒に
なった、 クーフェイはその棒でソリッドを
突いてきた、ソリッドは その棒を手で
左に反らし、棒を両手で掴んだ、
「やめるんだ、クーフェイ!」
ソリッドも説得を試みる、が
「むむ、コレを避けるアルか。」
「いや聞けよ!」
「ならばコレはどうアルか?」
「だから聞けって!」
ソリッドの説得も虚しくクーフェイは
次の行動に出ていた、 クーフェイは棒を離すと
今度は後ろから青龍刀を取り出し、
そのままソリッドに切りかかった、
「クーフェイさーん!」

クーフェイが切りかかる前に
ネギが後ろからクーフェイを押さえつける、
胸は触っていないのでその辺は安心して良い、
「やめてくださいクーフェイさん!」
「はーなーすーアールー!」
「落ち着けよクーフェイの
「ソリッドさん、クーフェイさんは
僕がどうにかするので、早く3-Cに!
僕はちょっと遅れるって言っておいてください!」
「分かった、頼んだぞ!」
そう言うとソリッドは近くの
階段を駆け上がって行った、
「クーフェイさん、どうしてこんな事を・・・。」
「だって龍宮が銃持ってたって言うから
何者か確かめるために戦ってみたアルよ!」
「あっ、やっぱり分かってたんですか、っていうか
もっと他に確かめる方法は無いんですか!」
「(´・ω・`)思いつかないアル。」
「思いついてくださいよ!」
「ダメだ兄貴、クーフェイの姉さんはこういう奴だよ。」

ネギがクーフェイを押さえつけていると前から
人影が「ニンニン♪」と言いながら現れた、
「あ、あなたはっ、エンプティー楓さん!」
「エンプティーは余計でござるよネギ坊主。」
楓はそう言うとクーフェイの頭に拳を振り落とした、
懇親の一撃、クーフェイは気を失ってしまった、
「目立つ事はするなと龍宮殿から言われたでござろう、
さ、授業が始まるので教室に帰るでござるよ。」
楓はそう言いながら気を失ったクーフェイの頭を
持って引きずっていった、ネギは
しばらくその場に 突っ立っていたが
「あ、いけない、早く3-Cに行かなきゃ!」
そう言ってネギも階段を駆け上がっていった。

「ハァ、ハァ。」3-Cの教室のドアの前で、
ソリッドは立っていた、両手を膝に当てている、
「まったく、なんだったんだ一体、
もしかして本当に銃持ってるのがバレたか?」
息を切らしながらもセリフを吐くと、
ソリッドは3-Cのドアを開け、中に入ろうとした、
「ソリッドさーん、お待たせしました!」
クーフェイを足止めしていたはずの
ネギが走ってきた、肩にカモも居る、
一見すると戦った痕跡は無さそうだ、
「ネギ、どうしてココに、クーフェイを
足止めしていたんじゃ?」
疑問に思ったソリッドが聞いた
「ええ、でも楓さんが気絶させて
連れて行ったので。」とネギは答えた
「・・・そうか。」
「では、入りましょうか、ソリッドさん。」
「そうだな。」
二人は会話を終えると、ドアを開け、教室に入っていった、

一方ハリーはと言うと、3-Aの教室の天井裏に居た、
一円玉程の穴が開いており、そこからアスナと
このかを監視していた、現在3-Aは国語の授業中だ、
「こちらハリー、異常は無ねぇ。」ハリーは
超小型通信機でオタコンに10分事に定時連絡
をしていた、今現在アスナとこのかは普通に授業を
受けている、こうして見るとどっかの組織に
狙われているなんて信じられないほど、
普通の女子中学生にしか見えない、
その頃、楓は何者かの気配をキャッチしていた、
気配は天井からした、教師が黒板をむいた時に
天井にクナイを投げた、クナイは回転しながら
天井に突き刺さった、かなり深く刺さっている、
よく見ると1mほど近くに1円玉程の穴が開いていた、
「・・・手ごたえなし、勘違いでござったか?」
楓はそうつぶやくと授業に集中した、
が、教師を天井に突き刺さっているクナイを発見し、
授業どころじゃなくなった、
ハリーは楓の殺気をいち早く察知し、
クナイが刺さる前に右に転がって避けていた、
先ほどまでハリーが居た所には、
クナイが深く突き刺さっていた
「ハリー、大丈夫かい?ハリー!」
オタコンがハリーの無事を確かめるために、
通信を入れてきた、無事だったハリーは
耳に手(前足)を当て、通信に出た
「こ、こちらハリー、ちょっと危なかったが
ターゲットの二人に異常はねぇ、死ぬかと思った。」
「ハリー、一体何があったんだい?」

「あの楓って言う姉ちゃんが
クナイ投げて来たんだよ!避けるのが1秒
遅かったら俺の人生終わってたわ!」
ハリーが文句を言った、起こっているようだ
「それは災難だねハリー、
にしても良く避けれたね。」
人事のようにオタコンが聞いた
「そりゃ野生の勘って奴だよ、良くあんだろ?
自信が来るのが分かるとかさぁ。」
ハリーはそう答えた
「ああ、たしかにあるね、そっか、
ネズミだもんね、でも気を付けなよ、
相手も相当なやり手のようだから。」
とオタコンが気を付けるよう言った
「わーかってるよ、見つかりゃしないって、
もし見つかっても「なんだネズミか」で済むしな。」
「そっか、じゃあ何かあったらSENDしてね。」
SENDと言うのはこちらから連絡
する事を言う、向こうが
連絡してくるのはCALLと呼んでいる
「ああ、サンキュな、何かあったら、
SENDするよ、じゃあなっ、オタコン。」
そう言うとハリーは通信を切り、
再び一円玉程度の穴から教室を覗いた
そこにはクナイを投げた事で、教師に
こっ酷く叱られている楓の姿が見えた、
ハリーは少しだけ笑った

特に何も起こらないまま授業は終了し、
放課後になってしまった。ネギは
「アスナさんとこのかさんと帰るので、
ソリッドさんは部屋に戻っていてください。」
とソリッドに言い残し、アスナとこのかと友に
女子寮に帰っていった。
「そういえばネギはあの二人と同じ部屋
だったな。さて、俺も用意された部屋に行くか。
たしかオタコンも居たはずだったな。」と言うと
ソリッドは学園側から用意された部屋
に向かって歩き出した。
「部屋が散らかってねぇと良いな、ソリッド。」
とハリーがソリッドに冗談を言った。

「・・・オタコン、何なんだこの散らかりようは。」
呆れながらそう言うソリッドの目の前には色々な
漫画が散らかっている部屋があった、
その部屋の隅にはデスクタイプのパソコンが
4台ほどあって、そのパソコンをいじっている
オタコンが居た、ハリーも呆れてため息を吐き
「これからが心配だぜぇ、まったく。」と言った。

ここは女子寮の一室、裕奈がM92Fのモデルガン
をいじっていた、亜子は出かけているようだった。
裕奈がモデルガンを構える。
(何時も、構えると何か物足りないような気がする・・・。)
裕奈は心の中でそうつぶやくとモデルガンを降ろした。
(にしても、あの『ソリッド』って人、見てるとなんか
思い出しそうになるんだよね。なんか『ジョン』を
そのまま若くしたみたいな感じだし。いや、何を考えて
んだろう私は、夢の事はもう忘れよう。)
裕奈はそう心の中で思うと、モデルガンを仕舞うと
ベットの二階に上って、そのまま眠りに就いた。

その頃、ネギは気が抜けなかった、
ネギは何時でも魔術が使えるように
エヴァから貰った、杖の代わりになる指輪を
装備していた。実はソリッド達の部屋は一階にあって、
この三階にある部屋に来るには走っても1分以上
掛かる、どうして、そんな所で監視しているのかと
言うと。他に空き部屋が無かったのである。
と言う訳で、ソリッド達がこの部屋に来るまで、
ネギが時間稼ぎをしていなければいけないので
ある。アスナとこのかはバラエティー番組がを見ていた。
しばらくしてバラエティー番組が終わると、アスナが
「そろそろお風呂入らない?このか。」と言い出した。
「そやね、ほな、ネギ君も一緒に入ろ?」とこのか。
「いや、僕は別に・・・。」いいです、とネギは言おうと
したが。
「そうね、じゃないとこいつまた体
洗わないしね。ほら、来なさいネギ。」
と言うアスナに手を引っ張られて
無理やり連れて行かされそうになる。
「いや、僕は本当に良いですからっ、
自分で入りますからっ。」とネギは必死で抵抗するが、
抵抗もむなしく、ネギは入浴場に連れて行かれた。

その頃、ソリッド達は部屋から三人を監視していた、
部屋の隅にあった四つのデスクトップのモニターに
三人の姿が映し出される、パソコンのウィンドの
上にある、スピーカーからは、三人の声も聞こえた。
さっきまで散らかっていた部屋は既に片付いていた。
それを見ていたソリッドが
「何?この三人一緒に風呂に入る中なのか?
にしては、歳の差が激しいような・・・。」
と言った、何か三人の関係を勘違いしているようだ。
「違うよソリッド、これは日本に風習なんだ。親子、
兄妹や同姓の友人と一緒に入るのは日本では良く
見られるんだよ。日本には『銭湯』って言う
大勢の人たちが一緒に入るための施設まであるんだ。」
とオタコンがソリッドに手短に説明をした。
実は、アメリカには他人と一緒に風呂に入る風習は
無いのである、入るとすれば恋人とぐらいである。
ソリッドが勘違いしても仕方が無かった。
「そうなのか?だが、ネギは子供とは言え男だぞ?
一緒に入るのはどうかと思うが・・・。」
とソリッドするとハリーが
「あの二人からすればネギは
弟みたいなモンなんだろ?」
と言った。なるほどとソリッドが納得する。
「ところでオタコン、まさかとは思うが、
あの娘二人の着替えも監視するつもりか?」
とハリーが言い出した。
「大丈夫だよ、そこはちゃんと考えてるからさ。」
とハリーの問いにオタコンが答えた。

ここは女子寮の廊下、小さな二足歩行型の
ロボットが三人の後を追っていた。その姿は
メタルギアに似ている。これはオタコンの作った
小型遠距離操作型ロボット『メタルギア・マークⅡ』で
ある、このメタルギア・マークⅡに搭載されたカメラで
捕らえた映像と搭載されたマイクで拾った音が
そのままソリッド達の部屋においてあるデスクトップに
音と共に映し出されるのだ。メタルギア・マークⅡが
三人の後を追っていると。向かいから刹那が現れた。
「お嬢様ッ!お風呂なら私も
ご一緒させてぐださい!」と刹那。
「・・・せっちゃん、なんでウチが
お風呂入るの知っとるん?」とこのか。
「兎に角、お嬢様、出来るだけ
私とご一緒させてもらい・・・。」
このかの問いを無視して、喋っていた刹那は、
三人の背後に居たメタルギア・マークⅡを
見つけると、すぐに斬馬刀を抜き、
メタルギア・マークⅡに切りかかった、
「たぁっ!!」と言う刹那の叫びと共に
メタルギア・マークⅡが真っ二つになった。
「ああっ!作るの大変だったのに!」
デスクトップでその映像を見ていた
オタコンが叫んだ、メタルギア・マークⅡを
壊されたのがショックだったらしい。
「また同じ物を作ればいいじゃないか。」とソリッド
「だって、だって・・・。」と泣き言を言うオタコン
「つーかぁ・・・俺にカメラとマイク
くっ付ければ良いんじゃね?」
とハリーが言い出した。
「待てハリー、たしかにお前なら
目立たないかもしれないが。大丈夫なのか?
見つかったら切られるかもしれないんだぞ?」
とソリッド
「大丈夫大丈夫。見つかりゃしねぇよ、
それに、あいつなら切らないでくれそうだしな。」
とハリー。
「? どういう事だい?ハリー。」とオタコンが聞いた。
「ああ、実は俺あの刹那ってのとあった
事があんだよ、昔の話だがな。」
とハリーが答えた。
「そうなの?じゃあ大丈夫じゃいかい?スネーク。」
とオタコンが言った。
「ダメだ、普通のネズミとハリーを見分けら
れるかどうか分からないからな。下手すれば
あのメタルギア・マークⅡ同様切られるぞ。」とソリッド。
「大丈夫だよ・・・あいつが覚えていれば多分。」と
ハリーが自身無さげに言った。

「せっちゃん!?」
大浴場に続く廊下で、このかが叫んだ。
突然刹那が自分達の後ろに
斬馬刀を手にして走り出したのだ。
「え?何?一体。」
「刹那さん!?」
釣られてアスナとネギも叫ぶ。
三人が振り返った時にはすでに
メタルギア・マークⅡは真っ二つになっていた。
「何なんだ?この機械は。」
真っ二つになったメタルギア・マークⅡ
を前に、刹那がつぶやいた。
(何者かが追尾をしていたに違いない。)
そう考えた刹那はこのかの方に向き直ると。
「お嬢様。何者かが追尾していた
模様です。何か嫌な予感がするので
これからしばらくはずっとお供させていただきます。」
と言った。
「・・・!!」
ネギは真っ二つになったメタルギア・マークⅡを
見て。やけに自慢げにメタルギア・マークⅡの事を
話しているオタコンを思い出した。同時にこれは
スネーク達の仕業だと言う事に気付いた。
が、ネギはその事を刹那には言わなかった。
スネークに「俺達の事は誰にも言うなよ。」と
口止めされていたのだ。
(もうオタコンさん。何もこんな目立つ物で監視しなくてもっ。)
とネギが内心でオタコンに文句を
言ったが。何も解決はしなかった。

ハリーは大浴場へとつづく道をひたすら走っていた。
しばらく走っていると、ようやく4人の姿が見えた。
「おっ、いたいた。」
ハリーは走るのを止めて少し遠くから4人を監視しはじめた。

「大丈夫かなハリー。」
オタコンが自分達の部屋で呟いた。
「大丈夫だろ、心配するな。」とソリッドが言う
「本当に大丈夫なのかなぁ。」
「大丈夫だ、それに奴なら目立たないだろう。」
「それもそうだけど・・・。」
「大丈夫だ、見つかっても殺されないだろ・・・多分。」
「そうだね・・・・多分。」
それから部屋は静かになった。

その頃、ネギを含めた4人はと言うと。
「大丈夫やせっちゃん、きっとハカセの新作やって。」
とこのか
(このかさんナイスフォローです!)とこのかの
セリフにネギが内心で叫んだ。
「そうでしょうか?何やら『オタ魂』
と言う文字があるのですが・・・。」
と刹那、良く見るとメタルギア・マークⅡの
左横に“オタ魂”と描いてあった。あきらかに
ハカセや超の作品では無い。
(オタコンさんの馬鹿ぁー!)
ネギは再び内心で叫んだ。
「とにかく、修学旅行の事もありますし、
出来るだけ一緒にお供させていただきます!」
と刹那が叫ぶ。アスナはその様子を
ただ見ていただけだった。

「ん?あのロボットはハカセと超の物か?」
学園内の木の上で黒ずくめの男が
双眼鏡を手にそうつぶやいた。
男が居る所からは大浴場へ向かう
4人の姿が良く見る。と、男は通信機を手に取り
「こちらαⅠ、ターゲットに変化無し。」と言った。
定時連絡らしい、良く見ると男は
右腰にベレッタM92Fを吊っていて。
背中にはコルトM4を担いでいた。
左腰にM4のマガジンもある。
胸にはナイフが一本あった。男は通信機を仕舞うと
「まったく、何時までこんな事
をやっていれば良いんだ。」
とぼやいた。

その日、4人は風呂に入ったあとTVを見てすぐに寝た。
部屋には監視カメラがあるので
ハリーはソリッド達の元へ戻った。
「大丈夫だったか?ハリー。」とソリッド
「大丈夫だって、見つからなかったさ。」とハリー
と、二人が会話をしている時に、
オタコンのいじっていた デスクトップから
ピロリンと言う音が出た。メールのようだ。
「ん?メールか、誰からだろ?」と言いながらオタコンは
ウイルスが無いかどうか確かめてからメールを開いた。
そのメールの内容は以下の物だった。

明日の夜、『PEACH MOON』が
近衛木乃香と神楽坂アスナをさらう。
銃器を持っているのなら装備しておいた方が
良い、奴らも銃器を装備している。気を付けろ。

ファンの一人より

「このメール・・・またか。」とオタコン
「またか、一体何物なんだ?
どうして俺達に情報を?」とソリッド
「おいおいどうした?」とハリーが聞いてきた。
「実は一週間ほど前に同じ
相手からメールが来たんだ。
『麻帆良学園3-Aの生徒近衛木乃香
と神楽坂アスナがある組織に狙われている。』ってね、
しかも二人はメタルギアと関係している事
と狙っている組織の名前まで乗せてね。」
とオタコンがハリーの問いに答えた。
「おいおい、なんでそんな
事をわざわざ教えるんだよ?」
とハリーがまたオタコンに聞く。
「そんなの分からないよ、メールアドレス
を調べて見たけどダメだった。」
とオタコンが答えた。

「誰かは分からないが、
その情報を信じてみるか。」とソリッド
「おいおいマジかよスネーク!こんな
何処の馬の骨かも分かんねぇ奴の
本当かどうかも分かんねぇ情報を信じるのかよ!?」
とハリーが今度はスネークに聞いた。
その声からかなり驚いている事が分かる。
「良いじゃないか別に。それに信じようが
信じまいがやる事はあまり変わらない。」とソリッド
「だからってよぉ・・・。」とハリー
「まぁ良いじゃないか、とりあえず
は信じてみよう。スネークの言う通り信じようが
信じまいが僕らのやる事は同じだ。」とオタコン
「・・・まぁお前らが良いなら
それで良いんだがよぉ・・・。」とハリー
「さて、とりあえず俺は寝る、
あとはたのんだ。」と言うとソリッドは
しいてあった布団にもぐって寝てしまった。
「ふぁ~あっ、俺も寝るかな。オタコン、
眠たくなったら俺と交代していいぜ。」と言うと
ハリーも近くに置いてあった『REDFOX』と描いて
あるハンカチの上に乗って寝た。
「分かったよ、眠くなったら起こすよ。」
そう言うとオタコンは引き続き監視を続けた。

裕奈は6時頃に目が覚めた。
二段ベットの上から下を見てみると、
亜子がトーストを食べていた。裕奈は亜子に
「おはよう亜子。」と言うと、亜子は
「あはよーゆーな。」と返してきた。
その後何時も通りにトーストを食べ、
学校への準備をし、歯磨きをして、
二人は8時に部屋を出た。

同時刻、アスナは朝のバイトから帰ってくると、
このかとネギと一緒に部屋を出た。

ソリッドは5時に目を覚ました。
見るとオタコンは寝ており。代わりにハリーが
監視をしていた。ソリッドに気付くと
ハリーはソリッドに「おはよーさん、異常はねぇぜ。」
と言った。

その日の学校は何時も通りだった。
何もおかしい所は無い、何時も通りの3-A組だった。
人目を気にせずエアガンのデザートイーグル(実銃?)
をクリーニングする龍宮、ニンニン言っている楓、
時々お嬢様とかつぶやいている刹那、
肉まん食べながらアルーと言っているクーフェイ。
まったく普通の3-Aであった。
が、その平和が今夜崩れ去るとは、
誰も思いはしなかった。

ここは少し大きい部屋、大体、
学校の校長室ぐらいだろうか。
壁には老人の写真がいくつか飾ってあって、
そこには値段の高そうな机があって、
その机の上には通信機が置いてあった。
机の横には木製の杖が立ててある。
机の後ろには本棚があって、
その本棚には魔術関係の本と科学関係の本が
それぞれ仕舞ってあった。机を前にこれはまた
値段の高そうな椅子に座っている紅い髪の男が
一人。歳は20歳ほどだろうか、その表情は若い。
その男が居る部屋のドアから
ノックする音が聞こえた。
「誰だ?」紅い髪男が聞いた。
「私です。」ノックをした人間が答える。
「来たか、入ってくれ。」紅い髪の男は、
ノックをした人間に部屋に入る事を許可した。
そしてドアが開いた。ドアを開けたのは24歳ほどの
少女だった。髪は美しい金色で、
瞳は美しい水色だった。
「久しぶりだな、ネカネ。」
紅い髪の男が言う。
「久しぶりね、例の作戦が
実行出来そうなんですって?」
ネカネと呼ばれた少女は紅い髪の男にそう返した。

「ああ、もうナイトとスワローは完成している。
あとはマジック・キャンセル装置と魔術をもった
科学者が最低でも一人、そして核弾頭が必要だ。」
紅い髪の男がそう答えた。
「マジック・キャンセル装置?それならあの
エヴゲニー・ボリソヴィッチ・ヴォルトって
男に作らせれば良いじゃない。どうして
別に科学者が必要なの?」
疑問に思ったのかネカネが紅い髪の男に質問をした。
「あのエヴゲニー・ボリソヴィッチ・ヴォルトは
魔術が使えないらしい。いや、メタルギアに使う魔術は
使えるがその他の魔術が使えないんだ。だから
マジック・キャンセル装置を作る事が出来ない。
だからマジック・キャンセル装置を作れる、
魔術を持った科学者が最低でも一人必要なんだ、
その科学者はまだここには居ない。」
紅い髪の男が質問に答えた。
「なるほど、魔術だと言う事に気付かなかったのね、
結構似てるから。で、その科学者は今どこに?」
ネカネが椅子に座っている男に再び質問した。
「麻帆良学園だ。」紅い髪の男はそう答えた。
「!麻帆良学園ですって?」
ネカネが驚いた顔で紅い髪の男に聞いた。
「ああ、そういえばネギが修行でそこに居たな。
弟の身を案じて決めたはずが、失敗したなネカネ。」
紅い髪の男が言う。

「・・・。」ネカネは何も言わなかった。
「大丈夫だ、ちゃんと保護するよ、
お前の姉妹と一緒にな。」
紅い髪の男が少し笑いながらネカネにそう言った。
「姉妹・・・たしか
神楽坂明日奈もそこに居たわね。」
ネカネが男に聞いた。
「ああ、俺があそこに預けたんだ、
間違いはねぇよ。別にこの作戦には必要は無いんだが、
お前は保護してほしいんだろ?」
紅い髪の男がネカネに質問した。
「そうよ。」とネカネが答える。
「そういえばネギの兄妹二人はどうした?」
紅い髪の男が再びネカネに質問をした。
「大丈夫、保護しといたわ、
それに本当の事も話しておいた。」
とネカネが答える。
「そうか、心配は無さそうだな。」
と紅い髪の男。
「で、何時その科学者をさらうの?」
とネカネが紅い髪の男質問をする。
「今日の夜だ。」
紅い髪の男が答えた。
「今日?どうやって。」
ネカネが続けて紅い髪の男に質問をした。
「スワローを使おう、良いテストにもなる。」
紅い髪の男はネカネにそう答えた。

「遂に今夜だな。」
自分達の部屋でソリッドが言う。
今日も学校では何事も無く終わった。
そしてまもなく夜になるところだった。
「そうだね、今夜本当に動くかどうか。」とオタコン
「所でよ、今までは何をやってたんだろうな、奴ら。」とハリー
「学園内の路地を調べてたんじゃない?」とオタコン
「なるほど・・・地図じゃ分からない所とかか。」とハリー
「さて、どう来るか。」一人と一匹の会話中に、
ソリッドはそうつぶやいた。
ピピッピピッ
突然、ソリッドの持っていたケータイが鳴った。
学校で使うために用意したケータイだ。
見てみるとネギからの電話だった。
ツールボックス

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