第1笛時間目 ジャガー先生は笛使い!?

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いつもの笛科の教室にいつものメンバー。ジャガーは教卓の上に寝そべり、ピヨ彦は読書。 ハマーは鏡を覗き、高菜はパソコンを開き、しゃっくはどうしていいか分らず、ただ机に座っている。 そんないつもの風景。そして次のジャガーの一言でいつも通りドタバタが始まる…。 ジャガー「……ほしい。(ぼそっ)」 ピヨ彦 「ん?ジャガーさん何か言った?」 ジャガー「生徒がもっと欲しいぞコノヤロー!」 ―ドゴォ! ハマー 「メッサー!!」 ピヨ彦 (なんでハマーさん殴ったんだー!?) がびーん! ジャガー「俺は考えた!何故この笛科がこんなにだらけているのか…。それは生徒がいないからだ。緊張感がたりんぞ!チミタチィ!」 ピヨ彦 「てゆーかジャガーさんが授業しないからでしょ…。」 ジャガー「バッカモーん!!」 ―ドゴォ! ハマー 「ヘブチッ!!」 ピヨ彦 (なんでハマーさんばっかり…。) ジャガー「とにかく決めた!これから勧誘しに行く!みんな準備しろ!」 ピヨ彦 「まあ別に仲間が増えるのはいいかも…。」 ジャガー「よし!出発だー!!」 全員  「おおー!」 ~数時間後~ ジャガー「まずはここ行ってみようか…。」 『麻帆良学園女子中等部』 ピヨ彦 (ええーーー!!) がびーん! ジャガー「よし、入ろうか。」 ピヨ彦 「ちょ、ちょっと待ってよジャガーさん!」 ジャガー「ん?どうした?」 ピヨ彦 「どうしたじゃないよ!女子校に勝手に入るのは不味いって!」 警備員 「こらー!」 ピヨ彦 「ほ、ほら!警備員が来ちゃった!」 警備員 「関係者以外勝手に入っちゃ…」 ジャガー「セイ!!!」 ―ドゴォ 警備員 「へぶん!!」 ジャガー「ふ~。」 ピヨ彦 「“ふ~”じゃないよ!なにしてんの!?」 ガビーン!! ジャガー「だって捕まったら大変だろ?」 ピヨ彦 「殴るほうがヤバイよ!」 ジャガー「大丈夫。いざとなったらハマーの仕業にすればいい。」 ハマー (ええーーー!) がびーん! ジャガー「ま、取りあえず逃げるぞ~!」 ピヨ彦 「ま、待ってよ~!」 『3-A』 ジャガー「よし、教室まで辿り着いた。さてどうするか…。」 ハマー 「ジャガー殿。ここは拙者に任せて欲しいでござるYO。」 ジャガー「…はぁ~、じゃあがんばってこいよ…。」 ハマー 「なんだYO!その“全然期待してない”みたいな態度!?」 ジャガー「所詮ハマーだしねー。」 ピヨ彦 「ねー。」 ハマー 「“ねー。”じゃないYO!くそっ!見てろ!拙者のハンサムフェイスで虜にしてやるYO!」 ―ガラガラ ハマー 「ヘイYO~俺の名はハマーだYO。笛科入れYO~てかアドレス教えろYO~彼女募集中~、よろしく!」 ―ズバッ!グサ!ターン!バキッ!ズガガガガガ!   ぽいっ ピヨ彦 (すごい悲惨な姿で帰ってきたーーー!!) ガビーン! ジャガー「じゃあ行こうか?」 ピヨ彦 「ちょ、待ってよ!やっぱ不味いって!!ハマーさんこんなになっちゃったし!」 ジャガー「なに言ってんだ。今のはハマーが悪い。あんな登場されたら俺だって首の骨コキッだぞ?」 ピヨ彦 「怖いよ!何言ってるんだよジャガーさん!」 ジャガー「お邪魔しまーす。」ガラガラ ピヨ彦 (ああもうどうにでもなれ…。) ネギ  「ひっ!な、何ですかあなた達?いまは授業中ですよ?」 ジャガー「ん?なんで子供がいるんだ?」 朝倉  「その子はこの学校の先生で私達の担任だよ。」 全員  「な、なんだってー!?」 ジャガー「ま、別にいいや。」 ピヨ彦 (いいんだ…。) がび~ん 楓   「して、拙者達に何の用でござるか?」 全員  (あ、忍者だ…。) 刹那  「答えによっては少々痛い目を見てもらいます。」 ピヨ彦 「ちょ、ジャガーさんヤバいよ!なんか武器持ち出したよ!」 ジャガー「安心しろ。俺がなんとかしてやる。」 龍宮  「さあ、何の用か答えろ。」 ジャガー「ふふふ、俺の名はジャガージュン市。実は君達を笛科に勧誘しに来た。」 クラス 「はあ…?」「笛科?」「そんなのあったっけ?」 ジャガー「俺は笛が好き。お前らも笛が好き。だから笛科に入れ。」 ピヨ彦 (この人滅茶苦茶言い出したー!!) がびーん! あやか 「なんですか、その怪しい勧誘は!?そんなこと委員長の私が許しません!」 ジャガー「なんだよ、固い奴だなぁ。あんまり怒るとニャンピョウに背筋なぞられるぞ?」 ピヨ彦 「意味分んないよ!ホントすいません!」 あやか 「とにかく早く出て行かないと警察を…」 しゃっく「あれ?あなた雪広あやかさんですよね?」 あやか 「あら、あなたは確か高幡さんの息子さん?」 ピヨ彦 「あれ?知り合いなの?」 しゃっく「はい。父は音楽家でよく雪広家の演奏会に呼ばれたりしてましたから。」 ジャガー「じゃあ話は早い。今日から全員笛科だ。」 あやか 「だからなんでそうなるんですか!?」 このか 「まあええやんか、いいんちょ。それに面白そうやし、おじいちゃんに頼んで作って貰おう。」 学園長 「話しは聞かせて貰ったぞい。」 ネギ  「が、学園長!?」 学園長 「さて、ジャガー君といったかな?部活動として笛部なら認めてもいいが?」 ピヨ彦 「すごいよジャガーさん!オッケーだ…」 ジャガー「断るっ!!」 ピヨ彦 「えええええーーーー!!!???」 ガビーーン!! ジャガー「笛部だと!?なめやがって!嬉しいわけないだろ!いやむしろ嬉しいぞこの野郎!」 ピヨ彦 「お、落ち着いて…。」 ジャガー「これが落ち着いてられるか!?笛部だぞ!?最高じゃないか!明日放課後ここに集合だからな!」 ―ガラガラ  ピシャッ 全員  (……何なんだアイツ?) がび~ん 次回予告!初の笛部活動で修羅場が!?

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