ある塔の話 作詞/マルミユ


降りていく降りていく まわるまわる螺旋階段
真っ赤なドレス揺らし 少女は檻の方角へ向かう
(何故彼女は檻へ向かう?)(何故彼女は階段を降りる?)
ああそれは重すぎる罪のせい まわるまわる螺旋階段

堕ちていく堕ちていく まわるまわる螺旋階段
漆黒の靴を鳴らし 少女は檻の方角へ向かう
(何故彼女は檻へ向かう?)(何故彼女は階段を降りる?)
ああそれは身を焼くような罪の償い まわるまわる螺旋階段

(螺旋階段いつまで続く?)(どこまで降りれば檻に着く?)
ああそれは終わらない螺旋階段 檻の中で檻へ向かう
足がちぎれ身が滅びようとも 先の見えぬ螺旋階段
真っ赤なドレス翻し 漆黒の靴を鳴らし続ける少女がひとり

錆付いた足場が崩れても まわり続ける螺旋階段
いっそ渦に呑まれてしまえたなら 少女は願い続ける
(叶わない願い?)(適わない願い)
死の果てまで踊り続ければ良い まわるまわる螺旋階段

まわるまわるまわるまわるまわるまわる螺旋階段
最終更新:2007年06月16日 19:33