紅い夜 作詞/霰河 大和人


赤い月が堕ちる時に少女は歌う
緋色に染まりし運命を
好きだと言う唇が微かに震え
弱さを憎んだ紅い夜


堅牢たる檻の外は 厳格なる主義の世界
貴方は何故私を閉じ込めるの?

残酷たる檻の中は 孤独に酔う闇の世界
私は何故私を封じ込めるの?

望むものは手に届かず
堕ち逝くのは白き羽根か

貴方が生きる世界に少女は向かう
血色の衣装を脱ぎ捨てて
好きだと言う言葉は仄かに甘く
私を孕んだ紅い夜
最終更新:2007年04月09日 18:51