A.M.5:32 作詞/24スレ42 作曲/24スレ99


朝もやの中 紫煙を 燻らせ醒めない街を見る
眠る彼女を思いながら その価値も無いと自嘲
涙に濡れる 姿を それでもこの手は触れられず
ただここでまた独り 空を見上げて溜息

踏み消した火 その足が 行く先などわかるはずも無い
ほんの少しでも前へ 進めればそれでいい
自販機で買った 缶コーヒー 苦味はどこかぼやけていて
手ににじんだ熱が 今は少しだけ優しい

輝きだす 空の青 今日もまた 情けない 自分と向き合って

IFを描いても変われない 理想と現実が交差する
握り締めた携帯の画面 『A.M.5:32』
君の名前を呼び出して 未練なんてそんな言い訳
最後にそっと瞳を閉じて 今僕の中で君が

遠い夏の日 出会いはそう 同じ校舎二人きりで
暮れる夕日を眺めながら 君の返事受け取った
季節は巡り 春が来て 君は遠く見えなくなった
僕は笑っていられたかな? 答えはもう得られないけど

夜が明けても 開かない 心のドア 鍵は今 君が持ってるんだろう?

夢はいつまでも夢のまま 終わりの始まりが終わっても
胸の奥いつも誰か囁く 「ワカレナンテミタクハナカッタ」
「ごめんな」 独り呟いて 僕達の未来は続かない
二人の絆切れてしまっても 想い出は残るから

IFを描いても変われない 理想と現実が交差する
握り締めた携帯の画面 『A.M.5:32』
君の名前を呼び出して 未練なんてそんな言い訳
最後にそっと瞳を閉じて 今僕の中で君が 消えた

音源

最終更新:2007年06月23日 14:31