クリスタル 作詞/PZP


飾りのない 純粋な
無色透明クリスタル
透き通る背景が
まるで 自分の未来図で
何もかもを無に還す
それが悪いと言うのなら
人よ 私を 咎と呼べ

銀の鈴を腰につけた
クリスタルを探すために
一つは夢を叶える為
一つは君の笑顔
涙 溢れた 時
私は弱き鳥と同じね
忘れていた最果てに
あると言われる 青い水晶
誰もがそれを諦めた

死ぬ事は恐いからと
いつか、人は死ぬからと
答えた 詩人がいた

時よ止まれ
その時 初めて
君が美しく見えるよ
私はまだ弱い小鳥
水晶を探すために旅に出た

終わりは何時来るのか?
諦めたよ 何もかも全部
君を守るため
水晶よ 私を 贄にして――
(彼の夢を 叶えて……)

彼女は1000年後の今も水晶の中で笑顔だった。
最終更新:2007年05月09日 03:26