僕は番犬 作詞/54スレ36


気がつけば一人だった
雨を防ぐ術さえ知らずに
ただ一人凍えていた
過去の優しさを心の底で求めていた

気がつけば暖かかった
ダンボールの感触とは違っていて
あなたが気づいてくれた
この喜びをどうやって表現しようかな

誰かのために生きるのが使命だと
僕はそう思っているから
僕のような苦しみをあなたが感じてほしくないから

そうさ 僕は番犬
大切なものをこれ以上失いたくないから
いつも側にいたい
あなたの一瞬の笑顔が僕に勇気をくれる

大切な人に吠えたときは
あなたに叱られたけれど
その人の前では幸せそうだったから
嫉妬していただけだったのかもしれない

雨の降りしきる日も風の強い日も
もう恐れることはない
でもなぜか苦しいんだ こんなに幸せなのに

そうさ 僕は番犬
怪しい奴の前では狼のように牙をむく
誰にも負けない
たとえ深く傷ついても僕は立ち直ってみせる

目の前が見えなくなってきて
愛してもらえなくなるのを悟った
でももう何も心配することなんてないよ
この一生に意味を見出せたから

そうさ 僕は番犬
大切なものをこれ以上失いたくないから
いつも側にいたい
あなたの一瞬の笑顔が僕に勇気をくれる
最終更新:2007年04月25日 10:41