8月 作詞/にゅる


手の中にある林檎飴 あやすようにくるり、回す
君は無邪気に笑って見せた 浴衣の花が仄かに揺れる

線香花火が散る頃に 君はやっと眠れるんだね
忘れじのあの夏の日は こんな月の綺麗すぎた夜に

重なる手と小さな手 一つは冷たくもう一つは温かく
指切りを交わした時に 聞こえなくなった 「さよなら」

儚げに散る線香花火 僕を写したその姿
窓際の風鈴と風車 あの日からこの窓辺には
風が吹かないから

音源

最終更新:2007年07月07日 17:32