透明少女 作詞/にゅる


僕の言葉は粉末剤 吹きかけると消え、水にすぐ溶けた
目に写るものを否定した時 透明な君が目に写った

あまりに不公平な世界の中 君は気にもせず笑っている
きっと君は僕の脳内 僕が生み出した悲しい姿

ビルの隙間に消えようとしたあの日
透明な君の声だけがやたらと胸に響いて

no titleのままで固まったコンポは 吐き出せない音をたちまちに掻き消した
まるで僕を写したみたいだ 見えなくなればいいのに
悲しい時はいつものように 無理をして笑ってみたよ
頬を撫でる温かみのない手 君は透明少女

無表情な笑顔で君は僕を見つめる
いつか君も消えてしまうなら、その時は僕も笑えるのかな
最終更新:2007年04月14日 04:51