戦場カメラマンの憂鬱 作詞/43スレ290


渦巻く砂塵 道なき道を 地雷踏んだらサヨウナラ
飛び交う銃弾 耳元かすめ へまを踏んだらサヨウナラ

レンズの向こう 黒煙 立ち昇る
つぶらな瞳 そのままに 時を止めた少年
赤子抱えて 逃げ惑う 乳の出ない母親
野原も街も 踏みしだかれて 灰色に染まる
すべて 焼き付けて ほら こんなにも

温(ぬる)い空気が 心蝕む 酒が切れたらサヨウナラ
行き交う人波 退屈な日々 金が切れたらサヨウナラ

レンズ抱えて あくびを かみ殺す
うつろな瞳 沈み込む 重い体呆然
借金抱えて 逃げ惑う うだつ上がらぬ毎日
命のやり取り 痺れるような スリル求めてる
平和 振り捨てて ほら こんなにも

渦巻く砂塵 道なき道を 地雷踏んだらサヨウナラ
飛び交う銃弾 耳元かすめ へまを踏んだらサヨウナラ


以前職業がカメラマンのときに作った。
知り合いのおっさんは「どこかで戦争がおこらないかな」が口癖だった。
最終更新:2007年03月26日 20:55