用語集(五十音)


あ行

アクーラ隊

  • オンラインモードのミッションCO-OP Miamiでのみ登場する、アンドレイ・マルコフが率いるPAK-FA 4機編成部隊。全機がマルコフと同じシャークマウスを描き入れ、同レベルの戦闘機動を繰り広げる強力な部隊。DFMが一瞬で解除されてしまうほど。<<大変だジャン・ルイ!敵は全員シャークマウス付きだ!>>

アメリカ合衆国

  • 主人公ウィリアム・ビショップたちの母国。ミッション中にも作戦空域として、フロリダ州とワシントンD.C.が登場する。
  • ノースロップ・グラマン、ボーイング、ロッキード・マーティンといった航空機メーカーを擁しており、空軍ではF-35A(本作では未収録)、F-22、F-15、F-16等多数の機種を運用している。F-4Eも無人標的機等として活用されている。海軍ではF/A-18、海兵隊ではF-35B、F/A-18、AV-8B等を運用中。
  • 大規模な軍隊を持つ軍事大国。本作にはアメリカ空軍所属の部隊として、主人公ビショップが所属するウォーウルフ隊、タイガー隊、ダガー隊、コヨーテ隊、ブレード隊、セイバー隊、バイパー7が登場する。陸軍からはシューター隊、ノーマッド隊、ジェリコ隊、海軍からはSEALs、そして沿岸警備隊6595が登場する。

アラブ首長国連邦

  • 中東の国家。首都ドバイが本作のミッション06 Power Playで作戦空域となる。
  • また空軍ではF-16E/FとMirage2000を運用しており、本作のF-16FのColor1がアラブ首長国連邦空軍の塗装となっている。
  • ドバイはエースコンバットX2、エースコンバット インフィニティでも作戦空域となっている。東京都と共にエースコンバット現実世界3部作皆勤賞。

アンタレス

  • エースコンバットX2 ジョイントアサルト主人公機。マーティネズ・セキュリティー社M42飛行中隊第2飛行隊アンタレス 隊長機。
  • エースコンバットシリーズで初めて現実世界を舞台にした作品の主人公。多国籍治安維持軍IUPFに編入され、東京、ドバイ、ロンドン、サンフランシスコといった各国都市を救った。「砂漠の赤サソリ」と敵兵から恐れられた。
  • 本作ではF-22 Color5がアンタレス塗装。PMCらしく、1,000,000ポイントという膨大な額を稼ぐ事でようやく解放できる。アンタレスを雇うのは決して安くない。

アンドレイ・マルコフ

  • 40歳 男性 ロシア出身。元ロシア空軍大佐であり、ロシア連邦英雄勲章(Герой Российской Федерации)を授与された事もある人物。
  • 搭乗機にシャークマウス(鮫の口の絵柄)を描き入れる事から、「Акула(アクーラ:ロシア語で鮫の意味)」と呼ばれる。キャンペーン中はHUD表示も一貫してMarkov(マルコフ)だが、CO-OPのMiamiではコールサインAkula1(アクーラ1)を用いており、アクーラ隊を率いている。搭乗機はSu-35、PAK-FA。いずれもColor3がアクーラ塗装となっている。
  • ボスニア紛争当時、セルビア人勢力側にロシア空軍から秘密裏に派遣されていた。この時、セルビア人女性クリスタ・ヨスラフと出会い、命令違反の極秘結婚をしてしまう。その後、NATO主導によるボスニア・ヘルツェゴビナ空爆作戦「デリバリット・フォース作戦」で妻クリスタを失う。それ以来、彼はアメリカ合衆国を異常なまでに憎むようになる。
  • 暗号回線にまで侵入して面識のないビショップ中佐に執着するが、これはロシアの英雄だった自分とイラクで英雄と呼ばれたビショップを対比させていたのかもしれない。
  • ロシア帝国時代の数学者に、同姓同名の「アンドレイ・マルコフ」氏が実在した。彼が恐らく本作のマルコフの名前のモデルであろう。

イラク共和国

  • 中東の国家。ビショップについて「イラクでは英雄だった」という言及がされる。おそらくイラク戦争で活躍したのだと思われる。
  • イラク空軍ではF-16、Su-25等が運用されている。

イラク戦争

  • 2003年3月20日–2011年12月15日の間、実際に起きていた現実の戦争。アメリカ合衆国が主体となる有志連合と、湾岸戦争終結後の武装解除に従わなかった(とされている)イラクとの間で勃発した。
  • 戦火の元を辿ってゆくと湾岸戦争、イラン・イラク戦争、イスラム革命と遡る事になり、歴史の授業が始まってしまう。それほど禍根は根深い。
  • 本作ではビショップがこの戦争で活躍し、英雄と呼ばれたとされている。
  • 本作と前日譚「THE LAST ACE」のシナリオライター ジム・デフェリス氏が参加した「アメリカン・スナイパー」もイラク戦争が舞台。アメリカ海軍NAVY SEALs伝説のスナイパー クリス・カイル氏を描いた作品。

イワン・スタグレイショフ

  • ロシア空軍将軍。ビッグベア隊隊長でもあり、コールサインはBigbear1(ビッグベア1)。搭乗機はMiG-29。NATOとロシア軍の共同作戦に難色を示している。

ウィリアム・ビショップ

  • 37歳 男性 アメリカ合衆国カリフォルニア州出身。アメリカ空軍中佐。現在は国連のタスクフォース108に所属し、ウォーウルフ隊の隊長を務める。本作の主人公。TACネームはBrass(ブラス)。コールサインはWarwolf1(ウォーウルフ1)。
  • イラク戦争にも従軍したらしく、英雄と言われるほどの戦果を上げた。その後、本作の前日譚に当たるkindle小説「THE LAST ACE」では試作機のテストパイロットを務めていた。
  • 主人公であるため搭乗機はプレイヤーが選択できるが、パッケージではF-22に搭乗している。本作DLCでも次回作「エースコンバット インフィニティ」でも彼の搭乗機はF-22に設定されているようだ。
  • 故郷のカリフォルニア州は本作に登場しないが、前作「エースコンバット X2 ジョイントアサルト」では最終ミッションの舞台としてカリフォルニア州サンフランシスコが登場する。ビショップにとってアンタレスは故郷を救った恩人かもしれない。
  • 第一次世界大戦時代のイギリス空軍パイロットに同姓同名の「ウィリアム・ビショップ」氏がいる。恐らく名前の由来であろう。

ウォーウルフ隊

  • ウィリアム・ビショップ、ホセ・グディエレスが所属するアメリカ空軍の部隊。連合軍のタスクフォース108に組み込まれている。
  • エースコンバット5の前半主人公部隊が第108戦術戦闘飛行隊サンド島分遣隊ウォードッグである事から、ウォーウルフは同隊のセルフオマージュであるとみられる。

エジプト・アラブ共和国

  • アフリカ東部の国家。通称エジプト。本作でスエズ運河がミッション07 Lock and Loadの作戦空域として登場する。
  • 前作エースコンバットX2でも砂漠地帯が作戦空域として登場した。アンタレスが「砂漠の赤サソリ」と呼ばれるきっかけとなったミッション。
  • エジプト空軍ではF-16、Mirage2000、MiG-21、AH-64、UH-60を運用している。

エースコンバット

  • 本作を含むフライトシューティングゲームシリーズ。ACE COMBATの項を参照。

オンライン

  • メインメニュー内の項目の一つで、PSNもしくはXBOX Live等に接続して、プレイヤー同士で対戦したり、他のプレイヤーと協力してミッションに挑戦できるモード。もちろんWindows Steam版でも可能。ただし、3機種ともネットワーク回線が異なるため、同一機種でしか通信できない。

か行

カウンターマニューバ

  • 素早い宙返りで後ろに付いた敵との位置を入れ替えるテクニック。DFM中に敵との距離を縮め、機体を水平にするとL2+R2で発動できる。
  • 機体や状況によってモーションが異なり、「クルビット」「バレルロール」「コブラ」の3タイプが存在する。
  • 敵も使ってくるため注意。ただし爆撃機やミサイルなどは当然使ってこない。
  • 敵が使う場合、使われる瞬間にL2+R2でこれを防止しつつ反撃できる。初心者のうちは余裕がないかもしれないが、慣れてきたら使うようにするとかなり楽に敵を落とせるようになる。

ガッツ

  • ホセ・グディエレスを参照。

河森正治

  • ASF-X 震電Ⅱ、VF-1 バルキリーのデザイナー。本作には彼のデザインした架空支援戦闘機ASF-Xが登場する他、彼がデザインしたVF-1バルキリーを模したカラーリングがF-14Dのカラーとして登場する。
  • マクロスシリーズの可変戦闘機や、ガンダム試作1号機ゼフィランサス/フルバーニアン、ガンダム試作2号機サイサリスをデザインしている。
  • 航空機のデザインにおいて「困った時は前進翼」としており、本作のASF-Xの他、マクロスシリーズでもYF-19、YF-29、VF-31といった前進翼機を多く考案している。

カルース

  • アフリカ東部、連合軍アフリカ基地の付近にある架空の地名。周辺には油田施設と礫砂漠地帯が存在する。ミッション02 Inferno、05 Blue on Blueの作戦空域。

ガンシップ

  • 局地制圧を目的に、輸送機をベースに武装を施した大型軍用機。本作ではAC-130U スプーキーが使用可能。複数の砲座を備え、目標上空を旋回しながら、地上の歩兵や先頭車両を攻撃できる。
  • 本作では砲撃手として対地攻撃を受け持つ。
  • 120mm砲、40mm砲、25mm機銃の三種類を搭載。各武器を用途に合わせて切り替えながら攻撃しなければならないため、意外と忙しい。
  • なお、ベース機となった輸送機C-130 ハーキュリーズは航空自衛隊でも運用されている。AC-130U Color2が自衛隊機塗装となっている。

黄色の13

  • エースコンバット04のライバル。エルジア空軍第156戦術戦闘航空団アクィラ 隊長機。コールサイン Yellow13(イエロー13)。
  • エルジア空軍のエース部隊である黄色中隊を率いた敵軍のパイロット。隊長の黄色の13、副隊長で隊長と恋仲の黄色の4、それに当日隊長が選んだ3人が搭乗するSu-37 5機で編成されていた。エルジア空軍のエースとしてISAFと激戦を繰り広げた。
  • 当初、本作には影も形もなかったが、有料追加DLCとしてSu-37が配信開始。実在機塗装と並んでColor3に黄色の13塗装が収録された。エースコンバット6ではSu-33を代役としてあてがわれていたが、本作では本来の搭乗機を取り戻した。

キャンペーン

  • メインメニュー内の項目の一つで、ストーリーに沿ってミッションをクリアしていくモード。
  • ストーリー展開によって主役となるキャラクターや搭乗可能機体が変化する。
  • フリーミッションと異なり、全クリアするまではポイントは一切入らず、ランク判定も行われない。

キューバ共和国

  • 南アメリカの国家。フロリダ州の南に位置する。本作ではマイアミに現れたNRF軍勢力の潜伏場所について、ガッツが「キューバじゃないな」と予想する。
  • かつてはアメリカの傀儡政権であるフルヘンシオ・バティスタ政権の下、アメリカと親密な関係を築いていた。しかし1953年7月26日にチェ・ゲバラ、フィデル・カストロらによって起こされたキューバ革命以降、関係は悪化。ピッグス湾事件やキューバ危機といった問題を引き起こした。その後は関係改善し、本作の舞台設定に当たる2015年に国交を回復している。
  • そのため反米勢力の潜伏先の候補として疑われたのだが、キューバ空軍はMiG-29、MiG-21を運用している。Su-35が駐機していたら流石にバレるだろうか。
  • 葉巻たばこの名産地として知られる。ちなみにガッツのおじさんが作るのは手巻きの紙巻きたばこ。

巨大ホテル

  • PS3のトロフィー、Xbox360の実績「チェックイン」を解除するためにくぐらされる巨大ホテル。アラブ首長国連邦ドバイにあるアトランティス・ザ・パームの事。

クリスタ・ヨスラフ

  • セルビア人女性。アンドレイ・マルコフと極秘結婚した妻。NATO主導で行われたボスニア空爆作戦でアメリカ空軍の爆撃により死亡する。
  • アクーラとの決戦時に流れる専用BGMのタイトルも「Mrs. Krista Yoslav」。彼が最期まで妻への愛と、彼女を奪った国への復讐に突き動かされていた事がわかる。

攻撃機

  • 地上目標や艦船への対地/対艦攻撃を主任務とした軍用機。低速飛行時の安定性と対地攻撃力に優れ、特殊兵装として空対地ミサイルや爆弾を搭載できる。任務内容は爆撃機と共通するが、機体サイズや兵器積載量で分けられているようだ。
  • 本作ではASMのみ可能で、DFMやカウンターマニューバはできない。首都攻防戦やドミネーションではつい忘れがちなので注意。
  • 前作X2では機動力が低く不遇な存在であったが、本作では何と対艦攻撃の1ミッションでしか使えない。さらにCO-OPでは使うことすらできない。哀れ。
  • しかも本作に登場する攻撃機のうち、純粋な攻撃機はA-10AとF-117、Su-25TMのみ。残り半分のSu-34、F-2A、Tornado GR.4は、本来なら空戦も可能なはずのマルチロール機である…
  • 一方で、コツを掴めば首都攻防戦では他の機種より短時間に多くのポイントを稼ぐ事が可能。味方と連携して拠点を破壊しまくろう。

攻撃ヘリ

  • 地上目標への対地攻撃を主任務とした軍用ヘリコプター。低高度での空対地戦に特化し、ホバリングやストレイフなど、攻撃ヘリならではの飛行挙動をとれる。
  • 本作ではAH-64D アパッチ ロングボウ、Mi-24 ハインド、Ka-50 ホーカム(DLC)が使用できる。
  • 当然戦闘機より脆く、RPGなどは一発だけでも致命的打撃になる。常に動きながら攻撃し、場合によってはコマンド回避も使って確実に攻撃を回避していこう。
  • ミサイルは機銃で撃ち落とせる。

黒海

  • ロシア、ルーマニア等が面している縁海。本作ミッション10 Hostile Fleetの作戦空域となる。攻撃機の数少ない見せ場であり、SEALs、スペツナズが共闘するという何気に胸熱な展開の舞台。
  • 本作の架空機CFA-44について、1980年代にルーマニアの黒海付近で初めて原型機が発見されたという設定がある。

コールサイン

  • 無線での呼び名。ビショップならウォーウルフ1、イリッチならレッドムーン1と呼ばれる。
  • 部隊名と何番機かで決まる。これとは別に個人を示すTACネームという物もある。
  • オンラインでは解放したコールサインに切り替える事が可能。歴代シリーズのコールサインも登場する。

さ行

サイファー

  • エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー主人公機のTACネーム。ウスティオ空軍第6航空師団第66戦闘飛行隊ガルム 隊長機。コールサイン Galm1(ガルム1)。
  • ベルカ戦争でベルカ公国が定めた絶対戦略防衛空域エリアB7R、通称「円卓」で多大な戦火を上げ、「円卓の鬼神」の異名を得た。代表的な搭乗機はF-15C。エースコンバット6、X2ではF-15Eが代役として用意されていたが、本作では久々にF-15Cの塗装として登場。Color4にサイファー塗装が収録された。相棒のピクシーはColor5。

ジャニス・リール

  • 34歳 女性 アメリカ合衆国ワシントン州出身。アメリカ空軍少佐。爆撃機のパイロットで、本作ではAC-130U スプーキー、B-1 ランサー、B-2 スピリットに搭乗する。コールサインはAC-130U搭乗時はSpooky1(スプーキー1)、爆撃機搭乗時はRazor1(レイザー1)。
  • AC-130Uではパイロットを担当。爆撃機ミッションではプレイヤーキャラクターとなる。
  • 彼女の故郷ワシントン州は最終盤に登場する。
  • ガッツとは軽口を叩きあう姉妹のような仲。なんだかんだビショップともいい感じ。

シューター隊

  • ディーレイが隊長を務める、AH-64D アパッチ ロングボウ部隊。

シュトリゴン隊

  • エースコンバット6のライバル部隊。エストバキア連邦中央軍管区空軍370航空連隊第009戦術飛行隊シュトリゴン。
  • エストバキア空軍のエース部隊。アイガイオン級重巡航管制機の艦載機部隊であり、このため艦載機を運用している。
  • 搭乗機はSu-33、CFA-44。本作Su-33 Color4、CFA-44 Color3がシュトリゴンリーダー塗装となっている。

スエズ運河

地中海と紅海を結ぶ運河。エジプトが管理している。本作でミッション07 Lock and Loadの作戦空域となる。

ストレイフ

  • 攻撃ヘリ搭乗時、目標を注視した状態で、目標を中心に移動すること。

スペツナズ

  • Спецназ、ロシア語で「特殊部隊」を意味する。本作で黒海のミッションに「ゾイアー1」のコールサインで登場する。
  • アメリカ海軍のSEALs等と違い、特定の部隊を示す言葉ではないため、スペツナズと呼ばれる部隊はロシア軍内外に複数存在する。本作に登場したのは恐らくロシア軍の情報機関に存在するスペツナズだと思われる。
  • なお、コールサインのЗоя (ゾイアー)とは女性の人名であり、英語だとZOE(ゾーイ)となる。同名のAIがエースコンバット2、エースコンバット3Dに登場するが、恐らく偶然であろう。

セルゲイ・イリッチ

  • ロシア空軍少佐。レッドムーン隊の隊長。コールサイン Redmoon1(レッドムーン1)。搭乗機はMiG-29、PAK-FA。
  • かつてアンドレイ・マルコフと共に飛んだ仲。
  • レッドムーン隊脱退後は当然ながらレッドムーン1ではなく、単にIllich(イリッチ)というコールサインを用いる。
  • イリッチ少佐が乗るMiG-29はColor3。PAK-FAはシャークマウスの無い実機の試作2号機塗装そのものであり、プレイヤーが使用できる機体カラーには収録されていない。

戦闘機

  • 航空機との空中戦を主任務とした軍用機。機動性能と対空性能に優れ、特殊兵装として空対空ミサイルを搭載できる。
  • 本作ではDFMとカウンターマニューバが可能で、ASMはできない。
  • 現実の戦闘機では、現在はある程度対地戦闘も可能なよう設計されるのが普通。F-22も本来は対地爆撃が可能であり、実際に行われている。

た行

ダグ・ロビンソン

  • 43歳 男性 アメリカ合衆国ニューヨーク州出身。アメリカ陸軍大尉。AH-64D アパッチ ロングボウで編成されたヘリ部隊シューター隊の隊長。コールサインはShooter1(シューター1)。TACネームはD-Ray(ディーレイ)。MH-60 ブラックホークのノーマッド隊も含めて指揮をしている。
  • ヘリミッションでのプレイヤーキャラクター。
  • 彼の故郷は本作中には登場しない。エースコンバットシリーズ全体でもニューヨークが登場したことは無い。

多用途ヘリ

  • 特殊部隊や強襲作戦に用いる軍用ヘリコプター。本作ではMH-60 ブラックホークのみが登場する。兵員を輸送するだけではなく、機体側面の窓に設置された機銃で支援攻撃を行う。
  • 本作で搭乗時は機銃手(ドアガンナー)となり、機銃による射撃を受け持つ。
  • ハインドも打ち落とせるよ!がんばれ!!

タリズマン

  • エースコンバット6 解放への戦火 主人公のTACネーム。エメリア共和国空軍東部防空軍第8航空団第28飛行隊ガルーダ 隊長機。コールサイン Garuda1(ガルーダ1)。
  • エメリア-エストバキア戦争を戦い抜いたエースパイロット。作品パッケージでの搭乗機はF-15E。アメリカ空軍の実機塗装と同じ塗装に黄色のフィンバンドを描いただけという地味な塗装だが、本作F-15E Color4にちゃんと収録されている。CFA-44 Color1もタリズマン塗装。ライバルのエストバキア空軍シュトリゴン隊も収録されている。
  • ガルーダ隊はタリズマンと2番機シャムロックの2機編隊。ガルム隊と違い、機体塗装は機体番号以外に違いはなく、シャムロックの搭乗機もプレイヤーが変更できる。

デルベント

  • ロシア連邦ダゲスタン共和国の都市。ロシア最南端の都市である。本作ミッション08 Pipelineの作戦空域。
  • UNESCOの世界遺産に登録されている。

ドアガンナー

  • ノーマッド隊に所属する、MH-60 ブラックホークの機関銃手。ドアガンナーミッションのプレイヤーキャラクター。
  • ミッション最序盤でトリニティの爆発に巻き込まれ、重傷を負う。その後のミッションに登場するドアガンナーが同一人物かは不明。
  • プレイヤーキャラクターの中で、唯一名前や素顔などがハッキリしていないかわいそうなキャラクター。

ドバイ

  • アラブ首長国連邦の首都。本作ミッション06 Power Playで作戦空域として登場する。
  • 世界一高いタワー「ブルジュ・ハリファ」や巨大人工島「パーム・ジュメイラ」、そこに立地するホテル「アトランティス・ザ・パーム」が有名。アトランティス・ザ・パームのゲートを潜ると、PS3ではトロフィー、Xbox360では実績「チェックイン」が解除できる。
  • これらの建造物から見て取れるように、景気が大変よろしい。

トリニティ

  • 本作の架空兵器。アフリカ、ロシアの反政府勢力が開発した新型火薬の名称。
  • 1945年7月16日にアメリカ合衆国ニューメキシコ州で行われた、人類初の核実験「トリニティ実験」が名前の元ネタかと思われる。この実験で使われた物と同型の核爆弾が、同年8月9日に長崎に投下されている。
  • PAK-FAが装備できるトリニティ弾頭ミサイルがEW1という名前の特殊兵装で登場した。キャンペーン中は一貫してこれもトリニティと呼ばれている。
  • ロシア語で命名しなかったのは、アメリカへの皮肉だろうか…

な行

ナショナル空港

  • ミッション Akulaで最後に着陸を誘導される実在の空港。正式名称「ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港」。地元では実際にナショナル空港と呼ばれている。
  • 普段はアメリカ軍が利用している基地ではない。

ノーマッド隊

  • ドアガンナーが所属するMH-60 ブラックホーク部隊。

は行

爆撃機

  • 遠方にある敵施設への爆撃を主任務とした大型軍用機。大量の爆弾を搭載しているため機動性能が低く、敵機への対抗手段を持たない。敵施設攻撃ではASMを用いる。
  • 本作と次回作インフィニティではB-1 ランサー、B-2スピリットの2機種が操縦できる。
  • 敵機としてはTu-95、Tu-160の2機種が登場。三角マークが表示されるエンジン部分に機銃を当てて素早く撃破しよう。
  • 敵機を攻撃する手段は持たないが、フレアは搭載されている。また、爆撃機の醍醐味である大量火力による絨毯爆撃が可能。

ピエール・ラポワント

  • 58歳 男性 フランス人。フランス空軍将軍。連合軍部隊の指揮官。
  • 連合軍で数少ないアメリカ軍以外からアサインされている人物。彼の他にはフランス空軍のリオン隊しかいないため、本作の連合軍は実質アメリカ軍+フランス軍少々、という編成に見えてしまっている。

ピクシー

  • エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォーの僚機。ウスティオ空軍第6航空師団第66戦闘飛行隊ガルム 2番機。コールサイン Galm2(ガルム2)。本名 ラリー・フォルク。
  • 片翼が欠落したF-15Cで帰還に成功した逸話を持ち、「片羽の妖精」の異名を持つ。またそれを示すように、左主翼を赤く塗った機体塗装が特徴。搭乗機はF-15C、ADFX-02(本作未収録の架空機)。
  • 本作のF-15C Color5にピクシー塗装が収録されている。

ビッグベア隊

  • イワン・スタグレイショフ将軍が隊長を務めるMiG-29部隊。機体塗装はColor1と同様。

フォーカス

  • キャンペーンやフリーミッション中、画面に△もしくはYボタンのアイコンが表示され、アイコン消滅前にボタンを押すと特定の対象に注視される。
  • なお、アイコンの周囲が赤い場合、フォーカスに失敗するとミッション失敗となる。

ブラトノイ

  • ロシア内に発生した犯罪集団。ロシア語で「Блатной」、ならず者の意味。

フランカー

  • Flanker。Su-27、およびそれをベースとしたロシア製戦闘機にNATOが名付けたNATOコードネーム。アメリカンフットボールのポジション名が由来。
  • 本作ではSu-27 Flanker-B、Su-33 Flanker-D、Su-37 Flanker-E2、Su-35 Flanker-Eの4機種がプレイヤー機や敵機として登場するが、ビショップがフランカーと呼ぶのはマイアミに出現したSu-35部隊。
  • Su-34もSu-27をベースに開発された機体だが、こちらはフルバック(Fullback)という別のNATOコードネームがつけられている。同じくアメフトのポジション名。

フリーミッション

  • メインメニュー内の項目の一つで、キャンペーンでクリアしたミッションを個別にプレイするモード。
  • キャンペーンと異なり、スキルを使用したり、ミッションごとにポイント獲得することが可能。

プレイヤーアーカイブ

  • メインメニュー内の項目の一つで、戦績や搭乗した機体、ミッション中に保存したリプレイなどを確認することができる。

フロリダ州

  • アメリカ合衆国の州の一つ。南東に位置し、東を大西洋、西をメキシコ湾に面し、南にキューバ共和国がある。
  • 本作ではマイアミと沿岸地域がミッション01 Nightmare、14 Home Front、15 Hurricaneの作戦空域として登場する。また、ガッツの出身地でもある。
  • 観光地として大変人気。ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートやユニバーサル・オーランド・リゾートがある。巨大化したディズニーリゾートと巨大化したUSJが両方あると例えればどれだけすごいリゾート地かわかるだろうか。

ベールイ基地

  • ロシアにあるという設定の架空の空軍基地。本作ミッション09 Siegeの作戦空域。
  • Белый(ベールイ)とはロシア語で「白」の意味であり、地名としてはロシア連邦トヴェリ州に実在する。また、ロシア語の文法通りであれば「ベラヤ基地」となるのが正しく、こちらもモスクワに近いロシア連邦イルクーツク州に実在する。恐らくこのどちらか、あるいは両方がモデルであろう。
  • 英語にすると「ホワイトベース」である。これは機動戦士ガンダムに登場する宇宙艦であり、BGMがガンダムの異名と同じ「White Devil(白い悪魔)」である事と合わせて、海外ではガンダムのオマージュではと囁かれている。そんな事を言っていたらガンダム試作1号機、試作2号機のデザイナーとコラボもしてしまった。(河森正治を参照。)

ボスニア空爆作戦

  • 1995年8月30日-9月20日の間、現実に実行されたNATOによるボスニア・ヘルツェゴヴィナ空爆作戦。正式名称デリバリット・フォース作戦。
  • ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争において、セルビア人勢力が市民38人を巻き添えにした攻撃を行った。これに対する報復措置として、アメリカ軍が多数を占めるNATO軍がセルビア人勢力に対し大規模な空爆作戦を行った。それがデリバリット・フォース作戦である。
  • 結果、これによってボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争は終結した。しかし武力による解決が本当に正しかったのか、議論は尽きない。
  • マルコフの妻クリスタ・ヨスラフは本作戦によって死亡したという設定となっている。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

  • 東ヨーロッパの共和制国家。クリスタ・ヨスラフが亡くなった国。
  • 1992年に、国内のセルビア人による反対を無視する形でボシュニャク人、クロアチア人が国民投票でユーゴスラビアからの独立を行った。この民族対立がボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を引き起こした。

ホセ・グディエレス

  • 32歳 男性 アメリカ合衆国フロリダ州出身。アメリカ空軍大尉。ウォーウルフ隊2番機。TACネームは「ガッツ(Guts)」。
  • F-15ドライバーで、教官の経験もある。「エースコンバット インフィニティ」ではデルベントで特攻した、ガッツ仕様のF-15Eが配信されている。
  • 作中ではデルベントのF-15E特攻とマイアミでのF-22被弾が印象的。特にマイアミのシーンはエースコンバットゼロのアヴァロンダム上空でガルム2がガルム1の目前で被弾するシーンのセルフオマージュとなっているため、シリーズファンは驚いた事だろう。
  • 故郷のフロリダ州が終盤でミッションの舞台となる。

ま行

マイアミ

  • アメリカ合衆国フロリダ州に存在する都市。本作のミッション01 Nightmare、14 Home Frontで作戦空域となる。

マルチロール機

  • 複数の任務をひとつの機体で遂行可能な多用途軍用機。戦闘機と攻撃機の両方の特徴を併せ持ち、さまざまなタイプの特殊兵装を搭載できる。
  • 本作でも戦闘機と攻撃機の特徴を併せ持ち、DFMおよびASM、カウンターマニューバがすべて使用可能。
  • 現実には、現在では1機種を多くの任務に対応させる事が普通であり、本作登場機のほとんどは実際にはマルチロール機である。F-22の初任務は爆弾による爆撃だし、F-2は支援戦闘機という名の通り空戦もこなせる。ゲームバランス的に無理矢理区分けせざるを得なかったという感じである。(だとしてもF-2で空戦ができないのは無理矢理過ぎるが…)

ミグ

  • ロシアの航空機メーカーMiG、およびその前身である旧ソ連のミコヤン グレヴィッチ記念設計局、それらが開発した航空機の呼び名。詳しくはMiGの項を参照。
  • ガッツが「ミグ野郎」と呼称する。

メビウス1

  • エースコンバット04 シャッタードスカイズ/エースコンバット5 アーケードモード オペレーション・カティーナ主人公。ISAF空軍第118戦術航空隊メビウス 隊長。
  • 本作F-22 Color4にメビウス1の塗装が収録されている。
  • ユージア大陸東端のノースポイント基地に所属し、大陸のほぼ全土をエルジアの支配下に置かれた絶望的状況から徐々に戦況を変えていった。部隊章を見た敵兵から「リボン付きの死神」と恐れられ、最終ミッションでは味方を鼓舞する意味も含めて8機編隊の「メビウス中隊」として再編成。F-22 4機、Typhoon2機、Rafale M2機の8機編隊の部隊として生まれ変わる。敵兵からは<<大変だジャン・ルイ!敵は全員リボン付きだ!>>というパニクった無線が飛んだ。
  • エースコンバット7 VRモードではISAFが解体され、IUN軍PKF(IUN-PKF,IUPF)に転属している。IUPFとはエースコンバットX2に登場した多国籍治安維持軍IUPFと同名であり、セルフオマージュである。
  • ライバルのエルジア空軍黄色中隊は本作では搭乗機Su-37も塗装も収録されていなかったが、有料追加DLCとして機体共々出演を果たした。

モガ・ア・ディーユ

  • アフリカ東部にあるとされる架空の都市。ミッション04 Spookyの作戦空域。アルファベット表記はMogadiyuであり、恐らくソマリア連邦共和国の首都モガディシュ(Mogadishu)がモデル。
  • モガディシュはソマリア内戦で1993年に発生した「モガディシュの戦闘」の舞台となった都市であり、MH-60ブラックホーク2機(スーパー61,64)が落とされた事で有名。「ブラックホーク・ダウン」として映画化もしている。映画と本作はBGMや開幕の演出が酷似しており、恐らく本作のミッション自体もこのモガディシュの戦闘をオマージュした物である。

モスクワ

  • ロシア連邦モスクワ州にあるロシア連邦の首都。本作ミッション12 Motherland、13 Aftermathで作戦空域になる。スホーイ、MiGの本社が置かれている都市でもある。
  • モスクワでは大規模な航空ショーを開催しており、かつてはPAK-FA、Su-35といった最新鋭機やSu-47のような実験機も展示飛行したことがある。
  • 次回作のインフィニティでも作戦空域として登場。蝶使いが出現した都市の一つ。

や行


ら行

ラーズグリーズ隊

  • エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー後半主人公部隊。
  • オーシア連邦、ユークトバニア共和国連邦の2大大国(現実世界におけるアメリカ合衆国とロシア連邦がモデル)を巻き込んだベルカ事変において、前半主人公ウォードッグ隊が全機撃墜・死亡が確認されたのと前後して現れた所属不明機。「ラーズグリーズの亡霊」と呼ばれ、恐れられた。
  • 5ではF-14Aが説明書やセーブデータアイコンでの搭乗機だったが、本作では登場しないためF-14DのColor5にラーズグリーズ塗装が収録されている。F-14AとF-14Dではそれぞれ異なるラーズグリーズ隊塗装が用意されている。機体番号016はプレイヤーが操作する隊長機のナンバー。
  • 非常に人気の高い機体塗装であり、エースコンバット6では原作5以来初めて全機体にラーズグリーズ塗装が配信された。なんと6初登場の架空機であるCFA-44までも例外ではない。
  • 本作では一転、メビウス1、ガルーダ1と違い、原作のパッケージ機体が収録されない上にライバル部隊も収録されていない、少々不憫なヤツ。

リオン隊

  • フランス空軍所属のMirage2000-5部隊。作中唯一のアメリカ軍でもロシア軍でもない部隊。
  • 大した見せ場も無いまま、ビッグベア隊に撃墜されてしまう。不憫。

リプレイ

  • キャンペーンやフリーミッションにてポーズ画面で「リプレイ保存」を選択すると、ある程度前から直前までのリプレイを保存できる。
  • ミッションやプレイ状況により、保存できる時間は異なり、戦闘機/マルチロール機/攻撃機以外のミッションでは選択不可能。

レッドムーン隊

  • セルゲイ・イリッチが隊長を務めるロシア空軍のMiG-29部隊。部隊エンブレムにはロシア語で「Красная луна(クラースナヤ・ルーナ=赤い月=レッドムーン)」と書かれている。レッドムーンはNATO共同作戦用の英語名称なのだろうか?

ロシア連邦

  • ユーラシア大陸に実在する巨大国家。アメリカ合衆国と対を成す2大大国と呼ばれる事もある。
  • 本作ではロシア空軍、陸軍とスペツナズが登場する。空軍ではSu-27、MiG-29、MiG-31、Su-35、PAK-FA等を運用中。海軍ではSu-33を運用中。本作では空軍からレッドムーン隊、ビッグベア隊、モーラト隊、ヴァローナ隊、サヴァー隊、陸軍からリガ隊、オサー隊、ルーク隊、その他チェレーニ隊、スペツナズが登場する。また、アンドレイ・マルコフも元ロシア空軍所属。
  • ブラトノイ、NRFといった架空の反政府組織が出現し、本作の敵対勢力となる。
  • 作戦空域としてはベールイ基地、デルベント、モスクワの3箇所が登場する。また、黒海に面した国でもある。
  • 航空機メーカーのスホーイ、MiGがあるのもロシアのモスクワである。インフィニティでは物語の鍵となるヴェルナー・ノア・エンタープライゼス社があるのもロシア国内。
  • アメリカとは旧ソ連時代から米ソ冷戦を続けてきた仮想敵国であり、アメリカ製のフィクションではよく悪役にされている。が、本作では敵役を輩出していながらも正規軍は味方なため、一概に悪役とも言えない。

わ行

ワシントンD.C.

  • アメリカ合衆国の首都。大統領邸宅ホワイトハウスが存在する。ミッション16 Akulaの作戦空域であり、本作決戦の舞台。
  • また、ジャニス・リールの出身地でもある。

英字(A~Z)

ACE COMBAT

  • 本作を含むフライトシューティングゲームシリーズ。
  • 1995年6月30日に発売されたACE COMBATからシリーズがスタートした。長らく「ストレンジ・リアル」という架空の世界を舞台としてきたシリーズ。
  • 現実世界を舞台にした作品は前作X2に続いて本作が2作目。小説THE LAST ACE、小説イカロス・イン・ザ・スカイ、インフィニティを含めて計5作品があるが、すべての世界観が繋がっているかは不明。THE LAST ACEのみは本作の前日譚であり、明確に繋がりがある。(ただし販売終了している…)
  • 2011年10月13日にACE COMBAT ASSAULT HORIZON(本作)が発売。国内では11作目、海外限定販売作品も含めると12作目となる。
  • なお、本作の舞台は2015年。

ASM(エアストライク・モード)

  • マルチロール機/攻撃機搭乗時において、地上に激突しにくい状態で低空飛行しながら、地上目標を連続して攻撃できるモード。
  • 機銃のオーバーヒートがなくなり、兵装のリロードも速くなる。
  • ただし首都攻防戦を除き、基本1ミッションで用意されたルートに各1回ずつしか入れず、敵機にDFMを仕掛けられると強制解除されてしまうため注意。
  • オンラインマッチではスキル「グローバルASM」を装備することで、どの対地目標に対しても自由自在にASMを発動する事が可能となる。

Attacker

  • 攻撃機の意味。攻撃機を参照。
  • アメリカ軍では対地攻撃に用いられる機体にAナンバーを付けて識別している。A-10、AV-8B、AC-130、AH-64など。

DFM(ドッグファイト・モード)

  • 戦闘機/マルチロール機の搭乗時において、接近した敵機に仕掛けることで、敵機を至近距離で追いかけながら攻撃できるモード。
  • TGT-LEADはこのモードでしか撃墜できない。通常TGTはこのモードでなくとも撃墜できるため、このモードに持ち込むかは判断次第である。
  • 爆撃機相手にも仕掛けられるが、ヘリ相手には仕掛けられない。

EW1

  • Experimental Wepon 1。試作兵器1の意味。トリニティ弾頭ミサイル。
  • 本作に登場する架空兵装。PAK-FAが装備できる特殊兵装。当然現実のSu-57 PAK FAにはこんな装備はない。(はず。)
  • 作中では弾頭に火薬名と同じくトリニティと呼ばれている。
  • インフィニティではアクーラ仕様特別機のT-50 PAK FAのみ、MPBM(Multi-Purpose Burst Missile:多用途炸裂弾頭ミサイル)を装備できる。EW1の代役ということか。

Fighter

  • 戦闘機の意味。戦闘機を参照。
  • アメリカ軍では戦闘機にFナンバーを付けて識別している。また、NATOでは東側陣営の戦闘機にはFから始まるNATOコードネームを付けている。(Su-35 Flanker-E、MiG-29 Fulcrum、Su-47 Firkin等)

HALO降下

  • High Altitude Low Opening。高高度降下低高度開傘の事。
  • 通常の軍事作戦で使う言葉ではあるが、エースコンバット04ではISAF所属の味方部隊として「ヘイロー(HALO)隊」が登場する。これを意識したファンサービスの可能性も…?

ISAF

  • Independent States Allied Forces。エースコンバット04の主人公メビウス1が所属する独立国家連合軍。
  • 架空の大陸 ユージア大陸の国家が編成した連合軍。エルジア共和国と第一次大陸戦争を繰り広げる。その後、エースコンバット5 アーケードモードでは放棄した武装勢力 自由エルジア軍の鎮圧も行っている。エースコンバット7 VRモードの時代には解体されている。
  • 本作F-22 Color4がメビウス1の塗装となっている。機種と尾翼にISAFと書かれている。

MiG

  • 公共株式会社 ロシア航空機製作会社MiG。ロシア連邦の航空機メーカー。
  • 旧ソ連のA・I・ミコヤンとM・I・グレヴィッチ記念設計局が前身。ソ連崩壊に伴い公開株式会社 ロシア航空機製作会社MiGとなり、2014年の法改正で現在の名称となった。2019年に同グループ企業のスホーイと合併を予定されている。
  • 本社、及びその前身が開発した航空機の事も「ミグ」と呼ばれることがある。
  • 本作ではMiG-21bis、MiG-29A、MiG-31(敵機)の3機種が登場する。

MiG-31 Foxhound

  • 旧ソ連のミコヤン グレヴィッチ記念設計局で開発された迎撃戦闘機。本作では敵機としてのみ登場する。
  • エースコンバットシリーズでは5、ゼロ、X、X2でプレイヤー機として登場してきたためファンも多い。6、本作、インフィニティと敵機のみの登場だったが、インフィニティではアップデートでMiG-31Bという強化型が登場した。

Multirole

  • 多用途機の意味。マルチロール機を参照。

NATO

  • 北大西洋条約機構。北アメリカとヨーロッパとで結ばれた軍事同盟。本作ではアメリカ軍とフランス軍がNATO軍として登場する。
  • いわゆる「西側」「アメリカ陣営」と言い換えて差し支えない。NATOと、ソ連側の旧ワルシャワ条約機構との間で敵対関係を様していた。
  • 2002年5月にNATOロシア理事会が結成された。そのため、仮想敵国のはずのロシアはNATO凖加盟国として扱われるという、微妙な関係となっている。
  • 本作の機体塗装に登場する軍としてはチェコも加盟国。日本は加盟していないが、個別に協力関係を結んでいる。その他、スウェーデンでもNATO加盟を求める声が広がっている。

NATOコードネーム

  • NATOが東側の機体に対して命名する便宜上の機体名。原則として戦闘機はファイターのF、ヘリコプターはHから始まる。
  • Su-27、Su-33、Su-35等のフランカー、MiG-29のファルクラム、MiG-21のフィッシュベッド、Mi-24のハインドなど。
  • ロシアや中国からすれば他所の国に勝手につけられる名前だが、フランカーなどは有名だからか、他国への輸出宣伝時にちゃっかり名前が使われていたりもする。
  • 架空機のCFA-44にも、Fandance(ファンダンス)というNATOコードネームが存在するという裏設定がある。

NOE(ナップ・オブ・ジ・アース)

  • Nap-of-the-Earthの略で、「地形追随飛行」「匍匐飛行」と訳される航空用語。
地表すれすれを飛ぶことによって敵のレーダー網を掻い潜る航法であり、キャンペーンの爆撃機ミッションでプレイヤーも行うことになる。
高空を飛ぶ際と比べて被発見率を抑えられるのが利点だが、操縦を誤ると地上の障害物や海上に接触して墜落してしまうリスクも伴う。
低空で目標に忍び寄る攻撃ヘリコプターや攻撃機のパイロットなら、マスターしておくと役に立つだろう。

NRF

  • New Russian Federation。新ロシア連邦。ロシア軍の一部部隊が一斉蜂起した反政府勢力という設定。イワン・スタグレイショフ将軍が指揮している。
Su-35、Su-33等、ロシア正規軍と同等の装備、練度を保有している。

PAK-FA

  • ロシアの最新鋭ステルス多用途戦闘機。Перспективный Авиационный Комплекс Фронтовой Авиации(戦術空軍向け将来戦闘複合体)を略してПАК ФАといい、これのアルファベット表記がPAK FAとなる。通常は-(ハイフン)は入らない。
  • 本作発売時(2011年10月13日)は試作機段階であり、まだ2機しか飛行しておらず、名称もPAK FA、あるいはT-50と呼ばれていた。本作ではPAK-FA、インフィニティではT-50 PAK FAの名義が用いられている。その後、2017年8月にSu-57という正式名称が発表され、以降は各メディアもこれに統一した。
  • 本作の舞台である2015年では、現実には試作5号機までの計5機が飛行している。偶然にも本作に登場する機体数もアクーラ隊の4機とイリッチ機の1機で計5機である。何たる偶然。
  • 最終的には12機の試作機が作られる予定。

PJ

  • Pararescue Jumper。アメリカ空軍で墜落機の救済などを請け負う衛生兵部隊。本作プロローグでトリニティによってブラックホークが墜落した際に出撃した。
  • エースコンバットゼロにはウスティオ空軍所属の味方機として、パトリック・ジェームズという人物が本名を縮めて「PJ」というTACネームを用いている。これもファンサービスかも?

SEALs

  • アメリカ海軍の実在する特殊部隊。本作では「ハンマー1」のコールサインで複数のミッションに登場する。
  • 本作のシナリオライター ジム・デフェリス氏が実在のSEALsを描いた小説「アメリカン・スナイパー」の共著者を務めている。

Su-27 Flanker-B

  • 旧ソ連のスホーイ設計局が開発した戦闘機。本作で敵機としてのみ登場する機体。
  • 本作のSu-33、Su-37、Su-35は本機をベースに開発された。
  • ロシア語ではЖуравлик(ジュラーブリク)という愛称で呼ばれる。鶴の意味。
  • エースコンバットシリーズでは5、ゼロ、X、X2でプレイヤー機として登場してきたためファンも多い。6、本作、インフィニティと敵機のみの登場だったが、インフィニティではアップデートでプレイヤー機に昇格した。
  • ゼロ、本作、インフィニティで敵機として登場したカラーリングは、インドネシア空軍向け輸出型のSu-27SKMを、ロシア国内でデモンストレーションするために1機のみ製造されたデモ機の塗装。これと同様の塗装がPAK-FA Color2に収録されている。

Su-37 Terminator

  • ロシアのスホーイが開発した試作戦闘機。本作のPS3/Xbox360版で有料追加ダウンロードコンテンツとして販売された。
  • NATOコードネームはFlanker-E2(フランカーE2)。Terminator(ロシア語読みでチェルミナートル、英語読みでターミネーター)はSu-27のЖуравлик(ジュラーブリク)と同じ国内での愛称だが、何故か本機とSu-47だけNATOコードネームではなく本国の呼び名で登場する。
  • Su-27をベースにカナード等を装備した強化型機の旧Su-35の試作11号機、試作12号機を元に、推力偏向ノズル等を装備した強化試験機。本機は正式採用されずに試作機のみで終わったが、得られた飛行試験データをベースに本作に登場した新Su-35が開発されている。
  • 2機の試作機のみで終わった現実と異なり、エースコンバットシリーズでは量産されているようで、過去作では敵機として多く登場する。04の黄色中隊、ゼロのゲルプ隊など、Su-37で編成されたエース部隊も登場した。

Su-35 Flanker-E

  • 本作でシリーズ初登場したロシアのスホーイ製戦闘機。本来はマルチロール機だが、本作を始めエースコンバットシリーズでは戦闘機として扱われている。
  • Su-35はややこしい事に、全く違う(それでいて無関係でもない)2機種に使い回されている名前である。本作では後発の新Su-35が登場しているが、過去のエースコンバットシリーズには旧Su-35も同名で登場しているため、事情に詳しくないシリーズファンを混乱させる原因となっている。エースコンバット2、04、5に登場したSu-35は旧Su-35である。エースコンバット2ではパッケージに描かれた代表的な機体であり、5ではSu-35に搭乗するオヴニル隊というエース部隊も登場した。
  • 旧Su-35の実機塗装だけは本作でもSu-47 Color1、Su-33 Color2、Su-37 Color2、Su-34 Color2の塗装として使われている。
  • 旧Su-35は試作機12機と量産機3機が製造され、試作11号機、12号機はさらに強化され推力偏向エンジンを装備したSu-37 フランカーE2へと改良された。Su-35、Su-37共に採用はされずに、飛行試験に使用された。そこで得られたデータが後の機体開発に活用され、こうして開発されたのが本作に登場する新Su-35とPAK FAである。詳しくはSu-37の項を参照。
  • カナード翼はなくなっているが、Su-37から推力偏向エンジンを受け継いでいる。
  • 本機はロシア空軍に正式採用され、量産型はSu-35Sと呼ばれている。また中国人民解放軍空軍にも輸出された。

TACネーム

  • 部隊とは別に、個人に割り当てられるコールサイン。
  • 例えばホセ・グディエレスのコールサインはウォーウルフ2だが、それとは別にガッツというTACネームを持っている。ビショップも小説「THE LAST ACE」ではブラスというTACネームを使用していた。
  • エースコンバットシリーズではアクーラのように、コールサインかTACネームかわからない人物や、アンタレスのように部隊のコールサインとTACネームが同じにされている不便な人物、グラーバクのように自身のTACネームを部隊のコールサインに転用した面倒極まりない人物などもいる。

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最終更新:2019年01月06日 19:43
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