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いつも、最初に雪に気づくのは結だった。

「雪の音がする。」

教室の窓をあけて、手のひらで雪を受け止めて笑った。

「ほら、見て」

雪がつもった帰り道、結はすごくはしゃいでいた。

寄り道しようよ。 と言って真っ白な公園にどんどんはいっていく。

手のひらにのるぐらいの、小さな雪だるまをつくってみたり

髪についた雪を舐めてみたり。

走ったり、

笑ったり

寒がったり。

ココアの缶で暖めた両手でほほを包むと、結は、「暖かい」といって微笑んだ。








  「雪が降ると、あ、今年も神様からのご褒美が降ってくるって、思うんだよ。」










愛しい冬の日の記憶